10-FEET「第ゼロ感」が名作のエンディングに!歌詞に込められた意味は?

10-FEET「第ゼロ感」が名作のエンディングに!歌詞に込められた意味は?

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ィングに!歌詞に込められた意味は?

映画「THE FIRST SLAM DUNK」のEDを考察

2022年11月、スリーピースバンド『10-FEET』が新曲をリリースしました。
その名も『第ゼロ感』。
人の五感に通ずる何かを感じさせるタイトルですね。
▲10-FEET - 『第ゼロ感』【OfficialAudioMoive】
ちなみにこの曲は人気漫画『SLAM DUNK』の劇場版『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌として書き下ろされた作品。
本人たちは「エンドロールが終わるまでが映画だという思いで製作したので、最後の一音まで映画館で楽しんでほしい」というコメントを残しています。
歌詞にはどんな意味が込められているのか、さっそく考察していきましょう。
第ゼロ感 歌詞 「10-FEET」
https://utaten.com/lyric/ym22111101
冒頭では獣の様子が描かれていますが、これはおそらく夢をえるため、獣のように闘志をむき出しにしている主人公の様子でしょう。
「最後になる気がした」というフレーズからは、並々ならぬ決意を感じます。
第ゼロ感 歌詞 「10-FEET」
https://utaten.com/lyric/ym22111101
続く歌詞からも、主人公が夢を追っている様子がわかります。
どうやら「遠い星の少年」と夢を叶える約束をしているようですね。
一体誰なのでしょうか?
具体的には語られていませんが、遠い星=かなり距離があるということを踏まえると、過去の自分を意味していると考察できそうです。
並々ならぬ決意の主人公
第ゼロ感 歌詞 「10-FEET」
https://utaten.com/lyric/ym22111101
続く歌詞でも「これが最後になる」という予感を背負い、戦い続ける主人公の様子が歌われています。
ちなみに「手負」とは、傷を負うこと。
つまり「手負の夢」という言葉は一度破れた夢、もしくは誰かに否定された夢を意味するのかもしれませんね。
第ゼロ感 歌詞 「10-FEET」
https://utaten.com/lyric/ym22111101
ここで気になるのは「あの場所」という歌詞。
どうやら主人公には明確に目指している場所があるようです。
そしてそこに向かって加速している様子が描かれていることから、主人公は夢に向かって順調に進み続けられていることがわかりますね。
抽象的な歌詞が多いものの、楽曲の主人公と同じように夢を追っている人にはグッとくるものがあるのではないでしょうか?
バスケを思わせる単語に注目!
楽曲の後半はスラムダンクのテーマであるバスケを思わせる単語が散見されます。
第ゼロ感 歌詞 「10-FEET」
https://utaten.com/lyric/ym22111101
「swish」とは、「ヒュッ」という音を表す英単語。
それを踏まえると「swish da 着火 you」は、闘志を燃やしながら素早く動く様子を表しているのかもしれません。
続く歌詞の「dribble=ドリブル」「trapper=トラッパー」はバスケに関連する単語です。
さりげなくアニメとリンクしているのが面白いポイントですね。
第ゼロ感 歌詞 「10-FEET」
https://utaten.com/lyric/ym22111101
「coyote」の和訳はコヨーテという動物や「醜い女」など諸説ありますが、音やパスを盗んだという歌詞からすると「ペテン師」が一番しっくりくるかもしれません。
第ゼロ感 歌詞 「10-FEET」
https://utaten.com/lyric/ym22111101
続くフレーズの「penetrator」は「侵入者」という意味。
「Buzz up」に「侵入を許す」という意味があることを考えると、何者かが侵入してきた様子を表しているのでしょうか?
ちなみに「Heat check」はバスケの難しいシュートを決めることを指す言葉です。
これらを踏まえると、まるで侵入者のように素早く機敏な動きでゴールを決める=目的を達成する様子を描いているのかもしれませんね。
第ゼロ感 歌詞 「10-FEET」
https://utaten.com/lyric/ym22111101
最後の一行は何を表しているのでしょう?
「ドンイハビ」は「don’ t it have it(=持ってない)」とも解釈できそうですが、真相はわかりません。
みなさんはどう思うか、自分の考察を楽しんでくださいね。
スラムダンク好きは必聴!
以上、10-FEETの新曲『第ゼロ感』について解説しました。
前半部分は夢を追う主人公の様子、後半部分は実際に行動に出ている様子を描いているのかもしれませんね。
バスケに詳しい方やスラダン好きなら、また違った考察もできるかもしれません。
ぜひ楽曲を聴きながら色々考えてみてくださいね。
ちなみに、映画のオープニング主題歌はロックバンド「The Birthday」が担当しています。
こちらも必聴です!

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