【楽器人 × music UP's】
SPECIAL FEATURE
「俺の楽器・私の愛機」#04

“音楽を聴くだけなんてもったいない”という思いを胸に、楽器の総合情報ポータルサイトを目指す新メディア『楽器人(Gakki Beat)』。「俺の楽器・私の愛機」のコーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集中! 本記事では応募いただいた投稿から3つの楽器をピックアップし、編集部のコメントとともにご紹介。

【俺の楽器・私の愛機】
1069「おじいさんのベース」

【Greco RB-700】
(北見市 やけぼっくい 39歳)

先日、高校1年の娘が突然「バンドをやることになったからベースを教えて」と言ってきました。「弾いたことないし、教えてやれないなあ」と言いながら、昔、父に貰ったベースをことを思い出しました。リッケンバッカー4001のコピーモデル、GrecoのRB-700というやつで、当たり前ですがかなりの年代物(シリアルNoから1977年製)だと判明しました。そこで思ったんです。娘が自分の親よりも年上のベースを携えてライブをする。叩き売られ誰にも見向きもされなかったオンボロに、数十年ぶりに息を吹き込む。そう考えると楽しいなあ、ロマンがあるなあと。

やる気スイッチが入った私はYouTubeを参考にしながらサビを落とし磨きあげ弦を張り替え、一応ちゃんと音も出るようになりました。あとは娘にきちんと練習を頑張ってもらって、ライブを楽しみに待つだけです。

1061「高校時代からの憧れのギター」

【ESP メタリカ カークハメットモデル】
(北日本 メタリカン メタリカ第二世代)

高校時代、楽器店で奥まった高額ブースにあった憧れのESPメタリカモデル。自分では一生手にすることはできないだろうと、見ているだけでも幸せなギターを二十代後半で何とか購入しました。ESPショップで購入した時の興奮は今でも忘れない記憶です。

カークのサウンドはこれでないと出ないんだなぁと弾いてみて納得。ちなみに、ジェームズの憧れも抑えられず、ギブソンのエクスプローラーも購入。自宅にもコレクションボックスを作り収納しています。これからも、ギターに見合うよう練習して弾き倒します!

899「世界で1本だけのレスポール
通称TATOO」

【Gibson Les Paul Standard】
(千葉県 Mark Stonehill 66歳)

20数年前に御茶ノ水のイシバシ楽器で購入したギターです。詳細は不明ですが、個人の手作りの1本のようです。シリアル・ナンバーから推察するに70~72年製のLes Paul Standardかと思います。ネック材は3ピース・メイプル。トップ材を剥がし、彫刻を施したトップ材を張り直したようですし、バインディングはベッコウになっています。

パーツはゴージャス感を出すため(?)ゴールドにこだわってます。ペグはグローバー製。木製エスカッション。ボディのサイドにも彫り物がしてあります。クラプトンのサイケなペイント・ギターと比べ、やはり“和”のテイストの細かい細工は日本人らしいですね!

OKMusic編集部

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