「BLEACH」最終章「千年血戦篇」22年
10月放送開始 ユーハバッハ役・菅生
隆之らがゲーム版から再登板

(c)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ 久保帯人氏によるバトルアクション漫画「BLEACH」の最終章をテレビアニメ化する「BLEACH 千年血戦篇」の放送が、2022年10月からスタートすることが決定した。ティザープロモーションビデオとティザービジュアルが公開され、メインキャスト、スタッフの布陣も明らかになっている。
 「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で2001年から16年まで連載された「BLEACH」は、ひょんなことから、悪霊である虚(ホロウ)を退治する死神代行になった高校生・黒崎一護が、死神の少女・朽木ルキアらとともに、さまざまな騒動に巻き込まれていく姿を描く。04~12年にテレビアニメ版が放送、劇場アニメ4作が公開された。「千年血戦篇」では、原作の結末までを映像化。滅却師(クインシー)の始祖・ユーハバッハが率いる「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」との戦いのなかで、死神たちが千年の長きにわたって背負っていた因縁と、一護の知られざるルーツが明らかになる。
 ティザーPVは、一護のテーマ曲「Number One」とともに、 一護とその仲間である石田雨竜、井上織姫、茶渡泰虎が虚に立ち向かうシーンからスタート。ルキアや阿散井恋次に加え、浦原喜助と四楓院夜一、そして朽木白哉、日番谷冬獅郎ら護廷十三隊の隊長たちが登場し、「千年血戦篇」最大の敵であるユーハバッハの姿も描かれている。
 ティザービジュアルは「黒崎一護、最後の戦い」というキャッコピーとともに、破れた死覇装を身にまとい、斬魄刀・天鎖斬月を手にした一護が、覚悟を決めた表情で戦場に立つ姿を描いたイラストとなっている。
 監督とシリーズ構成は「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」「アクダマドライブ」の田口智久が担当。キャラクターデザインの工藤昌史と、音楽の鷺巣詩郎がシリーズ従来作から続投し、アニメーション制作も引き続きstudioぴえろが行う。
 キャストは総勢34人の出演が明らかになっており、一護役の森田成一、ルキア役の折笠富美子らシリーズおなじみの顔ぶれが続投。「千年血戦篇」で初登場となるキャラクター役として、ユーハバッハ役の菅生隆之や、ユーグラム・ハッシュヴァルト役の梅原裕一郎らがアプリゲーム「BLEACH Brave Souls」から再登板する。
 以下に関係者からのコメントを掲載する。
【久保帯人(原作者)】
(c)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ【田口智久(監督・シリーズ構成)】
とてつもなく巨大で偉大な作品への参加を光栄に思います。連載当時、一読者でありましたが、こんなにカッコいい漫画が存在するのかと感銘を受けたのを今でもありありと思い出せます。その時の感動や興奮をアニメーションで皆様にお届けできるよう日々スタッフと制作に励んでいます。放送までまだ時間はありますが、乞うご期待。
【工藤昌史(キャラクターデザイン)】
10年。
アニメ放送終了からこれまで、日本だけではなくさまざまな国の「BLEACH」ファンの皆さんから必ず問われることがあります。
「アニメ続編はやらないんですか?」
そのたびにこう答えました。
「わかりません」
ずっと同じ答えしか持ち合わせていませんでしたが、ついにこう答える時が来ました。
「アニメ、続 編 や る よ !!」
【鷺巣詩郎(音楽)】
「BLEACH」の音楽を作るときは、必要な音すべてが尸魂界=ソウル・ソサエティから降り注ぐみたいに、自分の頭の中にあふれてくる。あとは耳をすませて仕上げれば良い。だから決して迷わない。
鷺巣が曲を書くのではない。曲が鷺巣に「こう書け」と命ずるのだ。
さて、この最上の感覚をふたたび味わえるときが来た!!

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