5月14日・日比谷野外音楽堂。伝説を
司る3本の矢が集結。FANTASTIC◇CIR
CUSが巻き起こす世紀の大混乱が始ま
る!!!
90年代という激動の時代を生きてきた仲間たちが時の波を乗り超え、ふたたび集結。懐かしさを呼び込み、ともに青春時代を過ごしたかつての少年少女たちに、暫しの郷愁という新たな青春を授けた時期があった。
でも、ふたたび動き出したノスタルジーという存在は、前へ進むことなく泡のように消えていった。
そんな時代の中でも、動かざる山のように、流れゆく景色をずっと眺めている存在があった。
その存在は、身近にどんな地殻変動が起きようとけっして動くことはなく、歩みを止めたまま思い出の歴史だけを積み重ねてきた。
2005年に歩みを止めた存在は、今も伝説として語り継がれている。
最初の兆候が現れたのが、2019年11月9日のことだった。その存在の中心を担ってきた石月努・kazuya・SHUN.の3人が、「FANTASTIC◇CIRCUS」と名乗り、大地を揺るがせた。その動きに大勢の人たちが狂喜したが、その動きはすぐに鳴りを潜めてしまった。
だが、その存在は、ふたたび大地を揺さぶりだした。
最初の兆候が、2021年12月25日、「FANTASTIC◇CIRCUS」のtwitterのタイムライン上へ一つのフライヤーがアップされたことだった。
日比谷野外音楽堂のような景色を映し出した絵には、「2022/5/14」の数字。そして「僕達の青春はまだ、終われない。キミガイルセカイで。」の文字が、FANTASTIC◇CIRCUS名義で記されていた。
ふたたび、2022年1月1日に告げられたのが、以下の文字だった。
FANTASTIC◇CIRCUS
2022.05.14 @日比谷野外大音楽堂
[ACT]
あの存在を形作ってきた3本の矢が組を成し、新たなCIRCUS(大混乱)を仕掛けようと、本気の遊び心に火を点けた。
5月14日、日比谷野外音楽堂を舞台に、FANTASTIC◇CIRCUSと名乗り、石月努・kazuya・SHUN.の3人が動き出す。
フライヤーには、「FtC 30th ANNIVERSARY」の文字が躍っている。
交わることのなかった3本の矢が、ふたたび一つの鞘に納まった。
TEXT:長澤智典
公演タイトル: “転生-TENSEISM- FtC 30th ANNIVERSARY”
FANTASTIC◇CIRCUS
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