9・23 RISE横浜 -53kgトーナメント決
勝! 直樹vs白鳥因縁の再戦&新エー
ス・原口も登場

9月23日(木/祝)に行われるビッグマッチ『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』(横浜 ぴあアリーナMM)。ボクシング転向へ向けいよいよカウントダウンに入った那須川天心だけでなく、大会は「DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」やRISEのエースが揃うSuper Fight!と見どころが目白押し。各選手、そして各試合の見どころを紹介していく。
優勝候補の一角・大﨑一貴が欠場
国内王者&トップクラス8人により争われる「DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」。7・18エディオンアリーナ大阪では1回戦が行われ実力伯仲、延長戦にもつれ込む接戦も見られた。
そんな中、ダウンを奪う明確な形で強豪・石井一成を降し、存在感を発揮したのが大﨑一貴。石井との試合はいわば優勝候補同士の対戦であったが、一貴は左フックで目の覚めるダウンシーンを演出、メインイベントで大会を締めくくってみせた。
これで準決勝に進出した一貴は那須川天心が「ライバル」と認める志朗との対戦が決定。決勝を前にした決戦に注目が集まっていた。しかし一貴は右足関節外果骨折により大会を欠場。志朗との一戦は幻となってしまう。
弟・孔稀が繰り上がり出場、志朗と対戦
▼RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント 準決勝(1) 3分3R延長1R
大﨑孔稀(OISHI GYM/RISEスーパーフライ3位、BOMバンタム級王者)
vs
志 朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~優勝、ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
だが一貴の欠場を受け、本戦に繰り上がり志朗と対戦することとなったのがリザーバーの権利を得ていた大﨑孔稀。兄の一貴に代わり志朗と対戦することとなった。
孔稀は6月のRIZIN東京ドーム大会、那須川天心の3人掛けボクシングマッチに先鋒として出場。天心に臆することなく立ち向かってヒットを上げ、その名を高めた。4月には日本ムエタイの第一人者である福田海斗(カイト・ウォーワンチャイ)をムエタイルールで降すなど波に乗っており、一貴から孔稀に代わっても志朗戦の興味がなんら減ずることはない。
「お兄ちゃんの気持ちを考えたら、僕も悔しくなりました。僕が優勝したらお兄ちゃんの気持ちも晴れると思うので、大﨑兄弟でこのトーナメントを制したいと思います」と孔稀は話し、一貴からバトンを受け継いだ形で優勝を目指す。
孔稀は優勝を足掛かりにカウントダウンに入った天心との対戦を目指すといい、3度目の対戦を狙う志朗とは「vs天心」を争う戦いともなる。
“ダークホース”風音と政所仁の友情対決
▼RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント 準決勝(2) 3分3R延長1R
風 音(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ4位)
vs
政所 仁(魁塾/WBKF世界スーパーフライ級王者、J-NETWORKフライ級王者)
1回戦で番狂わせを演じてみせたのが風音。1回戦の8選手中、唯一戴冠経験を持たない風音であったが、優勝候補にも挙げられた江幡睦(WKBA世界バンタム級王者)を延長判定で撃破。大物狩りに成功し、トーナメントのダークホースとなった。
対する政所は1回戦で19年5月に対戦し判定負けを喫した田丸辰と対戦。サウスポーの田丸に対し前に出て圧力を掛け、3Rに捕まえると右ストレートでダウンを奪い、リベンジを果たして準決勝進出を決めた。
下馬評を覆し勝利した風音は「いろいろ予想とか、この場にいるのおかしいとか言われたけど、見たかボケ!」とマイクで叫んだが、準決勝で相対する政所とは友人の間柄。複雑な心境ものぞかせたが、「仁とすごい作品を作り上げる予定なので、横浜で応援してください。まだまだこんなところでは止まりません」と熱闘を約束した。
準決勝2試合はいずれもたやすく勝ち上がれるとは思えない組み合わせ。優勝まで2勝を課されるトーナメントだけに、準決勝の試合内容、いかに勝ち上がるかが大きく決勝を左右するだろう。
直樹返り討ちか、王子・白鳥のリベンジか
▼Super Fight!ライト級(-63kg)3分3R延長1R
直 樹(BRING IT ONパラエストラAKK/第7代RISEライト級王者、スック・ワンキントーン スーパーライト級王者)
vs
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者、第5代RISEライト級王者、RIZIN KICK ワンナイトトーナメント優勝)
両者は昨年10月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」1回戦で対戦。白鳥有利と見られていたが、直樹が右フックに右ヒザを合わせてカットを奪い、TKO勝利を収めた。
このトーナメントの後、今年2月には原口健飛にも敗れて連敗となり苦しい立場となった白鳥だが、6月のRIZIN KICK ワンナイトトーナメントを制し復活。直樹との再戦に漕ぎ着けた。
最近はABEMAでの解説も板についてきた直樹に対し、白鳥は「ボコボコにして解説席に戻してやります」と毒を吐くが、直樹も「再戦したい、再戦を観たいと言わせないぐらいボコボコにしてやろうと思います」と両者対抗意識を激しく燃やす。
「倒し屋ジョーカー」をニックネームに昨年番狂わせを見せた直樹が再び白鳥を退けるのか、あるいは「キックの王子様」白鳥が約1年ぶりとなる再戦で自身の過ちを正すのか。
新エース原口出陣、ムエタイ強豪を圧倒なるか
▼Super Fight!-65.5kg契約 3分3R延長1R
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、第6代RISEライト級王者)
vs
タップロン・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム/セントラルグループ presents 岡山ZAIMAX MUAYTHAI 65kg賞金トーナメント優勝、元WMC世界フェザー級王者)
昨年、直樹と白鳥も出場した「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」で優勝した原口は、続いて今年2月に行われた白鳥との直接対決でも2度のダウンを奪い完勝。差を見せる勝利で“原口強し”を印象づけた。
元々GLORY世界王者であるペットパノムルンとの対戦が決定しており“世界の原口”となるのが期待されていたが、コロナ禍で延期。ペットパノムルンは今回も来日できず、期待の大勝負は実現が今後に先延ばしとなる。
そんな原口に仮想ペットパノムルンとして用意されたのがタップロン。ムエタイをベースに“破壊獣”の異名を取るタップロンはキックルールはもちろん、シュートボクシング、RISEとルールを問わず活躍。“怪物くん”こと鈴木博昭に連勝し、7月には元WBCムエタイ日本スーパーライト級王者の大和哲也にヒジでの鼻骨骨折で初回TKO勝利を収めている。
キック引退カウントダウンに入った天心も出場する今大会だが、原口は「自分も次期・那須川天心としてやっているつもりなので負けないよう、“やっぱり原口強いな”って思ってもらえる試合をできれば」とコメント。天心が去った後のRISEをけん引していく心構えを見せ、試合内容、存在感で天心に迫れるかの勝負ともなる。

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