TOHO animationがアーティストとクリ
エイターコラボの短編アニメ制作 「
BUMP OF CHICKEN」×loundrawなどラ
インナップ発表

 今年で設立10周年を迎えた東宝のアニメレーベルが実施中の「TOHO animation 10周年プロジェクト」の一環として、23年春から「TOHO animation ミュージックフィルムズ」の展開が決定した。
 「TOHO animation ミュージックフィルムズ」は、多彩なアニメクリエイターとアーティストがコラボして5つの完全新作ショートアニメを制作する特別企画。アニメと音楽を融合させ、楽曲のみのミュージックビデオから、セリフを織り交ぜたドラマ作品まで、さまざまな演出を凝らして音楽とアニメの世界が楽しめるものとなっている。
 監督とアーティストのラインナップも公開されており、劇場短編アニメ「サマーゴースト」のloundrawとロックバンド「BUMP OF CHICKEN」がタッグを組み、loundraw監督が設立したFLAT STUDIOが「天体観測」を制作する。「進撃の巨人」の荒木哲郎監督と「SawanoHiroyuki[nZk]:Hata Motohiro」は書き下ろし楽曲「COLORs」を手掛け、キャラクターデザインは「キズナイーバー」の米山舞、アニメーション制作はWIT STUDIOが行う。
 このほか、短編アニメ「高野交差点」の伊藤瑞希監督と3人組ユニット「変態紳士クラブ」による書き下ろし楽曲「蝉」、「ぼっち・ざ・ろっく!」で原画を手がけるちなが監督として、ロックバンド「クリープハイプ」、TOHO animation STUDIOと組んで書き下ろし楽曲「凛と」を制作。「ペンギン・ハイウェイ」の作画監督などを担当した石舘波子は、4ピースポップロックバンドの「緑黄色社会」とともに、書き下ろし楽曲(タイトル未定)を制作する。これら5つの作品は、23年春からTOHO animationチャンネルで順次公開される。

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