「ダンス・ダンス・ダンスール」OP主
題歌をYUKI、ED主題歌をヒトリエが担

 男子クラシックバレエを題材としたテレビアニメ「ダンス・ダンス・ダンスール」の主題歌アーティストが発表された。
 オープニング主題歌は、元「JUDY AND MARY」で、ソロデビュー20周年を迎えたYUKIが歌う「鳴り響く限り」に決定。YUKIは「生きているということは、踊り続けることです。決して身体だけのことではありません。潤平くんのように恐れずに、見たい景色を見るために、もっと高く跳ぶために、頭のなかも心も常に踊っていたいのです。そんな覚悟と決意を『鳴り響く限り』に込めました」と楽曲にかけた思いを語った。
 エンディング主題歌「風、花」は、ロックバンド「ヒトリエ」が担当する。ヒトリエからは「『こんな最高すぎる作品のエンディングに俺たちの曲が本当に使われるのか?』と疑いながら原作を改めて一から読み返し、 すげー漫画だ……と溜息をつきながら『使われるらしいぞ』と自分に言い聞かせてニヤニヤしています」と、主題歌アーティスト起用を喜ぶコメントが寄せられている。
 原作は「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館刊)で連載中のジョージ朝倉氏による同名漫画。幼い頃にバレエに魅了されながらも、男らしくあるためにその道を断念していた中学2年生の村尾潤平(CV:山下大輝)が、転校生の美少女・五代都にバレエへのあこがれを見抜かれ、彼女の従兄弟である森流鶯(もり るおう)とともに、王子を踊る資格をもつ「ダンスール・ノーブル」を目指す姿を描く。
 「呪術廻戦」のMAPPAがアニメーション制作を務め、MBS、TBS系全国28局ネット「スーパーアニメイズム」枠内で4月放送開始。以下に主題歌アーティストからのコメントを掲載する。
【YUKI(オープニング主題歌)】
ジョージ朝倉先生もバレエを観ることも大好きなので、「ダンス・ダンス・ダンスール」に携わることができてとてもうれしく思っています。そして、漫画で描かれている躍動感がアニメーションで表現されると思うと興奮します。
生きているということは、踊り続けることです。決して身体だけのことではありません。潤平くんのように恐れずに、見たい景色を見るために、もっと高く跳ぶために、頭のなかも心も常に踊っていたいのです。そんな覚悟と決意を「鳴り響く限り」に込めました。
わくわくする気持ち、大好きな何かに夢中になる気持ちを持ちながら、胸に予感の音が鳴り響く限り、一緒にこの世界を踊りましょう。
【ヒトリエ(エンディング主題歌)】
■ダンス・ダンス・ダンスールのアニメ主題歌に決まってどう思いましたか。
言葉にするとチープですが、マジで奇跡ってあるんだなと思いました。「こんな最高すぎる作品のエンディングに俺たちの曲が本当に使われるのか?」と疑いながら原作を改めて一から読み返し、すげー漫画だ……と溜息をつきながら「使われるらしいぞ」と自分に言い聞かせてニヤニヤしています。
光栄の至りです。
■今回の楽曲の聴きどころについて教えてください。
レコーディング時に「ダンス」というワードにメンバー全員引っ張られ、リズムアプローチがどんどんオールドディスコっぽくなっていくのを「そういう意味のダンスじゃねえよな」と一同、原作のことを想いながら「でも作品世界の凄まじい躍動感にリーチするにはこの手法しかないのだ」と自己暗示を強めにかけることで仕上げていきました。ドラムとベースのかっこいいコンビネーションを楽しんでください。
■作品を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
改めまして、このたび「ダンス・ダンス・ダンスール」のエンディング曲を担当させていただくことになりました「ヒトリエ」と申します。皆様が楽しみにしてるのと同等の熱量でこのアニメの放送を楽しみにしています。皆様のお耳汚しをすることのないようにていねいに仕上げたこの曲が、皆様の余韻にひと花飾れますよう願っております。

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