アメリカ発「RWBY」シャフト制作&虚
淵玄、冲方丁ら参加でTVアニメ化 キ
ャストは吹き替え版から続投

(c)2022 Rooster Teeth Productions, LLC/Team RWBY Project アメリカ発の3Dウェブアニメ「RWBY(ルビー)」を原作とし、「〈物語〉シリーズ」のシャフトが手がけるテレビアニメ「RWBY 氷雪帝国」の制作が決定した。2月1日に始動した新プロジェクト「Team RWBY Project」の詳報となる。
 Rooster Teeth Productionsが2012年から公開し、第8シーズンまで展開されている「RWBY」は、日本の作品へのリスペクトが込められたバトルファンタジー作品。科学と魔法が同居する世界・レムナントを舞台に、モンスター“グリム”の脅威から人々を守る“ハンター”を養成するビーコン・アカデミーに入学したルビー・ローズが、ワイス・シュニー、ブレイク・ベラドンナ、姉のヤン・シャオロンとともに「チームRWBY」を結成し、さまざまな苦難を乗り越えていく姿を描く。
 シャフトはアニメーション制作を担当。アニメーション原案を「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄、シリーズ構成・脚本を「蒼穹のファフナー」シリーズの冲方丁、アニメーションキャラクター原案を「シュタインズ・ゲート」のhuke、監督を「エガオノダイカ」の鈴木利正が務める。また、キャラクターデザイン&総作画監督を務める杉山延寛が「チームRWBY」の4人を描き下ろしたキービジュアルも公開されている。
 キャストは原作の日本語吹き替え版から続投。ルビーを早見沙織、ワイスを日笠陽子、ブレイクを嶋村侑、ヤンを小清水亜美が演じる。ジョーン・アーク役の下野紘、リーラ・ヴァルキリー役の洲崎綾、ピョラ・ニコス役の豊口めぐみ、ライ・レン役の斉藤壮馬、オズピン役の井上和彦も引き続き出演する。
 オープニング主題歌は、高橋諒によるソロプロジェクト「Void_Chords feat. L」による「Beyond Selves」に決定。主演の早見が歌うエンディング主題歌「Awake」は、「凛として時雨」のTKが作曲・編曲として参加し、「Animelo Summer Live 2021 -COLORS-」で初披露された楽曲となる。
 なお「月刊コミック電撃大王」(KADOKAWA刊)に、同作のコミカライズが掲載されることも決定した。漫画は「ベルサイユオブザデッド」のスエカネクミコ氏が担当する。
 「AnimeJapan 2022」では、3月26日午前9時30分から「Team RWBY Project」の発表会が行われる。ステージの模様は、YouTube Live(https://youtu.be/oPrcp4TTYmE)とTwitterライブで(https://twitter.com/TeamRWBYProject)無料配信される。
 以下にスタッフ、キャストからのコメントを掲載する。
【虚淵玄(ニトロプラス)/アニメーション原案】
グッドスマイルカンパニーの安藝さんからお声がけされて以来、さまざまな難題を乗り越えつつ進んできた企画でしたが、ついに完成にまでこぎ着けてくださったスタッフの皆様には、感謝の言葉もありません。本企画は、これから「RWBY」シリーズに触れる方にも入りやすい構成となっております。すでに「RWBY」のファンの方はもちろん、より大勢のお客様に楽しんでいただけると幸いです。
【冲方丁/シリーズ構成・脚本】
「RWBY」を知っているか、と某Pから訊ねられたのが、本作に関わるきっかけでした。当時は未視聴でしたが、興味を惹かれてすぐさま視聴し、たちまち魅了されました。世界中の若者が経験するであろうさまざまなドラマに、家族の問題、人種差別問題なども取り入れ、アクション満載で描くファンタジー世界。これは多くを学べるはずと思い、制作に参加し、おかげさまで素晴らしい刺激を得ました。より多くの方々に「RWBY」を知っていただき、この世界の魅力を伝える一助となれることを願っております。
【huke/アニメーションキャラクター原案】
イラストレーターのhukeです。最初のRWBY “Red”Trailerというめちゃくちゃすごい3D短編アニメを見て感動してから10年近く経った今関わるとは思っていませんでした。自分にも特別な作品である「RWBY」に関われて光栄です。
【鈴木利正/監督】
「RWBY」の日本でのアニメ映像化に関われたことをとてもうれしく思います。
ダイナミックでキレの良いアクションや弾むようなキャラクターの掛け合いなど原作の魅力をリスペクトしながら日本のアニメーションの文法で制作しています。
手描きの作画アクションや映像処理を用いた美しい映像を目指して、スタッフと試行錯誤を重ねてきました。
初めて「RWBY」を見る方には新作アニメとしてのストーリーやキャラクターの魅力を伝えられるように、原作ファンの方には新たに楽しんでいただける仕掛けも施して、チームRWBYの活躍を届けたいと思います。
【早見沙織/ルビー・ローズ役】
TVアニメで描かれる『RWBY』で、ルビー・ローズ役として新しい物語に携われることをとても嬉しく思います。
アフレコで、ワイス役の日笠陽子さん、ブレイク役の嶋村侑さん、ヤン役の小清水亜美さんのお声を聞いた時には一瞬で、チームRWBYの空気だ!と気持ちが高まりました。
今回の『氷雪帝国』ではどのような世界が繰り広げられるのか、ぜひご期待頂ければと思います。
映像、音楽ともにお楽しみくださいませ!
【日笠陽子/ワイス・シュニー役】
日本と日本アニメを愛して下さる海外の皆さんが作ってきた「RWBY」。リスペクトしながら、日本で作ったらどうなるのか? そんなワクワクが詰まっている『氷雪帝国』。マットめの美しい絵に、圧倒的な戦闘の動き。そしてまだ幼さが残るキャラ感が今後の彼女たちの成長を予感させてくれます。
また、日本ならではの心象風景や、考えさせられる心理描写も多く、私も演じていくなかで新たなワイスを見つけることができました。皆さんも放送を楽しみにしていてください!
【嶋村 侑/ブレイク・ベラドンナ役】
アメリカ本国の方々が日本語吹替版に好意的なことは知っていましたが、まさかこんな展開になるとは……正直びっくりしています。すごいことですよね。
「RWBY 氷雪帝国」の収録では、ブレイクを演じる時はいつも側にいてくれたarrynさんの声が聞こえてこないので、最初はなんだか心もとなく戸惑いました。でも今こそ何シーズンも寄り添ってきた絆を発揮する時。
「RWBY」のこの新しい挑戦を、「RWBY」を愛してくださっている皆さんと一緒に楽しみたいと思います。よろしくお願いします!
【小清水亜美/ヤン・シャオロン役】
「RWBY」は個性的なキャラクターたちが織りなすストーリーとアクションがとても面白い作品です。脇役なんていないんじゃないかと思うほど、濃いキャラクターばかり。
アクションシーンの画角も独特で、観ている人をいつの間にか引き込む魅力がある。「氷雪帝国」では各キャラクターがどんな描かれ方をするのか、我々出演者もワクワクしています。
どんな時もお姉ちゃんとしてルビーを見守るヤンを生き生きと演じられるよう頑張りますので、皆様も楽しみに待っていてくださいね!

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着