なきごと、水上えみりが語る『黄昏S
TARSHIP』ーーコンセプトを明確にし
た最新作「どこまででも現実逃避でき
るアルバムをイメージした」

楽曲の振り幅、アレンジの緻密さ、メロディと言葉の訴求力、あらゆる点でロックバンドとしての進化を遂げたなきごとが4月7日(水)にリリースした最新ミニアルバム『黄昏STARSHIP』を掘り下げるソロインタビュー。第2弾はギターボーカルの水上えみりに話を訊いた。昨年リリースされた「春中夢」と「ラズベリー」の配信シングル2曲では、バンド活動が思うようにできなくなったコロナ禍のやるせなさや怒りの感情を主なテーマに歌っていた水上だが、今作では、その感情に区切りつけて、自身が音楽に求めるもの=「現実逃避」を作品の大きなコンセプトとして制作に取り組んでいたという。バンドの全曲のソングライティングを手がける水上には、そんな『黄昏STARSHIP』の歌詞に関する質問をぶつけつつ、圧倒的に伝わりやすくなった曲の強度、相方・岡田安未のギタリストとしての魅力についても語ってもらった。まずはバンドの近況から。
水上えみり(なきごと)
なきごと、岡田安未が語る『黄昏STARSHIP』インタビューはこちら
――去年に比べたら、最近は少しずつライブができるようになってきたんじゃないですか?
そうですね。去年全然ライブができなかったので。実は……自分のなかで、そこまで積極的に配信はやりたくないというのがあったので、去年はなおさらライブが少なかったんですよね。
――去年の今頃は自分がバンドマンであることすら忘れると言ってましたからね。
本当ですよね(笑)。
――ライブと言えば、「春中夢」のリリースライブとして去年の10月24日に開催した渋谷クラブクアトロのライブが、久しぶりの主催有観客ライブでした。実際やってみて、どうでしたか?
自分のなかでは反省点がいっぱいあったライブだったんです。久々のライブというのもあって、「120%のライブをできてたか?」と言われると、なんとも言えない部分があって。あのときって、お客さんも、手を挙げていいのか、立っていいのか、笑っていいのか、わからない空気感だったし、誰もあの場の正解をわかってない状態だったと思います。正直、みんなマスクを着けてるし、表情が見えないから怖かったのもあって。でも、ライブ感にフィーチャーしたライブってよりは、音楽を届けるライブになったかなと思います。
――たしかに私も実際にライブを観させてもらって、慣れない環境で緊張してるなというのはありましたけど。でも、サポートメンバーに河村吉宏(Dr)さんと山崎英明(Ba)さんを迎えた骨太なバンドサウンドで、なきごとの楽曲を再現したステージそのものは見応えがありました。
お二人の楽曲の構成に対する理解がすごかったんです。レコーディング音源に近い演奏ができたから、いつも音源を聴いてくれる人には違和感のない、いいパフォーマンスを届けられたと思いますね。やっぱりレコーディングで叩いてもらったり、弾いてもらっていても、ライブで一緒に音を重ねると全然違うんですよ。あの日は、リアルタイムに、同じ空間で同じものを鳴らして、「同じものを届けたい」と思う気持ちみたいなのを合致させられたと思います。
――初の渋谷クアトロでのライブというところで、場所について何か思うことはありましたか?
クアトロに立つことは憧れでもありましたね。昔、クアトロでthe quiet roomを見てたので。自分の企画であそこにthe quiet roomを呼んでライブをできたのは感動しましたね。
――せっかくのクアトロなのに感染対策のためにキャパを制限しなくてはいけない悔しさを感じたりは?
それよりも、安全とか、みんなが不安にならないことがいちばん大事だと思ってるんです。「こんなに人がいっぱい居て大丈夫かな?」と思いながら見るライブよりも、「ちゃんと安全に配慮してるな」と見てもらったほうがいいと思ってるので。自分たち主催じゃないライブでも、私たちはキャパを見て、安全に配慮しているイベントしか出ないようにしてるんです。なかには岡田が「出たい」と言ってたイベントでも、私がゴネて出なかったイベントもあるので。そこはお客さん第一で考えてるから、「もっと入れたかった、悔しい」みたいな気持ちはないですね。
――最近はロックバンドでもインターネットの活動に重きを置く人たちが増えてますけど、それでも生の現場にこだわりたい気持ちは変わりませんか?
配信の良さもあるとは思ってるんですけどね。気軽に見られるし。でも自分のなかでは、自粛期間に3~4ヵ月ぐらい音楽に触れない生活をしてみて、そのあとの一発目のスタジオで出した音がすごく良かったんですよ。その感動をちゃんとお客さんに伝えたいと思ったんです。いまじゃないと伝わらないものもあるし。それを伝えるには生の現場にこだわりたいんです。
――なんか嬉しいです。私もライブハウスが好きだから、このご時世にそういうマインドの若いバンドがいるというのは。
周りを見てると、気軽に投げ銭ができるから、こっち(インターネット)のほうが稼げると言ってる人たちもいるんですけど、それは本質的じゃないんじゃないかなと。それでみんなが満足できるんだったらいいけど、自分は満足できないなと思っちゃうんですよね。私は自分の歌を届けたくて音楽をやってるから、目を見て伝えられることって絶対にあると思うんです。イヤフォン越しで伝えたいことは、CDとかミュージックビデオに詰まってるので。
――そういう意味では、まさに今回のミニアルバム『黄昏STARSHIP』は、いま伝えたいことをCDにギュっと詰め込んだ作品だなと思いました。いままで以上に伝わりやすいというか。
成長したんですかね(笑)。
――自分では、より伝えるということは意識してないんですか?
そこは、周りの人たちに「変わりましたね」みたいに言われて、「あ、そうなんだ」と思ってるんです。
水上えみり(なきごと)
――前作のタイトルは『夜のつくり方』で、泣きたい夜に寄り添うような作品でしたけど、今作で「黄昏」に焦点を当てたのは何か意味があるんですか?
なきごとの曲自体が黄昏ているイメージがあると思うんですけど、このタイトルは「誰そ彼」の意味で捉えてほしいなと思ってるんです。
――日が暮れてくると、相手の顔が見えなくて、「誰そ彼」=あなたは誰ですか?と尋ねることから、「黄昏」という言葉になったと言われてますね。
はい。お互いが見えなくなるから、誰もが誰でもなくなるっていうところを表現したいなと思ったんです。で、「STARSHIP」の意味が宇宙船ですよね。これを聴いた誰もが宇宙船に乗って、どこまででも現実逃避できるアルバムというイメージです。コンセプトとして、「現実逃避」は最初から考えていて、それに合わせて曲を選んでいったんです。
――なぜ、「現実逃避」をテーマにしたいと思ったんですか?
いまの現状から逃れたいという気持ちですね。あと、小さいころから、音楽を聴いてるときは、自分はそこにいるんじゃなくて、音楽の世界にいる……自分ではなくなる感覚があって。聴いてくれる人にもそういうふうに思ってほしかったんです。だから今回は曲の世界観をはっきりさせたものが多いと思います。いろいろな世界線に入っていくような。
――そのコンセプトの明確さと、曲ごとにはっきりとさせた世界観というのが、作品としての伝わりやすさにつながってるのかもしれないですね。
たしかに。いままではもうちょっとコンセプトがゆるかったですよね。『夜のつくり方』だったら、全体的に夜だよねという漠然とした感じで、そこに対する解釈がすごく広かったから。
――作品に掲げた「現実逃避」というテーマをいちばんダイレクトに歌ってるのが「知らない惑星」かなと思いました。
そうですね。「知らない惑星」を書いたときにコンセプトもバーッと出てきたんです。この曲は、パラレルワールドを意識していて、ひとつ違えば、何もかもが違ってくることを書きたかったんです。たとえば、自分のお父さんとお母さんが違う人だったら、私は生まれてこないし、違う仕事をしてたかもしれない。私、片親なんですけど、両親がいたら世界が変わってただろうなとか、親がもっと厳しかったら、バンドで夢を見てないかもしれないなとか思うんです。岡田と出会ってなかったら、なきごとはなかったかもしれないし。いろんな可能性があるじゃないですか。
――想像すればするほど、パラレルワールドは無限に広がる。
そう。そのなかでも、いまの世界線を生きてるというのが素晴らしいことだと思うんです。ライブの前とかも思うんですよ。トイレに行って、ドアがふたつあって、右のトイレに入ったら(ライブが)成功する、左だったら失敗する、みたいなことを考えて、立ち止まって考えてからトイレに入ったりするんですよ(笑)。そういうのを含めて曲で表せたらいいなって。
――歌い出しのフレーズの<目覚ましたら どこか知らない知らない知らない地球で>が、そういうパラレルワールドのはじまりを告げる起点になってるわけですね。
正直、「知らない惑星」を書いてるときって、寝てる時間が多かったんですよね(笑)。目が覚めたときに、夢なのか、現実なのかわからなくなってるんですよ。そのときに、「あれ、私って、いま、どこの世界線を生きてるんだろう?」と思って、この曲を書こうと思ったんです。
――そのあたりの感覚は「春中夢」にも近そうな気がします。
あ、そうなんです。「春中夢」は、<絶望の春の中見た白中夢>で終わるんですけど、そこから<目覚ましたら>と、「知らない惑星」に入るので。そこの流れはこだわってますね。
――で、この「知らない惑星」が2曲目にあることで、終盤に出てくる「スプートニクになる」が感動的に聴こえるんですよ。自分の存在さえも不確かに感じる瞬間があるけれど、それでも、<僕らはまだまだ大丈夫>と明確なメッセージを、「スプートニクになる」では投げかけてて。これは、バンドからリスナーへのメッセージソングとしても書こうとしたんですか?
そこはちょっとだけ意識してます。あと、もうひとつ言うと、自分にも向けてるんですよね。
――もともとは死んでしまったハムスターに向けた曲だそうですね。
そうです。当時、自分のメンタルがどん底になって、本当に周りに迷惑をかけるぐらいだったんです。そのときに自分は全然大丈夫じゃないけど、「大丈夫だ」と言わなきゃいけない状況だったから、自分に言い聞かせるためにこういう歌詞になってるんです。
――それがまわりまわって聴き手を励ます曲にもなってると思います。<なきたくなったら戻っておいで>なんて、なきごとのバンド名にも通じるメッセージだし。
そこは、いつでもライブハウスに戻ってきていいよという意味でもあります。たとえば、受験とか社会人になったとか、いろいろな事情でライブに来られなくなっちゃった人も見てきているので。そういう人に対して、「いつでも待ってるよ」と。
――しつこいようですけど、やっぱり今回のミニアルバムからは、えみりさんの「伝えたい」気持ちがすごく強く出てると思います。そのあたりは、岡田さんもソロインタビューで、「何を表現したいかという気持ちが段違いに変わった」と言ってて。
意識はしてないですけどね(笑)。でも、無意識にそうなってるのかな。聴いてくれる人が増えてきて、良いと言ってくれる人がちゃんと周りにいるなと思ったのもあるし。曲を書く人間としての責任は出てきたので、たぶんそれがちょっと影響してるんだと思います。あとは事象に対しての曲が増えたのかもしれないです。「スプートニクになる」も「春中夢」も、「憧れとレモンサワー」もそうだし。
――「スプートニクになる」はハムスターのこと、「春中夢」はコロナ禍のことというふうに1個1個のエピソードが明確になってる?
そうです。今までの私の歌は誰が見てもわかりやすい事象ではなかったと思うんです。なんとなく共感するけど、直接的に何を言ってるか、情景が浮かびづらかったのかなって。
――たしかに。「憧れとレモンサワー」なんかも、自分の憧れの人というわかりやすい事象についての歌ですもんね。
はい。「憧れとレモンサワー」は、レーベルの新年会でSAKANAMONの藤森(元生)さんと初めて会ったときに、レモンサワーを酌み交わしながら話したことがあったんですよ。その時のことを忘れたくなくて曲にしたんです。
――実際、藤森さんとのレコーディングはどうだったんですか?
めっちゃ恥ずかしかったです。どこにコーラスを入れてもらうかという話になったときに、<あなたの目に写るのは幼い日の僕だった。>を歌ってもらいたくて、「ここは、元生さんの目に写ってた自分のことなんですよ」みたいな説明をしたんです。「だから、ここに元生さんが入ってきたほうがいいと思うんですよね」みたいな(笑)。
――もはや告白ですね(笑)。
そう(笑)。お互いに恥ずかしかったです。
――「こういうふうに歌ってください」みたいなボーカルのディレクションもしたんですか?
最初、元生さんが、たぶん私の歌い方に合わせて、優しく歌ってくれてたんですよ。でも、「SAKANAMON節を炸裂させちゃってください」と言ったら、SAKANAMONになってくれて。元生さんが自分の曲を歌ってくれてるのがむず痒くて変な感じがしました(笑)。
――(笑)。この曲、SAKANAMONリスペストのせいか、曲調が王道のロックなのもいいですよね。
自分たちのなかではレアな曲調ですよね。楽しく作ってました。
――曲調と言えば、ここにきて一気にアレンジの振り幅が広がりましたよね。
自分でもそれはすごく思ってます。2枚目のミニアルバムということで、少しずつなきごとのアレンジが出来上がってきたんですよね。なきごとは、岡田と私がやってるっていう概念にしたいんですけど、それに、どんどん近づいてきたなと思います。
水上えみり(なきごと)
――だから、いろいろなことをやってるけど、全部がなきごとになってるんでしょうね。「スプートニクになる」のマーチングっぽい曲も新しかったけど、ちゃんとなきごとの曲だったし。
これは(ハムスターが)天国に向かって歩いているようなイメージなんです。ちゃんと送り出してあげなきゃなと思って。それで行進曲っぽいものにしたいなと思ったんです。
――最近は、曲を作るにあたって引き出しを増やしていきたいというような探求心が強くなっているんですか?
ああ、それは楽曲のアレンジじゃなくて、歌い方に対してあるかもしれないです。自粛中にラジオを聴くことが多くて、知らなかった曲とたくさん出会ったり、昔聴いてた懐かしい曲とか、親が聴いてたような曲とか、改めていろいろ聴いて、歌い方について考えたんですよ。歌に対する感情の込め方じゃなくて、もっと技術的はところですね。ボイトレに通って1年くらいになるんですけど、先生とも、なきごとにはこういう歌い方が合ってるんじゃないかっていうディベートを重ねてて。こういうふうに歌ったら、「スピートニクになる」は、前向きだけど、泣いてるっぽく聴こえるなとか、「連れ去って、サラブレッド」は大人っぽい感じが出せるかなとか考えてるんです。
――たしかに「連れ去って、サラブレッド」は歌い方が変わったなと思いました。
あ、本当ですか?
――ちょっと日本語を崩してる感じもあって、響きを重視した歌い方にしてるのかなと思いました。
この曲は歌詞でも遊んでるので、その語感を大切にしてますね。いままでの曲で言うと、「メトロポリタン」に近いんですよ。カタカナ英語も多いので。ただ、英語にはしたくなったんです。
――歌詞を英語にしたくないのであれば、アルバムタイトルの「STARSHIP」は、どうして英語にしたんですか?
言われると思ってました(笑)。そこは自分が歌い方を意識したことにもつながるんですけど、ラジオを聴いてたときに、洋楽が流れてくると、わかる言葉もあるけど、全部の歌詞がわかるわけではないんですよね。そう思ったときに、歌い方って大事だなって考えるようになったんです。あと、日本語を知らない人がなきごとの歌を聴いたときに、どう思うんだろう?と思ったんです。自分たちの楽曲自体は日本語だけど、たとえば、「STARSHIP」という誰もが知っている言葉が1個でもタイトルに入ってたら、日本語を知らない人にも伝わるものがあるかもしれないなと。
――そう考えるってことは、日本語以外の文化圏の人たちにも、なきごとの音楽が届いてほしいという想いがあるわけですね。
そうですね。「STARSHIP」という言葉の可能性に賭けて、ここでは英語にしようっていう。そこは自分のなかではチャレンジですね。
――アルバムを「B」で締めくくるのが、なきごとのライブの終わりっぽくていいなと思いました。現実逃避を夢想するけれど、涙を断ち切って、前に進もうとする曲のようにも聴こえたし。
実は、これは無理心中の曲なんですよ。これを誰かが聴いたときに同じ気持ちになってほしいんです。死にたくなった夜とか、なにかに裏切られた夜とか、そういったときに、ふと、この曲がその人の脳内BGMとして流れてくれたら、それでいいなと思ってます。
――この曲は、最後の岡田さんのギターがカッコ良いですよね。
すごいですよね(笑)。私も、そこの最後のところでギターを持ち替えたんですよ。スタッフさんが持ってきてくれてたギラッギラのストラトを使ったんです。私は自分のことで手一杯だったんですけど、パっと(岡田を)見たら、「すごいなんかやってる!」みたいな感じで(笑)。
――この曲は、全員で「せーの」で録ったそうですね。
そうです。この4人で鳴らしてる空間が最高だなと思って、刻み込みたかったんです。
なきごと
――えみりさんから見て、今作の岡田さんのギターですごいなと思ったところはありますか?
「マジ天才かよ!」と思ったのは、「知らない惑星」ですね。サビに入る前のギターを、1番と2番で若干変えてるんですよ。1音だけ半音下げてるんです。この曲は、1個選択が違えば、何か違う世界が広がるっていうパラレルワールドの曲だというのは岡田に伝えてあったんですけど。その1個をギターで変えてきてると気づいたとき、本当に感動しました。
――岡田さんって、自分からそういうことを言わないんですよね。ソロインタビューでも、「知らない惑星」のBメロの話は出たけど、そこは言ってなくて。ひけらかさないっていうか。
ハハハ! 言っていいのかな? と思ってるんじゃないですかね(笑)。私も完成して何回か聴いてるときに気づくんですよ。ふつうにフワッと聴いてたら、全然気づけないんですけど、自分の去り際に、さりげなくそういうことをするから粋なんです。
――岡田さんって、えみりさんが曲のなかで伝えたいことをすごく繊細に感じとってますよね。
それも作品を重ねるごとに、グレードアップしてるなと思います。
――最初にインタビューしたときから、えみりさんは、岡田さんのギタリストとしての感性には特別なものを感じてたみたいでしたけど、それも研ぎ澄まされてるのを感じるんじゃないですか?
そうですね。あと、自分の好みと岡田の好みが擦り合ってきた感覚がありますね。いままでは、お互いの好きなものが真逆を向いてる部分があったんですけど、時を重ねることで近づいてきましたね。あと、コロナ禍に会えなくなったのもあって、仲良くなったんです。と言うと、語弊があるかもしれないんですけど。
――いままで仲が悪かったわけではなく、ね。
うん。いったんお互いバンドマンじゃなくなったみたいな流れがあって、友だちっぽくなったんですよね。もともと出会ったときには、お互いバンドをやるという前提で会ってたので。バンドマンじゃないときに一緒にいることがなかったんです。直接会ってたわけじゃないけど、オフラインでお互いにモノを送り合ったりとかしてたので。そういうところで心が近づいたかなと思いますね。
取材・文=秦理絵 撮影=高田梓

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