作・演出の鈴木聡、市毛良枝よりコメ
ント&舞台写真が到着 舞台『百日紅
、午後四時』が開幕

2022年9月26日(月)可児市文化創造センターala・小劇場にて、舞台『百日紅、午後四時』が開幕し、作・演出の鈴木聡、市毛良枝よりコメント&舞台写真が到着した。
岐阜県可児市からアーティスト・イン・レジデンスの特性を活かして質の高い演劇作品を創作し、全国へと発信するala Collectionシリーズ。この度、13回目を迎え、今年は可児市文化創造センターala開館20周年を記念して、本シリーズ初の新作書下ろしに挑む。
大人が楽しめる芝居作りで幅広い層に支持されているラッパ屋の企画協力のもと、喜劇作家として人気を博する鈴木聡が作・演出を務める。
 撮影:石川純
 撮影:石川純
主演には、日本の代表的な女優のひとりである市毛良枝を迎え、福本伸一、岩橋道子、弘中麻紀といったラッパ屋お馴染みの面々と陰山泰、朝倉伸二、瓜生和成、平体まひろといった実力派が脇を固める。
主人公は二年前に交通事故で夫を亡くし、庭に百日紅がある夫の生家で暮らす女性。コロナ禍以前の、濃密な人間同士のコミュニケーションを愛おしく、笑いたっぷりに描きながら、「人生百年をどう生きる」を問いかける、骨太な大人のホームドラマを描く。
 撮影:石川純
本公演は、10月2日(日)可児市文化創造センターala・小劇場まで上演。その後、愛知、新潟、東京、石川でも行われる。
【あらすじ】
2019年、夏。東京郊外。庭に百日紅の花が咲く今村家に、五人の人々が招集された。招集したのは、この家の主・一美。されたのは一美の弟の晃司、妹夫妻の美代子と康道、もう一人の妹の頼子、そして息子の広志である。買い物から帰ってきた一美はなにやらはしゃいだ様子で五人をもてなす料理に取り掛かる。そこへ一美の友人だと名乗る見知らぬ男・多田が登場。登山が趣味らしく一美とも高尾山で知り合ったらしい。どこか浮世離れした多田の話は面白く、五人は好意を持つ。だが一美が多田との結婚を考えている、人生百年を考えての結論なのだ、と宣言すると、五人は顔を曇らせた。「66で再婚なんて変だ」「ご主人の三回忌が済んだばかりなのに」「この人をお父さんと呼ぶの?」・・さまざまな理由をつけて反対する。(亡夫の事故死で一美が受け取った金を五人はそれぞれ当てにしていた、という生々しい事情もある)。祝福される当てがはずれた一美は逆切れ、多田はひたすら困惑する。と、さらにもう一人の訪問者があった。恵里佳と名乗り、亡夫の位牌に線香を上げさせてくれと。見知らぬ女だ。位牌の前で号泣した。もしや亡夫の愛人だった……?
66 歳の一美が人生百年を前向きに生きるため、新たな一歩を踏み出す、ひと夏の物語。夏から秋への移ろいの中で、人々の心の移ろいと決意を、可笑しく、愛おしく、繊細に描きたいと思います。

鈴木聡 コメント
初日の舞台が終わり、ホッとしています。お客さまに笑っていただけて、本当にうれしい。芝居が可児のみなさんに支えられて作られてるんだなと日々感じました、お客さまを近くに感じながら作れたのは、ここ可児ならではと思ってます。
市毛良枝 コメント
久々の舞台なので、ビギナーな気持ちでとても緊張して演じました。でも暖かいお客さまで、本当にありがとうございました。久しぶりに舞台に立つなら、ここ可児だなと思っていました。じっくりと時間をかけた芝居作りが出来て、本当にうれしかったです。

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