大都会に解き放たれた最強の戦士たちが大暴れする予告編

大都会に解き放たれた最強の戦士たちが大暴れする予告編

伊藤英明主演「KAPPEI」主題歌で、西
川貴教×「ももクロ」がコラボ 予告
&ビジュアルも披露

大都会に解き放たれた最強の戦士たちが大暴れする予告編(c)2022 映画『KAPPEI』製作委員会 (c)若杉公徳/白泉社(ヤングアニマルコミックス) ボーカリストの西川貴教と、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」がコラボレーションし、伊藤英明が主演する「KAPPEI カッペイ」の主題歌「鉄血 Gravity」(※正式表記は、「鉄血」と「Gravity」の間に十字架が入る)を歌うことがわかった。あわせて、同楽曲が彩る予告編と、本ビジュアルもお披露目された。
 本作は、「デトロイト・メタル・シティ」などで知られる若杉公徳氏が2011年~14年、「ヤングアニマル」(白泉社刊)で連載していたギャグ漫画(既刊6巻)を実写映画化するもの。物語の中心となるのは、ノストラダムスの大予言を信じ、世界滅亡から人類を守るために俗世間から遠く離れた場所で、厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たちだ。時は22年、一向に世界は滅亡せず、突如解散を告げられた戦士たちが、大都会・東京で初めて知るピュアな恋心、友情、葛藤など、遅すぎた青春が描かれる。
 伊藤が最強の戦士でありながら、平和な東京で初めて知る感情に翻ろうされるピュアな男・勝平、上白石萌歌が東京で勝平と出会う女子大生・ハル、西畑大吾(「なにわ男子」)が勝平に振り回され続ける気弱な大学生・啓太を演じる。さらに勝平とともに厳しい修行の日々を過ごした終末の戦士である守、正義、英雄、戦士たちを導く師範を、大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太が体現。そのほか浅川梨奈、倉悠貴、岡崎体育、橋本じゅん、森永悠希、鈴木福、かなで(「3時のヒロイン」)、関口メンディーら個性豊かなキャスト陣が共演する。
 主題歌については、西川が「映画の突き抜けた世界観を一緒に表現できるのは彼女たちしかいない!」と「ももいろクローバーZ」にオファー。お互いが主催する音楽イベントやテレビ番組での共演歴も多く、親交の深い両者がともに新曲を歌うのは、今回が初となる。
 そんな主題歌「鉄血 Gravity」が流れる予告編では、師範から解散を告げられ大都会に解き放たれた終末の戦士たち――天井から吊られて踊る英雄、尻を叩く正義、勝平に「片思い」を教える守、涙する女子にデニムを差し出す勝平を活写。「最強なのにやることない!」戦士たちが大暴れする、ツッコミどころ満載のコミカルな映像に仕上がった。特報に続き、ナレーションは「名探偵コナン」(工藤新一/怪盗キッド役)、「犬夜叉」(犬夜叉役)などでおなじみの声優・山口勝平が担当しており、「俺の名は……勝平!」という言葉にも注目だ。ビジュアルでは、週末の戦士たちをはじめ、濃厚なキャラクターたちが一堂に会している。
 「KAPPEI カッペイ」は、3月18日に全国東宝系で公開。主題歌に寄せた西川、「ももいろクローバーZ」、伊藤、上白石、平野隆監督のコメントは、以下の通り。
【西川貴教】
 このたび「映画KAPPEI カッペイ」の主題歌を担当させていただくことになりました、西川貴教です。まず、オファーをいただけて大変光栄です。今回是非コラボで、という依頼をいただいて「KAPPEI」の雰囲気や良さを一緒に引き上げられる相手、この突き抜けた世界観を一緒に表現できるとしたら彼女たちしかいないということで、ももいろクローバーZの4人にオファーをさせていただきました。イベントなどで何度もご一緒させていただいていて気心知れた仲間という感じなんですが、こういう形で一緒に楽曲を作り上げていくというのは今回が初めてなのでとても新鮮でした。「鉄血 Gravity」はこれまで西川貴教の楽曲の中で一番のヘヴィメタル色が出ていて、本当に最近のJ-POP・JROCKではないぐらいの暑苦しさがいい感じで「KAPPEI」の世界観を表現できていると思いますので、映画と合わせて是非「鉄血 Gravity」も楽しんで聞いていただけたら嬉しいです!
【ももいろクローバーZ】
 映画「KAPPEI カッペイ」の主題歌「鉄血 Gravity」歌唱に参加させていただきありがとうございます。楽曲を一緒に歌うにあたって騒がしいやつらがいた方がいいんじゃないかということで、西川さんの頭の中に一番に浮かんだのが私たちだったと聞きました(笑)。西川さんから直々のオファーをいただけてすごく嬉しかったです! 今までフェスなどでご一緒することは多かったけど、こういう形でご一緒させていただくのは初めてでやっと同じ作品に携わることができて嬉しく思います!「鉄血 Gravity」は、西川節が満載だったなと感じました。騒がしいやつらがいたらと思われたわりにはすごくクールで、今までに歌ったことないような楽曲でした。私たちがレコーディングするときにはもう西川さんのお声が入っていて、兄さんについていくのみ、かつ楽曲を壊さないようにと、私たちも精一杯クールにカッコつけて歌わせていただきました。是非映画と合わせて「鉄血 Gravity」も聞いていただけると嬉しいです! 映画も楽しみにしています!!
【伊藤英明】
 こんな映画の主題歌を歌ってくれるのは誰になるんだろうと思っていたところ、西川さんだと聞いてすごく腑に落ちたと言いますか……。この作品の個性と、西川さんの歌声やメディアで拝見する生き様がぴったりだなと感じました。なんだったら勝平役も自分より西川さんが良かったんじゃないか、と思う程です(笑)。ももいろクローバーZのみなさんも暑苦しい我々に花を添えて頂いてありがとうございます。映画もこの曲の熱さに負けず劣らず、暑苦しさ全開の非日常な世界観になっていますので、まだまだ窮屈な日々が続いていますが、しばしの時間現実逃避を楽しんでもらいたいと思っています!
【上白石萌歌】
 「鉄血 Gravity」最初の1音目から、あまりの熱気に吹き飛ばされそうになりました(笑)! 西川貴教さんの滾るようなエネルギーと、ももいろクローバーZさんのラブリーさとひたむきさ。この上なく最強な化学反応です!! この作品の魅力を何倍にも増幅させてくれる曲だなと感じました。エンドロールでこの曲を大音量で浴びたら、誰もが戦士になれるはずです! 素敵な曲をありがとうございます!
【平野隆監督】
 西川様、いろいろと注文が多く申し訳ありませんでした。しかし結果として、ビックリするくらい素晴らしい楽曲に仕上げて頂き、罪の意識が薄れました(笑)。西川さんに本作で役者として出演依頼をしようと考えていましたが、しなくて良かったです。していたらこの楽曲は生まれなかったかもしれませんから。この曲はまさに今の人達の心をえぐるOLD&NEWロックだと思います。特にサビは、勝平と終末の戦士達の切ない心の響きを見事に表してくれました。曲を聞きながら、僕には西川さんとロバート・プラントの姿がダブって見えていました。そしてももクロさん! とてもキュートで力強く、上白石萌歌さん演じるハルが勝平に向き合っているカオスを感じさせてくれました。年越しはもちろん「ももいろ歌合戦」で締めくくり、勝平&ハルVS西川&ももクロ、の初夢を見ました。良い年になりそうです。

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