L→R 河西健吾(どついたれ本舗/躑躅森 盧笙 役)、榊原優希(Bad Ass Temple/四十物 十四 役)

L→R 河西健吾(どついたれ本舗/躑躅森 盧笙 役)、榊原優希(Bad Ass Temple/四十物 十四 役)

【どついたれ本舗×Bad Ass Temple
インタビュー】
オオサカとナゴヤの魅力が満載の
シングルを同日リリース!

進化していく『ヒプノシスマイク』を
見守っていただけたら嬉しい

最新シングルもオオサカとナゴヤの各キャラクターの魅力が満載されていますね。“どついたれ本舗 -No double dipping!-”というタイトルの英語の部分は、串カツ屋さんのソースの“二度漬け禁止!”っていう意味でしょうか?

河西
はい! 最初に見た時、“えっ、本当に!?”と思いました(笑)。僕、白膠木 簓の「コメディアン•ラプソディ」と天谷奴 零の「Count the money」をまだ聴いていないんですけど、早く聴きたいですね。“零はお金を数えるんだ!?”って気になっています。
榊原
“お金を数える”と言えば、うちの天国 獄さんの十八番じゃないですか。
河西
確かに!(笑)

(笑)。盧笙の「Under Sail」はとても素敵なメッセージが込められていますね。

河西
そうなんですよ。デモの仮歌を聴いた段階で“素敵だなぁ”って僕も思っていました。これを聴いてちょっとでも光を感じて、前を向くきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

《笑われるなら挑戦し笑われたいねん》というフレーズが印象的です。

河西
“何かやってダメだったとしても、そこからまた考えればいいじゃない? とりあえずやってみよう!”くらいの気持ちが僕の中にもあるので、ここはすごく共感しました。

ナゴヤの「Bad Ass Temple -戒定慧-」もオオサカと同日のリリースですね。

榊原
はい。波羅夷 空却くんの曲は“Young Gun of The Sun”っていうタイトルなのが良いですね。“またやんちゃそうだなぁ”とか想像しています。

作曲が04 Limited SazabysとSEAMOさんだし、エネルギッシュなロックテイストに仕上がっていますね。

榊原
まさに空却くんにぴったりです!

天国 獄の「If I Follow My Heart」は大人っぽいスタイリッシュなサウンドで、守りたいものを守り、貫くべきものを貫く姿勢が伝わってくる曲でした。

榊原
素敵ですねぇ〜。

十四の「Violet Masquerade」はどのような印象ですか?

榊原
表情を変えながら展開して、サビで一気に広がる感じがきれいです。でも、リズムが鬼のように難しいんですよ。この曲、歌詞の解釈をするのが楽しいと思います。

謎かけのような歌詞を読み解きたくなります。

榊原
そうなんですよ。それからもうひとつ…何て言えばいいかな? “どちらもいるので、探してみてください”っていうのだけ、お伝えしておきましょう(笑)。

絶妙なヒントです(笑)。

榊原
僕の周りの様子だと片方は見つけやすく、もう片方は“あっ、そういうことか!”っていう感じみたいです。また、曲全体として“だから、十四くんは”って聴き終わった時に感じてもらえる曲にもなっていると思います。

各キャラクターの魅力、生き方、背景が反映された楽曲は、役作りに反映していける面もすごくあるんじゃないですか?

河西
そうですね。収録は音響監督さんと話し合いながら出来上がっていくんですけど、そのプラスアルファの要素になっていくのが楽曲なんです。

あらゆる楽曲がラップとしてカッコ良いのはもちろんですけど、キャラクターの表現としても絶妙です。

榊原
十四くんに関しては“ビジュアル系っぽい”で終わってしまってはダメなんですよ。彼は伝えたいことを伝えたいから言葉を紡いでいるので、そこは絶対に忘れないようにしようと思っています。

つらい過去を経て、美しく輝いているのが十四ですからね。

榊原
はい。身を焼くような太陽の光を浴びながら、それを自らの輝きに換えて夜の暗闇の中にいるみんなを照らすというか。だから、十四くんのMCネームは“14th Moon”なんだと僕は感じています。

なるほど。盧笙を表現する上でどのようなことを考えていますか?

河西
彼は数学の先生で、頭が良いんですけど、人が好いんですよね。だから、歌詞を読むと騙されている部分があったりもして。《36回払いで月2万円!》(Division All Stars「Hang out!」より)って(笑)。“きっと何か理由があったんだろうなぁ”と思うんですけど、そういう人の好さも前面に押し出して歌っています。

どついたれ本舗、Bad Ass Templeのシングルがこうしてリリースされたあとは、ライヴも予定されていますね。ディビジョンとしての単独ライヴは初ですか?

榊原
はい! ヤバくないですか?
河西
ヤバいよね? 今までは他のディビジョンと一緒だという安心感、みんなと一緒だからこそのブーストされる感覚があったんですけど、今回はオオサカだけだから(笑)。
榊原
やっぱりものすごくドキドキしますよね。でも、十四くんがカッコつけて登場してこけたとしても、空却くんと獄さんが助けてくれるだろうなと(笑)。お互いに突っ込み合い、支え合いつつ、お客さんも巻き込んで盛り上がれたらいいなと思っております。

ゲストもすごいですね。オオサカ・ディビジョンの10月1日の公演はCreepy Nuts、10月2日はSHINGO★西成さん。ナゴヤ・ディビジョンの11月26日の公演はnobodyknows+、11月27日はMOROHAで、もうものすごく豪華じゃないですか。

河西
そうなんですよ!
榊原
ドキドキするなぁ(笑)。緊張をほぐさないと。

ライヴも含めて、あらゆる形で進化し続けている『ヒプノシスマイク』ですね。

河西
本当にそうですよね。楽曲の幅もどんどん広がっていますから。
榊原
“バトルを経たことでちょっと違ったものが見えてきて、それがまたナゴヤを強くしてくれたのかも”って3人で話したことがあるんです。それぞれのディビジョンでもそういうものがあるんだと思います。そうやって進化していく『ヒプノシスマイク』をこれからもみなさんに見守っていただけたら嬉しいです。

取材:田中 大

シングル「どついたれ本舗 -No double dipping!-」2022年9月2日発売 EVIL LINE RECORDS
    • KICM-3374
    • ¥1,650(税込)
シングル「Bad Ass Temple -戒定慧-」2022年9月2日発売 EVIL LINE RECORDS
    • KICM-3375
    • ¥1,650(税込)

ライヴ情報

『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 8th LIVE ≪CONNECT THE LINE≫ to どついたれ本舗』
10/01(土) 大阪・大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
GUEST:Creepy Nuts
10/02(日) 大阪。大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
GUEST:SHINGO★西成

『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 8th LIVE ≪CONNECT THE LINE≫ to Bad Ass Temple』
11/26(土) 愛知・名古屋国際会議場(センチュリーホール)
GUEST:nobodyknows+
11/27(日) 愛知・名古屋国際会議場(センチュリーホール)
GUEST:MOROHA

どついたれ本舗 プロフィール

ドツイタレホンポ:『ヒプノシスマイク』における区画のひとつである『オオサカ・ディビジョン』を代表するMCグループ。どついたれ本舗 オフィシャルHP

Bad Ass Temple プロフィール

バッドアステンプル:『ヒプノシスマイク』における区画のひとつである『ナゴヤ・ディビジョン』を代表するMCグループ。Bad Ass Temple オフィシャルHP

躑躅森盧笙「Under Sail」Trailer

白膠木 簓
「コメディアン・ラプソディ」
Trailer

天谷奴零「Count the money」 Trailer

四十物十四「Violet Masquerade」
Trailer

波羅夷空却「Young Gun of The Sun」
Trailer

天国獄 「If I Follow My Heart」
Trailer

OKMusic編集部

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