「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL
EDITION」10月放送 「夢のかがり火
」などの人気シーンを新規追加

(c)三浦建太郎・スタジオ我画/白泉社(c)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS  劇場アニメ「ベルセルク 黄金時代篇」3部作を再編集し、テレビ地上波初放送する「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」の放送が、10月からTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11でスタートすることが決定した。劇場公開時にはなかった新規シーンが追加されることも決まり、メインビジュアルや主題歌アーティストが公開されている。
 2021年5月に他界した三浦建太郎さんが1989年からヤングアニマル(白泉社刊)で連載した原作漫画「ベルセルク」は、剣と魔法の世界を舞台に、身の丈を超える大剣“ドラゴンころし”を携えた主人公・ガッツの復讐の旅を描く。完結を前に三浦さんが亡くなったため未完作となっていたが、生前三浦さんから最終回までの構想を聞いていた盟友・森恒二氏の監修により、22年6月から連載が再開された。「ベルセルク 黄金時代篇」は、ファンの間で人気が高い「黄金時代」を映像化し、2012~13年に劇場公開された。
 追加シーンは、原作でも人気の「夢のかがり火」など。劇場版と同様、恩田尚之総作画監督のもとで新規カットが制作される。既存カットについても数百カットにわたって手が加えられ、バージョンアップしたリマスター版での放送となる。また、今回公開されたメインビジュアルも、恩田による描き下ろしとなっている。
(c)三浦建太郎・スタジオ我画/白泉社(c)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS エンディング主題歌は、中島美嘉による「Wish」に決定した。劇場版3部作の主題歌を手がけた、平沢進鷺巣詩郎から、新たな楽曲が提供されることも明らかになっている。
 また、ガッツ役の岩永洋昭が「黄金時代篇」への思い入れを語る動画も公開中。以下に、放送開始に向けたスタッフ、アーティストからのコメントを掲載する。
【佐野雄太(監督)】
劇場版ベルセルクは私もCGIスタッフとして参加しており大変思い入れが強い作品です。戦闘シーンを作っている時に三浦先生がいらして「おー、動いてる!」と声を掛けてくれたことを覚えています。今回はその劇場版を編集したメモリアル・エディション。劇場版の魅力を保つことに配慮しつつ、追加シーンや修正を加えて原作の濃厚な人物描写をさらに深く表現することを目指しました。この作品を通して多くの方々にベルセルクの魅力を伝えられればと思っています。
【中島美嘉(エンディング主題歌)】
今回、たくさんのファンの皆さまに愛される「ベルセルク」のエンディング楽曲を担当させていただけることをとても光栄に思います。ベルセルクを読んだ時、歌詞に散りばめたい詞がいくつか浮かんできて、楽しみながら楽曲ストーリーを紡ぐことができました。アニメと共に楽しんでいただけたらうれしいです。
【平沢進】
あれから10年。主題歌制作をめぐる異質な経験の記憶はその経年にも衰えず永遠の今のように息づいている。極秘施設のような場所でのミックス。鷺巣さんとの出会い。名も知らぬ大勢の若き現場スタッフの方々が放つ覇気と困憊(こんぱい)のオーラ。それら鮮烈な体験は全て三浦建太郎が振るう僅(わず)かコンマ数ミリのペン先から生じた現実の中にあるという驚異の前で、この粛然たる身構えに賜(たまわ)った新しい劇中曲を謹んでここに献上いたします。
【鷺巣詩郎】
10年を経て新たによみがえるべく映像表現に、作曲家としての加筆は必須。
創造主を失う悲劇は起こった……だからこそ、創造は前進させなくてはならない。

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