INTERVIEW / pinoko 躁鬱入れ乱れる
感情を描いた新作『lunatic』。繊細
で不安定、そして不器用な人を肯定す
るメッセージ

〈Chilly Source〉のラッパー/シンガーのpinokoがニュー・アルバム『lunatic』を9月22日(水)にリリースした。
今作は月の満ち欠けをテーマに、鬱状態と躁状態を行き来する日常を描いた作品。キャリア初期からシグネチャーとしてきた、繊細な感情の機微をときにユーモラスに、ときにアイロニーたっぷりに綴るリリシズムはより鋭角的に進化。現代のそこかしこで垣間見られるも、なかなか表舞台には上がらない鬱屈とした心の動きにも容赦なくスポットを当て、独自のフロウとメロディ・センスでエンターテインメントへと昇華するその手腕は、確固たるオリジナリティを感じさせる。
今回のインタビューではスキットも含め17曲入りという大作となったアルバム『lunatic』で描いたストーリーを紐解くと同時に、pinokoが作品を通して発信し続けるメッセージと、その裏に込められた思いについても語ってもらった。
Interview & Text by Takazumi Hosaka
Photo by 遥南碧(https://harunaoi.wixsite.com/harunaoi)
「内省的なリリックが増えた」
――今作にも収録されている「コリドー街」を含む連作MVシリーズが今年6月に完結しましたね。そもそもあの企画はどのようにスタートしたのでしょう?
pinoko:あの企画は私の曲を聴いた〈Chilly Source〉のAKANEさんが、「こういうことをやりたい」って言ってくれたところから始動しました。2人で最初に話していたのは、実際にありそうな、リアリティのある物語りを作ろうっていうことでした。AKANEさんがメインで構想を練ってくれて、脚本なども書いてくれて。あのMVシリーズに限らず、〈Chilly Source〉の作品って基本的に複数のメンバーが参加して、各々がそれぞれの得意分野でスキルを発揮して制作するので、本当にチームのみんなで作り上げた長編作品っていう感じですね。
――特に思い入れが強かったり、印象に残ったシーンなどはありますか?
「すいみんやく」のMVで うりちゃん(https://www.instagram.com/urista_1219/) がベット上で暴れるシーンがあるんですけど、自分の姿ともすごく重なって、思い入れがありますね。うりちゃんは役者を目指していて、その演技力に圧倒されたというか。実際に撮影にも立ち会っていたんですけど、鳥肌が収まらなかったです。
pinoko:あと、映像内にチラッとしか映らない細かい小道具、漫画やCDなどにもこだわっているのですが、そういう部分にもしっかり気づいてくれて、コメントとかしてくださる方もいて。そういうのはすごい嬉しかったですね。
――MVシリーズが始まった2019年から現在に至るまで、pinokoさんはコンスタントに作品を発表してきた印象です。コロナ禍以降も含め、この期間で自身の作品における変化について、どう捉えていますか?
制作ペースについてはマイペースに、これまで通りという感じなのですが、リリックはより内省的なものが増えたと思います。やっぱり家にいる時間が増えたので、自分自身のことだったり、過去のことについて考えることが多くなって。今回のアルバムも、前作と比べて自分の感情が表出している曲が多いなと、完成してから気付きました。
――では、コロナ禍以降の活動についてはいかがでしょう?
pinoko:ライブが少なくなって、時間が増えたことで制作により多くの時間をかけられるようになりました。作品を発表するペースはあまり変化してないと思うんですけど、以前よりも緻密に作り込むことができたなと。あとは家にずっといるようになったので、小説や漫画などを読んだり、インプットも増えた気がします。それはリリックでの言葉使いなどにも表れているのかなって。
――生活の変化という面でいうと、曲にもなっている通り3LDKの一軒家を購入したんですよね。
pinoko:そうなんです(笑)。今までは1Kの狭いマンションに住んでいて。夜遅くに楽曲制作していると隣の部屋から壁ドンされることもあって、これは限界だなと。……やっぱり、環境が違うと出てくる言葉も変わるんだなと思いましたね。前の家は狭くて物が所狭しと置いてあるような感じだったんです。それに比べて今の家はまだ物が少なくて。制作ブースもすごくキレイで、自然と制作中の気持ちも変わってくる。あと、今の家は少し郊外の方にあるので、内省的なリリックが増えたのはそれも影響しているような気がします。
「何かひとつ自分のなかに強いものを持ってると、耐えられる」
――今回のアルバムは先行でリリースされたEP収録曲が多数を占めています。アルバムの構想が浮かんできたタイミングというのは?
pinoko:EPを発表するよりも前に、月の満ち欠けをテーマに『lunatic』というタイトルのアルバムを作ろうと決めていました。人間の精神や体調が月の満ち欠けに沿って変化していくっていう話がすごく納得するというか、自分でも実感するんです。特に女性の方はわかりやすいと思うんですけど、満月のときは体調がよくて、逆に新月のときは落ち気味になったり。そういった上がり下がりを作品で表現したいと思って。先行リリースした『Manic EP』と『Melancholy EP』も、躁と鬱な作品を分けて収録しようと考えました。
――アルバムに収録されている3つのスキットのタイトルが表しているのも月齢ですよね。
pinoko:そうです。月の周期がおよそ29.5日なので、1曲目の「Skit (Day 29.5)」は一番ニュートラルな半月くらいのイメージ。6曲目の「Skit(Day 0)」は新月で、少し落ちている状態で、13曲目の「Skit (Day 14.8)」で満月を迎えて明るくなる。そんな構成になっています。
――それぞれ短いながらも聴く人の想像力を掻き立てるようなスキットになっていますよね。pinokoさん自身はどのようなストーリーを思い描いているのでしょうか。
pinoko:ありがとうございます。半月のときはアラームが鳴って、眠いけどなんとか起きれる、普通な状態で。新月のときは私自身も体調を崩しがちなので、情緒不安定になってしまっている感じ。でも、それを周りには見せたくないんです。それを電話が掛かってくるくだりで表現しています。私もよく「pinokoちゃんって病んでる曲多いけど、実際は普通だよね」って言われることが多くて。でも、自分の弱ってるところを隠して、外では強気に振る舞ってる人も決して少なくないはずで。そういう部分を描きたかったんです。
13曲目の「Skit (Day 14.8)」は電車の乗り換え場面なんですけど、私のなかでは12曲目の「Ring off」と14曲目の「3LDK」の間で恋人を乗り換えているイメージで制作しました。スキットの声や環境音は全部自分で撮っています。お皿も割りました(笑)。
――アルバムの新録曲についてお聞きしたいです。収録曲順でいうと、まずはharuru犬love dog天使さんを迎えた「shinjuku」。この曲はどのようにしてできた曲なのでしょうか?
pinoko:元々haruruとは仲が良くて、一緒に曲を作ったりしていて。この曲は2017年くらいにSoundCloudにUPしていたんですけど、すごく思い入れの深い曲だったので、今回新たに録り直して収録しました。実際にふたりで新宿の街を歩いて、それぞれ感じたことを書いた曲です。トラックは差し替えたんですけど、この曲に対する気持ちは当時から全く変わってなくて、リリックも直さずに録り直しました。
――haruruさんもpinokoさんもかなり低いキーで歌っていますよね。
pinoko:新宿って私のなかではダウナーなイメージがあって。歌舞伎町とかってすごくキラキラしていて、みんな楽しそうにしているじゃないですか。そういう景色を見ると勝手に沈んでいってしまうんです(笑)。この曲にはそういった気持が反映されているので、自然と低めになりました。
――《ホスト映る看板に唾かけて帰ろう》というラインも強烈で。
pinoko:「クソッ!」っていう感じで(笑)。実際にはやってないですけど。
――そもそもharuruさんとの出会いというのは?
pinoko:私がまだラップを始める前、私が本格的に活動するきっかけをくれたオーガナイザーの方とharuruが一緒にイベントをやっていて。確かそれが彼女にとって初めてのライブだったと思うんですけど、私も遊びに行っていて、そこで意気投合して仲良くなりました。
――「stray cat feat. ケンチンミン」も新録曲ですが、こちらはpinokoさんの作品のなかでも変化球なナンバーですよね。この曲にケンチンミンさんをフィーチャーするという点も込みで意外性のある曲だなと。
pinoko:ハハハ(笑)。あの……私、本当に猫になりたくて。猫になって好きな人や好きな芸能人/アーティストに飼われたいなって思ってたんです。こういうちょっと変わった曲を、ケンチンミンさんにお願いしたらどうなるんだろうなって気になって、お声掛けしました。ケンチンミンさんも最初は少し戸惑ってる感じだったんですけど、いざリリックが上がってきたら、飼い猫になりたい私とは180度違って、野良猫になった視点でラップしていて。フックもそれぞれの世界観に沿う形で最初と最後でリリックを変えました。
――ケンチンミンさんとは何度も共作していますが、pinokoさんから見た彼の魅力とは?
pinoko:ケンチンミンさんは大人の遊び人っていう感じで(笑)、同時にロマンティストだなと思います。強面に見えるんですけど繊細な面もあって、そういう部分がフィールするというか。制作とか関係なくよく遊びに連れて行ってもらったりして、本当に仲の良い先輩という感じです。
――アルバムの最後に位置する「hikiniku」はバンド・サウンドなトラックも新鮮です。この曲はどのようにして生まれたのでしょうか。
pinoko:人と会話してるとき、相手の悪意のない言葉で傷ついてしまうことが結構あって。「もう放っといてくれ」っていう感じの曲です。私を攻撃したり、貶めるとか、そういう意図はなくてもすごく傷ついてしまう。そんな経験が本当に多くて。そういった言葉でズタズタに引き裂かれた私の心情を、ひき肉というワードで表現しています。
――とてもユーモアと皮肉が効いた表現ですよね。《フラッシュバック/君の置いてったAK47/マガジンに弾を詰めて/ギターケースに隠し街へ出よう》というリリックで終わるのも含めて、すごい構成だなと。
pinoko:この後、この曲の主人公――つまり私なんですけど、この「AK47」を持って街に出て、どうするんだろう……っていう風に、想像力を掻き立てられるような作品にしたくて。私、実際にサバゲーの装備として「AK47」を持っていて、サバゲーに行くときにギター・ケースに入れて持ち運んでたんです。終わったらそのまま新宿とかに飲みに行ったりもしていて。ほぼ実体験なんです(笑)。なんかAK47を隠し持って街を歩いてるドキドキ感とか、友だちにイジられたりしたときに心のなかで「私、AK47持ってるんだぞ。撃つぞ」ってひっそりと思ってたり(笑)。
――《ねえ知ってる?/君が悦に浸りたいがために/吐き出したその言葉/本当は/僕やあの子が/切り刻まれ/こねられ/焼かれ/ほかほかハンバーグになってること》というラインには、昨今のSNSなどで表出する問題ともリンクします。表に立つ存在であるアーティストやミュージシャンであるならなおさらそういった部分も感じているのではないでしょうか。
pinoko:すごく感じています。自分じゃなくても、芸能人さんとか有名な方が炎上したりすると、リプライ欄とかがすごく荒れますよね。「この人には何を言ってもいい」っていう風潮になって、関係のないことや意味のないことまで、ドロドロとした言葉を投げつけられたり。そういうのは見ているだけでも辛くて。自分がされたらどんな気持ちになるだろうって考えますね。やっぱりコロナで心が荒んでしまう人も多いと思いますし、そういったことが目に付く機会が増えたように感じます。
――pinokoさんは人からの悪意のない酷い言葉や、SNSでのアンチ、ヘイターなどに対して、どのように対処、対応しているのでしょうか。
pinoko:1日1個幸せなこと、時間を持つようにしていて。直接酷いことを言われたとしても、「私は家に帰ったらハーゲンダッツ食べるんだからな」とか「私の家にはホカホカの白米が待ってるんだぞ、いいのかそんな口聞いて」って心で思うようにしています(笑)。AK47の話と似てるんですけど、何かひとつ自分のなかに強いものを持ってると、耐えられるというか、ダメージを軽減できる気がするんです。
――素晴らしいライフハックですね。ちなみに、今日は何を楽しみにしているのでしょうか。
pinoko:今日は家にフランスパンがあるので、美味しいラスクにしてやるって考えてます(笑)。……やっぱり自分に自信がなかったり、自分を大事にできていないと、人からの言葉や意見を真に受けやすいと思うので、何でもいいので前向きに考えられることが大切なのかなって最近は思っています。
――「again」には《僕はクラッシュグラスのように繊細/先天性自己嫌悪の天才》というラインもあります。そういった繊細で傷つきやすい心内を、曲に昇華することで救われたという感覚はありましたか?
pinoko:昔から「メンヘラ」とか「なんでそんなことで傷つくの?」って言われたりして、すごく辛かったんです。何で誰もわかってくれないんだって。でも、それを音楽にしたら多くの人が共感してくれて、自信を持つことができるようになりました。
asmiやニューリー、youheyheyとの初コラボ
――先行曲でリリースされたasamiさんとのコラボ曲「JUNK」も大きな話題を呼びました。asmiさんとの出会いというのは?
pinoko:以前から作品はチェックしていて、いいなって思ってたんです。初めてお話したのは去年の10月に大阪で開催された「タソガレコーヒースタンド」の4周年イベントで一緒になったときなんですけど、asmiちゃんはそのイベントの前年、2019年もスタッフとして来ていたみたいで。「ライブ観てました」って言ってくれて、「え! そうなんだ!」みたいな。そこで仲良くなって、一緒に曲作りたいねっていう話になりました。
――ポップでキュートな題材を主軸としながらも、《毎日ハンバーガー食べたい/ポテト付きで/塩分なんて全部全部/涙で消費しちゃうから》といったラインが素晴らしいです。この曲はどのようにして生まれたのでしょうか。
pinoko:ちょうどそのイベントにハンバーガー屋さんが出店していたのと、asmiちゃんが食べることが好きで、すごい美味しそうに食べるんですね。そういったイメージが重なって、できた曲です。フックはポップな感じなんですけど、私のヴァースでは少し寂しげな感情も入れて。
――asmiさんが入るところでガラッと変わったり、トラックの構成も少し複雑ですよね。
pinoko:トラックはプロデューサーのKiwyさんと話して、試行錯誤しながら詰めていきました。ふたりの掛け合いのところではLINEやカカオ(トーク)の着信音を入れたり、あとはポテトの音も。細かいところまでこだわって作ってくださいました。
――あと、個人的には「Ring off」の低空飛行するようなフロウも印象的で。これまでのpinokoさんの作品のなかでは少し異質というか、トラックの印象も相まり、個人的には唾奇さんを想起しました。
pinoko:それ、他の方からも言われました。あの曲は実はフリースタイル的な感じで作った作品で、完成してから、「確かにこれまでにあまりない作品になったな」って思いました。これも実体験が元になっていて、昔付き合ってた人が暇になるとよく連絡してきて、結構シカトしたりもするんですけど、あるとき結婚したっていう話を聞いて。その人との決別と「もう電話も出ないぞ」っていう思いを込めて、“指輪を外す”、“電話を切る”っていう意味を持つ「Ring off」というタイトルで書きました。たぶん友人が聞いたらすぐにわかるくらい、ありのままを出しています。
――先ほどKiwyさんとの制作についてお話が出ましたが、pinokoさんのプロデューサーの起用やトラックの選び方について教えて下さい。
pinoko:これは言語化するのが難しいんですけど、聴いたときにパッと映像が浮かんでくるというか、その色合いや情景がそのときの感情や書きたいテーマと合致したものを選ぶことが多いです。基本的にはストックしてあるトラックを聴かせてもらって、そこから選ばせてもらうっていうケースが多いのですが、私から「こういうことを書きたいので、こういう雰囲気のトラックを作ってくれませんか」ってお願いすることもあります。
――今作で初めてタッグを組んた方はいますか?
pinoko:ニューリーとyouheyheyが初めてです。ふたりとも元々親しい存在で、「いつか一緒に曲作ろうよ」って言ってたのが今回ようやく実現しました。特にyouheyheyとは付き合いが長いので、「やっと……!」っていう感じで。私は言葉にして人にお伝えすることが苦手で。身振り手振りとか擬音で説明することも多いので、いつも気心の知れた人にお願いしています。
――アルバムのアートワークについても教えて下さい。描いているのは〈Chilly Source〉のKUREINOさんですよね。
pinoko:以前から私の作品のアートワークはピンクと水色を基調にしていて、7月にリリースした『Manic EP』は内側が綺麗な青い空と海で、外側のピンクがグチャグチャな感じ。これは他者に当たり散らしているイメージなんです。(EPのテーマである)“躁状態”のときはハイになっちゃって色々な人に電話しまくったり、人に当たってしまうことも多いらしくて。逆に『Melancholy EP』は中がピンクでグチャグチャになっていて、自分を傷つけてしまうような、そんなイメージです。
『Manic EP』
『Melancholy EP』
pinoko:アルバムの『lunatic』では躁鬱の両方を描いているので、ピンクと青のグラデーションになっています。上の方には月の満ち欠けを表したモチーフがあって、KUREINOくんが月から連想してウサギも描いてくれて。CDの盤面も月のデザインになっていて、アートワークから月が出てくるようになっています。なんか月を掌握した感じがしていて(笑)、すごく気に入っています。
『lunatic』CD (Photo by Spincoaster)
「不安定な人たちのことも肯定することができたら」
――コンセプチュアルかつ17曲入りのボリューミーなアルバムを作り上げて、改めて感じたことはありますか?
pinoko:これまでの作品はみんなで作ったという感じなのですが、今回のアルバムは完全に自分で舵を切って完成させたという感覚があって。いつも以上の達成感がありますし、いざ聴き返すとやっぱりすごく(感情の)波があるなって思いました。世間的には感情に波があることって、情緒不安定って言われたり、あまり“良いこと”とされてないですよね。「lunatic」っていう言葉には“狂気の〜”とか“キチガイ”みたいな侮蔑的な意味もあるんですけど、そういった不安定な人たちのことも肯定することができたらいいなって、改めて思いました。
近年ではADHD(注意欠如・多動症)やHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という言葉も浸透してきて、そういったことをマイナスに捉えない社会になってきましたよね。私は自他ともに認めるHSPだと思うのですが、だからこそ見えてくる世界もあると思っていて。それを作品として発表することで、そういったことは欠点じゃないんだっていうメッセージを伝えられたらいいなって思います。
――直接的な言葉ではなく、ありのままの自分を出すことで受け手を肯定することにも繋がると。
pinoko:みんな色々考えて生きているなかで、人から言われて変えられることってそんなに多くないんじゃないかなって思うんです。私も誰かの人生を変えたいっていう思いはあまりなくて、何か少しでも気が楽になったらいいなとか、ちょっとでも勇気づけられることができたらいいなって考えています。
――アルバムを発表したばかりですし、こんな情勢なのでなかなか先の見通しも立てづらいですが、今後の活動についてはどのように考えていますか?
pinoko:今回はこれまで以上に力を出し切った感覚があるので、少しインプットに時間を割きたいなと考えています。その先のことでいうと、私は他のアーティストさんとフィーチャリングでご一緒する機会があまり多くないので、今後はもっとそういうコラボレーションも増やしていきたいです。あと、最近家でギターの練習をしていて。ギターで作曲やライブなんかもできたらいいなと。
音楽以外の面だと、この前「Sniff」のMVをRichardくんに作ってもらったんですけど、今回は一緒に「ここはこういう感じで〜」とか「ここにこういうエフェクトを入れてほしい」って意見を出し合いながら制作したんです。その工程がすごく楽しかったので、今後は自分でも映像を撮れたらいいなって思っています。
【サイン入りチェキプレゼント企画】
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— Spincoaster/スピンコースター (@Spincoaster_2nd) October 5, 2021(https://twitter.com/Spincoaster_2nd/status/1445329055486599178?ref_src=twsrc%5Etfw)
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※当選のお知らせに対して48時間以内に返信がない場合、誠に勝手ながら辞退とさせて頂きます。

※住所の送付が可能な方のみご応募下さい。頂いた個人情報はプレゼントの発送以外には使用致しません。
※フリマサイトなどでの転売は固く禁じます
【リリース情報】

pinoko 『lunatic』

Release Date:2021.09.22 (Wed.)*
Label:Chilly Source
Cat.No.:CHILL-1010
Price:¥2,200 + Tax
Tracklist:
1. Skit (Day 29.5)
2. empty
3. Sniff
4. I’m sorry
5. 赤い糸
6. Skit(Day 0)
7. Hopeless
8. again
9. shinjuku feat. haruru犬love dog天使
10. No balance
11. stray cat feat. ケンチンミン
12. Ring off
13. Skit(Day 14.8)
14. 3LDK
15. JUNK feat.asmi
16. コリドー街
17. hikiniku
*CD・デジタル同時リリース
【イベント情報】

pinoko『lunatic』リリース記念インスト・アイベント

日時:2021年10月17日(日) OPEN 14:30 / STRAT 15:00
会場:東京 ULTRA SHIBUYA
料金:入場フリー (1D代別途)
出演:
pinoko
※インストア・ミニ・ライブ & サイン会
※配信もあり
■ イベント詳細/参加方法(https://ultra-shibuya.com/blogs/event/2021-10-17-pinoko)

Spincoaster

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