The Soap Girls、土屋アンナ

The Soap Girls、土屋アンナ

The Soap Girls、
来日ツアーを開催中!
土屋アンナとの対談を公開

出来る限り先入観を持たずに生きたい

土屋アンナ

土屋アンナ

The Soap Girls

The Soap Girls

ミリー:アンナさんと話していると元気になるし、自分達を信じてきて良かったって思える。

ミー:何が起こっても、それが将来的に意味のあるものになるんだと思っているの。心が折れることもあるかもしれないけど、自分が信じていることを貫いていけば、そこにいつか意味が出てくるんだと思うの。

土屋アンナ:間違いない。間違いないよ。その通り。すごい。めっちゃ頭いいじゃん!

ミー:あははは。ありがとう。

ミリー:女性は頭いいんだよ!

土屋アンナ:いやぁ〜。そうでもないよ(笑)。たま〜に、は?っていう人も居るからね(笑)。

ミリー:あははは。そうね。そこは男性・女性じゃないのかも。みんな平等だったりするのかもね。でも、たしかに、男性を喜ばせるだけしか考えていない女性もいたりするから、同じ女性でも考えが合わないことはあるでしょ。でも、ちゃんと自分を持って、自分らしく生きていれば、頭が良くなると思う。そこは男女ではなく人間という括りなんだと思う。本当に力の差はあるけど、考えや表現に差はないからね。

土屋アンナ:そうだね。やっぱり、平等とはいえ、男女は違う生き物でもあるからね。女性は子供を産めるけど、男性は子供を産めないって違いはある訳だからさ。女性は結婚して子供を産むと、どうしても自分の自由を奪われてしまったり、“いいママじゃなきゃいけない”ってところが出てきちゃうんだけど、音楽を通じて私は、いやいや、そうじゃないよ、って伝えたいの。ママになっても1人の女性として、人間として尊重されるべきだと私は思うの。旦那さんになる男性は、“子供のママ”を求める前に“1人の人間”であることを忘れないで欲しいと思うの。一緒に努力してあげて欲しいし、お互いをリスペクトする関係性であって欲しいなって思う。なかなか日本はまだそういう感覚が無いからね〜。

ミリー:お互いがリスペクト出来る関係性は本当に素敵ですね。

ミー:言葉が違っても、感じることは同じなんですね。

土屋アンナ:そうだね。不思議だね。でも、こんなに通じ合える相手と話せたのは本当に嬉しいことだなぁ。それに、更にこうやって対談するだけじゃなく、お互いの音で勝負出来るって最高じゃない!? 

ミリー&ミー:本当ですね!

ミリー:お母さんになった時点で、“お母さん”という人種にされてしまう風潮がある様に思うから、そういうのが無くなればいいのにって思う。

土屋アンナ:いや、本当にそうなんだって!

ミリー:差別とかイジメとか本当に許せない。虐待する人とかも本当に許せない。本当に生理的に受け付けない。それは自由とは違うから。でも、人間ってとても不思議で、先入観というものがあるでしょ? それは人間の心理として本当に備わっているものだと思うから、私達にもあるの。逆に私達も先入観で誤解されることは、すごくあると思っているし、実際にThe Soap Girlsは、見た目やパフォーマンスで誤解されている部分はあると思うし。でも、伝えたいことをしっかりと伝えられたら、絶対に真意と信念は伝わってくれると思うから、絶対に曲げずに頑張るつもり。自分達が先入観で誤解されることが多いからこそ、自分は出来る限り先入観を持たずに生きたいと思っているの。

ミー:人は、実際に痛みを感じないと、その痛みを知ることは出来ないでしょ。それと同じことだと思うの。

土屋アンナ:その通りだな。うん。本当にその通り。

ミー:見た目はとても普通なのに、信じられない酷いことが出来る人だったりするでしょ。でも、逆にとても怖そうな人が、実は優しくてみんなから慕われる人だったりする。人は見かけにはよらない場合もあるのよね。普段、とても可愛らしくて女の子っぽい感じの人が、実はすごく信念のある強い女性であるということもあると思うの。だから、そこに惑わされてはいけないと思うわ。

土屋アンナ:本当にそうだよね。舐められる人っているけど、実はすごく見えてたりするんだよね、そういう人って。人の裏側が見えたりするからね。私なんてさぁ、空港でしょっちゅう止められるのよ! “なんなのよ!”って思う。“なんもしてないし!”って本当に腹が立つんだよね(笑)。

ミリー&ミー:あはははは(大爆笑)!

ミー:でも、その気持ちはすごく分かるわ! なぜなら、私もいつも空港で止められるから! いつも私なの! ミリーは絶対に止められないのに!

ミリー:私の方がワイルドキャラなのに、不思議でしょ(笑)。

土屋アンナ:あははは。ミリーもそんなにワイルドなキャラには見えないけど、どうしてミーが止められるのか分からない。こんなに可愛いし、何もしてそうにないのにどうしてなんだろ?

ミリー:分からないんだけど、本当にミーは毎回というほど止められて、“え? また(笑)?”って、もう笑うしかなくなってる(笑)。

ミー:いつもミリーとマネージャーが止められた私を見て、大爆笑するの。私が何をしたの? って言いたくなるわ(笑)。でも、1度だけミリーも止められて、スーツケースを開けられたことがあったの。ミリーのスーツケースの中には、ぬいぐるみや大きなパンツが入っていて(笑)。出しても出しても、そんなものばっかりだったから(笑)。

ミリー:何でこのスーツケース開けちゃったんだろ、、、、? って顔してたわ(笑)。だから言ったじゃない、、、何にも悪いことしてないって! って言いたかったわ! 本当に納得いかない(笑)! 

ミー:でも、私よりミリーの方が止められる悪い見た目なのに、いつも私ばっかり止められるのも納得いかないわ(笑)!

ミリー:でも、大きなパンツを見られたのは、ちょっと恥ずかしかったけど、“ざま〜みろ!”って思ったわ(笑)。

土屋アンナ:あはははは(大爆笑)! めちゃくちゃ面白い話持ってんじゃん、The Soap Girls(笑)! なんかズルイ〜(笑)! 私なんて、普通に止められて普通に調べられて終わりだから笑いになんないも〜ん!

一同:(大爆笑)! 本当に失礼よね〜(笑)!

ミリー:もっと酷かったのが、なんかスーツケースの中で化粧品がこぼれちゃったみたいで、薬品反応が出ちゃって、それを調べられたんだけど、マネージャーが、“その子はドラッグはやってないわ!”って叫んでて、いやいやいや、誰もそんな話してないから、、、、(笑)、ってこともあったわ(笑)。

ミー:あれは最高だったわね(笑)。騒ぐと余計に怪しまれるから! っていうね(笑)。疑われたことに腹を立てたんだけどね(笑)。

土屋アンナ:あはははは。

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着