Kitriが歌うポップな新境地。『Kitr
ist II』で踏み出した新しい表現とは

Kitriがポップスと正面から向き合った、最初の作品と言えるかもしれない。神秘の森に迷い込むような幻想的な音色が特徴的だったKitriだが、本作では「青い春」や「水とシンフォニア」といった、爽やかなポップソングが印象的である。また、リリックもどこか光の方へと向かっていくような意識があり、歌からも伸びやかな心持ちが感じられるだろう。Kitriらしい影のあるファンタジーを残したまま、これまでにはなかったストレートな表現を獲得したのが『Kitrist II』である。さて、本作は自由にアイデアを試みたアルバムでもある。Kitri流ダンスミュージック「NEW ME」や、ラテンの情熱的なリズムを取り入れた「赤い月」。はたまた彼女達の演奏をカットアンドペーストするようにリアレンジされた「羅針鳥 (S.A.Rework)」や、アコギの柔らかい音色から始まるたまのカバー曲「パルテノン銀座通り」など、Kitriのクリエイティヴはまた一歩先に行っている印象だ。充実の作品を作り上げたMonaとHinaに話を聞いた。

天邪鬼な表現

ー今回のアルバムでグッと表現の幅が広がった印象を受けました。
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