渋谷La.mamaの40周年特別企画が始動
　初回はthe原爆オナニーズとTHE NO
VEMBERSが登場

渋谷Ｌａ．ｍａｍａが、今年5月で40周年を迎えることを記念して、特別企画『La.mamaリアルタイムクロニクル』を始動する。

『La.mamaリアルタイムクロニクル』は、渋谷Ｌａ．ｍａｍａにゆかりのあるアーティストのインタビュー連載を通して、Ｌａ．ｍａｍａで過ぎた時間を振り返り、未来に積み上げていくための特集企画。初回はthe原爆オナニーズとTHE NOVEMBERSが登場し、不定期に40組以上のアーティストのインタビューがオフィシャルサイト内「magazine」にて公開されるとのこと。最新情報は公式Twitterにてチェック。

＜企画背景＞

2021年の暮れには下北沢GARAGEが惜しまれつつ閉店し、ビジュアル系バンドの聖地として時代を築いた高田馬場AREAも閉店。今年に入ってからは、クラブカルチャーやライブシーンでも特別な場所だった新木場STUDIO COASTが、ついに幕を下ろした。それぞれの事情は様々だが、その度にSNSでは数々の思い出と嘆きの声が相次いで叫ばれた。

過ぎ去った日々に思いを馳せることは美しいし、楽しかった時間のことを思い出すのはとても素敵なことだ。だけど、どれだけ愛されている場所なのか、まだそこにある間に再確認することで明日遊びに行くこともできる。新しくイベントを開催することもできる。過去に思いを馳せることが未来へ何かを生み出す行動に繋がるとしたら、それはただ思い出を共有する以上に希望が持てることなのではないだろうか。

La.mamaは2022年5月で40周年を迎える。たくさんの人が入れ替わり立ち替わりで支えてきた一つの場所について、知らなかった時代を知りたい。本企画は、La.mamaで一時期を過ごしたアーティストの方々に、当時の話を聞くインタビューとなっている。過ごした時期や関わった人、想いは十人十色だろう。リアルタイムで文化が生まれ続けているこの場所にリアルタイムで関わる人が、記事を通して自らも歴史の参加者だと自覚し、未来を作る当事者になってくれることを願う。