クラリネット界の至宝 リチャード・
ストルツマン80歳の誕生日を祝う特別
公演が開催

カーネギーホールでクラリネット奏者として初めてソロ・リサイタルを開催して以来、クラリネット演奏史上に輝かしい足跡を残し、2017年にはこれまでRCA(およびソニー・クラシカル)から発表した全録音を CD40枚にまとめたボックス・セットが発表されるなど、前人未到の域を歩む世界的レジェンド、リチャード・ストルツマン。80歳の誕生日である7月12日(火)に、記念のバースデー・コンサートを、そして7月16日(土)にはソロCDの発売記念もかねて夫人のマリンバ奏者、ミカ・ストルツマンとの特別デュオ公演が開催されることが決定した。
Richard & Mika Stolzman
7月12日(火)にHakuju Hall 開催されるバースデー・コンサートには、ピアニストの小菅優とギタリストの鈴木大介が特別ゲスト出演する。ストルツマンの音楽を敬愛する 2 人のアーティストを迎え、小菅とは「プーランク:クラリネット・ソナタ」で、鈴木とは「武満徹:小さな空~どですかでん」で共演する。また彼の十八番ともいえる盟友・武満徹の絶筆となった「エア」のクラリネット編曲版やパートナーとして長年ツアーとレコーディングを共に行ってきたビル・ダグラスの「ビギン・スウィート・ワールド~饗宴」の演奏、その他にも、クラシック音楽王道のバッハ、ブラームス、ジャズのジョン・ゾーン、映画音楽から「ムーン・リヴァー」(『ティファニーで朝食を』より)など、幅広いジャンルの楽曲を、至高のクラリネット演奏で楽しむことができる。さらに、テレビでもおなじみのロバート キャンベルが本コンサートのナビゲーターを務め、レジェンド・クラリネット奏者のアニバーサリーに花を添える。
ミカ・ストルツマン
小菅優(ピアノ) (c) Marco Borggreve
鈴木大介(ギター)
ロバート キャンベル(ナビゲーター)
7月16日(土)には、妻であるマリンバ奏者ミカ・ストルツマンのソロ CD 発売記念もかねての、特別デュオ・コンサートが代官山ヒルサイドプラザホールにて開催。荘厳さを湛えたバッハの「シンフォニア」「シャコンヌ」、美しく温かみのあるメロディが愛される「なき王女のパヴァーヌ」、映画音楽の巨匠モリコーネによる《「ニューシネマ・パラダイス」よりテーマ》《「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」よりデボラのテーマ》という映画史に燦然と輝く名曲、そしてビートルズが初めてグラミー賞を獲得した傑作「ミッシェル」など、慈愛に満ちた楽曲がプログラムされている。

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