ずっと真夜中でいいのに。のアニメ『
チェンソーマン』エンディングテーマ
、The 1975のニューアルバムなど『N
ew Music Wednesday [Music+Talk Ed
ition]』今週注目の新作12曲を紹介

毎週水曜日に更新! 話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。SPICEでは、同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードや、Spotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。今週は、TVアニメ『チェンソーマン』エンディングテーマのずっと真夜中でいいのに。がカバーに。ほかにも水曜日のカンパネラMrs. GREEN APPLEROTH BART BARONなど続々とリリース! さらにドレスコーズやThe 1975のニューアルバムなど、新作12曲を紹介! また紹介アーティストが出演するライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
ずっと真夜中でいいのに。「残機」
ずっと真夜中でいいのに。の新曲「残機」がリリースになりました。先週の『New Music Wednesday』にリストインしていたVaundyの「CHAINSAW BLOOD」と同じくTVアニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマとして使われています。『チェンソーマン』のエンディングテーマは週替わりで様々なアーティストが担当、他にもEve、Aimer、女王蜂、TK from 凛として時雨PEOPLE 1、マキシマムザホルモンらが決定しています。オープニングテーマの米津玄師の「KICK BACK」はリリース後、日本人アーティストとして初めてSpotifyグローバルチャートのトップ50にランクインするなど、日本のみならず海外でも話題になっています。(日本人アーティストのトップ50入りは過去にRina Sawayama、Jojiなどもいますが、日本で活動している日本人アーティストでは初めて)
今作は、先月リリースされた、映画『雨を告げる漂流団地』の主題歌&挿入歌にもなっていた「消えてしまいそうです」「夏枯れ」に続き、今年4曲目のリリースで、直近のずとまよの楽曲にはなかった、ハイスピードBPMに乗せた疾走感溢れる楽曲となっています。来年1月には東京・国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブも決定しています。
水曜日のカンパネラ「ティンカーベル」
水曜日のカンパネラの新曲「ティンカーベル」がリリースになりました。2021年9月に歌唱担当のコムアイが脱退し、2代目として詩羽が新メンバーに加入、5月には初のEP「ネオン」をリリースしました。EPに収録されている「エジソン」はTikTokを中心に大ブレイクし、Spotifyでも1800万回を超える再生回数を記録する2022年を代表する曲となっています。(コムアイさんという絶対的なフロントマンからバトンを受けた2代目という非常に難しい役を、完璧にやっていますよね。この「エジソン」で完全に水カンのイメージを自分のものとした感があります)
今作はそのEP「ネオン」以来となる新曲で、「ティンカーベル」と、アニメ『魔入りました!入間くん』のエンディングとして書き下ろされた「鍋奉行」の両A面シングルです。ケンモチヒデフミは「鍋奉行」について「悪魔は普段どんな料理を作っているのだろう?と想像して、魔界のクッキンソングを作った」とコメント。また、元々原作漫画の読者だったという詩羽は「今回のお話がアーティストとしてそして1ファンとしてすごくうれしかった」と話しています。YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』にも登場しており、アカペラで始まる構成で「エジソン」を披露しています。日本のエレクトロミュージックの最先端に立つアーティストを特集するプレイリスト『Electropolis』のカバーも飾っています。
Mrs. GREEN APPLE「Soranji」
Mrs. GREEN APPLEの新曲「Soranji」がリリースになりました。Mrs. GREEN APPLEは、3月18日(金)に「ニュー・マイ・ノーマル」の配信とMV公開によりフェーズ2を開幕し活動を再開。5月24日に配信がスタートし、7月8日にリリースされたミニアルバム『Unity』にも収録されている「ダンスホール」がBillboard JAPANチャートにおけるストリーミングの累計再生回数1億回を自身最速で突破、Adoに提供した「私は最強 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」も大ヒットするなど話題を振り撒いています。今作は12月9日(金)に公開予定の映画『ラーゲリより愛を込めて』の主題歌として使われています。今回はデジタルでの先行配信ですが、11月9日にはCDが発売予定でそこでは「私は最強 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」のセルフカバーverも収録予定です。Spotifyでは日本のバラードを集めたプレイリスト『メランコリー-Ballads in Blue-』のカバーも飾っています。
The 1975「Oh Caroline」
The 1975のニューアルバム『Being Funny In A Foreign Language』がリリースとなりました。2020年リリースのアルバム『​​Notes on a Conditional Form』以来となる2年ぶり5枚目のスタジオアルバムですアルバムを通して11曲43分32秒という長さは、最初から最後まで通して聴いてもらうことを意図したそうで、過去最短となります。
同作はテイラー・スウィフトとの作業などでも知られる人気プロデューサー、ジャック・アントノフが共同プロデューサーとして参加しており、他にもジャパニーズ・ブレックファストのミシェル・ザウナーやレーベルメイトのベンジャミン・フランシス・レフトウィッチらも参加しています。LCDサウンドシステムの「All My Friends」に影響を受けていると考えられるオープニングの「The 1975」、バンドの王道サウンドとも言える「Happiness」や「I’ m In Love With You」、80’ sフレーバー漂う「Looking For Somebody (To Love)」、「Oh Caroline」、フォークロックの「Part Of The Band」、クリスマスソング「Wintering」、カーリー・ホルトを迎えた男女混声ボーカルの「About You」など様々な曲が収録されています。Pithforkが8.0、NMEが4つ星の評価をつけるなど、多くの海外メディアで高評価を獲得。The 1975はデビューアルバムから4作連続でUKチャート1位を獲得しており、記録を伸ばせるかが注目されます。11月からアメリカで同作のリリースツアーをスタートさせ、来年2023年には2016年以来となる単独来日公演も決定しています。
ROTH BART BARON「月に吠える(feat. 中村佳穂)」
ROTH BART BARONの新曲「月に吠える (feat. 中村佳穂)」がリリースになりました。8月7日にバンド史上最大規模の会場となる東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で開催されたROTH BART BARONの主催イベント「BEAR NIGHT3」で初披露された楽曲で、中村佳穂がフィーチャーされています。ROTH BART BARONと中村佳穂の楽曲での共演は初です。11月9日には通算7枚目のオリジナルアルバム『HOWL』がリリース予定で今作はアルバムからの先行トラックとなります。
ドレスコーズ「ラストナイト」
ドレスコーズのニューアルバム『戀愛大全』がリリースになりました。今作には以前この番組でも紹介してリスナーからの反響も大きかった「聖者」、そして「エロイーズ」や「やりすぎた天使」などの先行配信シングルを含む全~~曲が収録されてます。アルバムは「架空の短編映画」のサウンドトラックというテーマのもと制作されており、10の物語、それぞれの主人公に訪れるそれぞれの夏が描かれたものとなっています。アルバムジャケットは先行シングルのジャケットも手がけた漫画家不吉霊二が担当、『New Music Wednesay』には「ラストナイト」がリストインしています。Spotifyでは日本のインディーシーンの注目曲と最新曲を集めたプレイリスト『Edge!』のカバーも飾っています。
THE BAWDIES「​GET OUT OF MY WAY」
THE BAWDIESの新曲「GET OUT OF MY WAY」がリリースになりました。今作はROYがボーカルの「GET OUT OF MY WAY」とTAXMANがボーカルの「LIES」のダブルA面シングルで、『New Music Wednesday』には「GET OUT OF MY WAY」がリストインしています。THE BAWDIESは11月に誕生日を迎えるMARCYとTAXMANがメインとなるツアー『BIRTH OF THE REBELS TOUR ~MARCYの復讐・TAXMANの逆襲~』を11月に開催することを発表しており、MARCYの誕生日である11月8日東京公演と、MARCYの故郷である11月20日(日)福岡公演ではMARCYがセットリストを決め、TAXMANの誕生日である11月21日大阪公演と、ツアー・ファイナルの11月23日(水)名古屋公演ではTAXMANがセットリストを決めることが発表されています。Spotifyではプレイリスト『Big in Japan』のカバーも飾っています。
Chara「A・O・U」
Charaの新曲「A・O・U」がリリースになりました。 1991年9 ⽉にシングル「Heaven」でデビューし、今年はデビュー30周年イヤーとして様々な活動をしてきたChara。今作はその30周年を締めくくるシングルとなります。ドラマー/プロデューサーのmabanuaがサウンドプロデュースを担当しています。Charaは2011年のアルバム『Dark Candy』で、活動初期のmabanuaを迎え全10曲中7曲で共同作業をするなど以前から交流があります。「永久凍土の中に眠っていた約3万年前の植物の花が咲いた」というニュースにインスパイアされて制作された楽曲です。もう一方の収録曲「面影」では、サウンドプロデューサーに大橋トリオを迎えています。
kiki vivi lily「ロマンス」
kiki vivi lilyの「ロマンス」がリリースになりました。今作は原田知世が1997年にリリースした楽曲のカバーで、11月2日(水)にリリースされる原田知世が今年でデビュー40周年を迎えたことを記念して制作された初のオフィシャルカバーアルバム『ToMoYo covers~原田知世オフィシャル・カバー・アルバム』からの先行配信楽曲です。「ロマンス」は1997年にリリースされ、当時日本で流行していた渋谷系ムーヴメントを代表するナンバーにもなった楽曲。MELRAWやLAGHEADSのメンバーで構成されるk.v.l Bandによるトラックに、唯一無二のウィスパー・ヴォイスと趣向を凝らしたコーラスワークが乗る、軽やかでフレッシュなカバーになっています。アルバムには他にも藤原さくら中納良恵EGO-WRAPPIN')、橋本絵莉子indigo la Endキセルなど豪華なアーティストが参加予定で、ジャケットのイラストは、デビュー当時からのファンとして知られるマンガ家のとり・みきが描き下ろしています。Spotifyではプレイリスト『Authentic Covers』のカバーも飾っています。
秋山璃月「ピント」
秋山璃月の新曲「ピント」がリリースになりました。Spotifyが選ぶ2022年に飛躍が期待されるアーティスト10組『RADAR: Early Noise 2022』に選出されており、この『Spotify New Music Wednesday M+T Edition』でもよくピックアップしているアーティストです。「ガラスが割れた!!」、「向こうから」、「エールを送るよ」に続く、四ヶ月連続配信の最後を飾る楽曲で、メランコリーで、緩急のある楽曲です。日本のシンガーソングライターの楽曲を特集するプレイリスト『ブルーにこんがらがって』のカバーも飾っています。
ao「余所見」
aoの新曲「余所見」がリリースになりました。秋山璃月と同じく『RADAR: Early Noise 2022』に選出されている高校1年のシンガーソングライターao、2ヶ月連続リリースの第一弾としてリリースされています。作詞作曲だけでなく編曲にも関わっており、マリンバの音が印象的な楽曲に仕上がっています。Spotifyではプレイリスト『RADAR:Early Noise』のカバーも飾っています。2017年に日本でスタートした『RADAR: Early Noise』は、Spotifyがその年に注目する次世代アーティストを年初に発表し、同名のプレイリストなどを通じて、耳の早い音楽ファンにいち早く紹介するアーティストサポートプログラムで、ショーケースライブ「Spotify Early Noise Night」も定期的に開催しています。今ではトップアーティストへと飛躍を遂げた、あいみょんSTUTSCHAI向井太一などもこれまでに出演しています。11月25日(金)には東京・Spotify O-EASTで、(sic)boy、tonun、 ao、Teleの4組が出演する、2年半ぶりとなる『Spotify Early Noise Night #14 』が開催されることも発表されています。
SPENSR「ALL MY LOVE」
SPENSRの新曲「ALL MY LOVE」がリリースになりました。作詞作曲、ヴォーカル、トラックメイク、楽曲演奏、さらには映像制作までもこなす、カズキ_ウツミによるソロ・プロジェクトです。この番組でピックアップしたVivaOlaとの「Draw Me」など、今年は3ヶ月連続コラボ楽曲を皮切りに、シングルのリリースを重ねてきたSPENSR、今作は2022年5曲目のシングルとなります。自身に多大な影響を与えているフューチャー・ファンクをベースにした、SPENSRの原点ともいえる楽曲となっています。日本の現行のソウルミュージックを特集するプレイリスト『Soul Music Japan』のカバーも飾っています。
文=竹内琢也、Y.SHOGO

『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……
毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、メッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!

SPICE

SPICE(スパイス)は、音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、映画、アートのニュースやレポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着