【近石 涼 インタビュー】
“また会おう”と
言い合った人たちとの
ドラマを描きたくて曲を書き始めた
8thシングル「自分なんて捨てられれば」から約2カ月。早くも9枚目となるシングル「ラベンダー」をデジタルリリースした近石 涼の夏の新曲は、ラベンダーの花言葉に想いを乗せた、爽やかなミディアムロックチューン。老若男女、すべての人に青春へのノスタルジーを湧き起こすMVの撮影秘話も語ってもらった。
毎回新しい挑戦もできているので、
すごくいい状況が作れている
昨年夏は「ライブハウスブレイバー」「兄弟 II」「ハンドクラフトラジオ」「最低条件」と、8月から4カ月連続でシングルリリースがありました。今年も4月末には「自分なんて捨てられれば」、そして今回の「ラベンダー」と約2カ月でのニューシングルを発表され、すごく精力的に動いていますよね。
前作「自分なんて捨てられれば」リリース時のインタビューでも曲作りは常に続けているという話がありました。「ラベンダー」はどのように書かれていったのですか?
ラベンダーはひとつひとつの花はささやかですが、華やかさと爽やかさがあり、香りも豊かですよね。
そして、一番有名なのが、“あなたを待っています”という花言葉ですよね。
進む道を違えた大切な人がいて、つらさや苦しみを経験した先でも、“あなたを待っています”の花言葉のように大切な人のことはいつまでも心に残る…そんな光景が浮かびます。そういう意味では近石さんにとってとても大きな存在であり、アーティストへの転機となった楽曲「兄弟 II」が描いていた内容と「ラベンダー」の歌詞はとてもリンクして聴こえました。