邦題が素晴らしい!と思う映画タイト
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 幅広い年齢層に楽しまれている海外映画。実は日本語タイトルが原作と異なることがあるということをご存知ですか? 原作のタイトルを直訳するとシンプルになりすぎる場合もあり、公開される際に映画の内容を表現しつつ、より日本人に受け入れやすいものに変更することもあるのです。そこで今回は、「邦題が素晴らしい!」と感じる映画タイトルについて探ってみました。
1位:アナと雪の女王(原題:FROZEN/凍る)
2位:天使にラブソングを(原題:sister`s act/修道女の行動)
3位:風と共にに去りぬ(原題:Gone with the Wind/風と共に散ってしまえ)
4位:スタンドバイミー(原題:The Body/死体)
5位:ダイ・ハード(原題:Une journee en enfer/何事もいつまでも続くものではない)
 1位は《アナと雪の女王(原題:FROZEN/凍る)》でした。今や日本で社会現象になっていると言っても過言でない通称“アナ雪”で知られる『アナと雪の女王』。原作のタイトルはなんと『FROZEN』。直訳すると“凍る”です。直訳した原題だけだとどのような内容なのか見当もつかないところ、邦題を『アナと雪の女王』としたことで大きくタイトルイメージが変わりますよね。ひょっとするとタイトルが“凍る”だとここまで人気が出なかったかも? 2位は《天使にラブソングを(原題:sister act/修道女の行動)》でした。修道院で巻き起こる数々の事件や騒動を面白おかしく描いたコメディー作。原作のタイトルは『sister act』。直訳すると“修道女の行動”です。直訳してしまうと映画のコミカルさがイマイチ伝わりませんよね。『天使にラブソングを』というタイトルに変更したことで、観る人に心温まる映画だということを暗にイメージさせることができました。3位は《風と共にに去りぬ(原題:Gone with the Wind/風と共に散ってしまえ)》でした。愛や憎しみ、南北戦争に翻弄されながらも、力強く生きてゆく大富豪の令嬢スカーレット・オハラの生き様を描いた作品である『Gone with the Wind』。直訳の“散ってしまえ”を“去りぬ=去ってしまった…”とすることで、より哀愁と気品を感じるタイトルとなりました。
 このように、原作タイトルの直訳と邦題が大きく異なるものも多く存在します。そのどれもが映画の内容を表現しつつ、より人々の興味を引きつけるものへとパワーアップしています。映画館やレンタルショップでは、原作タイトルと邦題を照らし合わせて見るという楽しみ方もできそうですね。

調査方法:アイブリッジ株式会社(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2014年7月18日~2014年7月23日
有効回答者数:500名(男性:250名 女性:250名)

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