全国各地の俳優と創り上げた7本のオ
ムニバス作品── 永山智行 作・演出
による、劇団こふく劇場プロデュース
公演『昏睡』

劇作家·演出家の永山智行が代表を務め、宮崎県三股町を拠点に活動を続けている〈劇団こふく劇場〉。2006年~2016年には永山が「宮崎県立芸術劇場」の演劇ディレクターも務めるなど、地域に根ざした作品創りを行い、地域演劇の活性化にも貢献する一方で、2018年~2019年には劇団代表作『ただいま』の全国10箇所ツアーを敢行するなど、幅広い活動を行ってきた。
そして、昨年2020年には劇団創立30周年を迎えたのを記念して、これまでの活動を通して出会ってきた、宮崎、沖縄、熊本、広島、三重、東京、仙台の俳優と共に各地を巡りながら、地域を超えた共同作業の可能性を探っていくことに挑戦。7本の二人芝居オムニバス作品から成る『昏睡』を創り上げていった。
劇団こふく劇場プロデュース公演『昏睡』チラシ表
まず、2020年12月に三重「四天王寺スクエア」にて〈劇団こふく劇場〉の本公演出演者と公募出演者によるリーディング公演を行い、2021年2月には福島「いわきアリオス」にて合宿及びワークインプログレス公演を実施。3月には本拠地・宮崎の「三股町立文化会館」で合宿と本公演を行い、来る4月10日(土)・11日(日)の「三重県文化会館」公演にて、いよいよファイナルを迎える。
そもそもこの『昏睡』は、2005年に東京国際芸術祭参加作品として永山が旧約聖書の「創世記」をもとに書き下ろした作品で、この時は総合演出を〈Ort-d.d〉(現Theatre Ort)の倉迫康史が担当。その後、2009年には〈青年団〉の山内健司、兵藤公美の二人芝居として、〈岡崎藝術座〉の神里雄大による演出で上演。そして今回、初演から入れ替えた新作3作を含む全作を、永山の演出で上演することに。劇作から15年を経て初めて自身で手掛けた本作の演出についてや、劇団30周年を記念した今回の企画にかける想い、また、『ただいま』公演以来、約2年半ぶりとなる三重公演について、永山智行に聞いた。
〈劇団こふく劇場〉主宰で劇作家・演出家の永山智行
── この『昏睡』は、「宮崎県立芸術劇場」の演劇ディレクター就任時に手掛けられた企画【演劇・時空の旅シリーズ】を継承したものということですが、作品の成り立ちから教えてください。
【演劇・時空の旅シリーズ】は、毎年2月ぐらいに、基本的には九州の劇団に所属している俳優を集めて、チェーホフとかベケットとか井上ひさしとかの古典作品を上演するというプロデュース公演を劇場でずっとやっていたんです。演劇ディレクターは2016年に退いて次の方に渡していますが、2020年に劇団が30周年を迎えるので何をしようか、という話の中で、これまでいろんなところをツアーで回ってきて、他にもいろんな活動の中で出会ってきた各地の俳優さんと一緒に作品創りをするということ。それが30年間、私たちが活動を続けきた結果として出来ることであろうと思ったので、【時空】のスタイルをとることにしました。当時は「九州」というくくりの中でやっていたんですけども、今回は全国各地の俳優さんに集まっていただいて創ろうと。それと古典ではなく、2005年に東京国際芸術祭の企画として私が書き下ろしたものをベースにしました。
── 7本の二人芝居オムニバス作品で、というのはどのような経緯で決められたのでしょうか。
元々『昏睡』は、倉迫(康史)さんと「山口、鳥取、北九州、宮崎、東京というネットワークを活かした作品を創りたい」というコンセプトのもと立ち上げたプロジェクトで、演出家も四人いたんです。そういう企画の中で何ができるか、ということになった時に、“二人芝居のオムニバス”というのを考えて、どんな作品を書こうかな…という時に思いついたのが、旧約聖書の「創世記」の逆です。〈かくて人はふえかつ増して地に満ちた〉という言葉が「創世記」にあるんですけど、人が減っていくというか、死んでいくお話を何か出来ないかなと思って、男と女、二人が眠るというところと人が滅んでいくところをちょっと重ね合わせて。16年ぐらい前になりますけど、当時はそういうことを書こうと思って構想した作品ですね。
── 今回、初めてご自身で演出もされたということで、何かポイントにされた点などはありますか?
初演の時は30代半ばぐらいだったんですけど、私も50代になって、実は7本中3本は、全く別の作品を新しく書いて入れ替えたんです。改めて振り返ってみると、30半ばの時に思った「死」というものと、今考える「死」というものの捉え方の変化みたいなものもありましたし、今回出演してくださる皆さんとウチの劇団の俳優との組み合わせの中で、一人一人の俳優さんの魅力をどうやったら出せるかな、みたいなことを考えつつ3本書き直しをしました。他の4本はそのままですけれども、その辺が演出という立場で初めて関わった、或いは劇団の30周年公演として上演する、というところが初演とは違う感じかなと思ってます。
── 入れ替えられた3本というのは?
『文明』『接合』『転生』『別名』『弔鐘』『夢想』『遺骨』の順番で上演するんですけど、『転生』『別名』『弔鐘』が完全新作です。
── この3本は、今回参加される俳優へのあて書き、という感じなのでしょうか?
そうですね。それもありますし、逆に言うと今回落とした3本が、今の私自身のリアリティみたいなところから遠くなってしまっている部分もあったので、そこも合わせて新作を書いた、という感じですね。
『昏睡』宮崎公演より
── そもそも、なぜ「創世記」を題材にしようと思われたのでしょうか。
なんだったんですかね? ちょっともう忘れてしまいましたけど(笑)。なんかでも、現代の日本のお話っていうことではなくて、なるべく普遍的な話を書きたいとはいつも思っていて、だからあまり特定の時代とかに縛られたくない、というところが当時は今よりもっとあったかもしれない。その中で、企画としても大きなものだったのでちょっと神話的な拡がりがあるもの、大きなものをやってみよう、みたいなことだったんだろうと思います。30半ばぐらいの時にはそんなある種の勢いみたいなところでやっていたんですけど、今回に関して言うと、先ほどの繰り返しになりますけど、自分がだいぶ「死」というものに近づいてきたり、周りの人達や近しかった人達もどんどんいなくなっていくという状況があったり。
あともうひとつには、直接的にはコロナのことかもしれませんし、東日本大震災から今年で10年ということもあるかもしれません。例えばコロナのことで言うと、数として「今日、何人亡くなりました」みたいなことは毎日のように伝えられるんだけど、一人一人の名前とか顔とか、どんな人生だったか、みたいなことはあまり見えなくなっている。葬儀にしても今は家族葬みたいなことで、知らない間にいろんな人が亡くなっていたり。なんだろう、生きてるのか死んでるのかわからない、みたいなところがあったりする中で、「死」というものを、ただそこで亡くなって終わり、っていうことではないものとして捉え始めている自分がいて。
「死」の向こう側とか、「死」の実態とか、そこの物語とか、っていうようなことが今の私にはすごく気になるし、そういう意味で言うと、初演の時は私の演出じゃないのであれなんですけど、死ぬことでひとつ終わる、というようなイメージが強かったんです。今回、その向こう…もし今が、コロナとかの状況も含めてある種の「冬」であるんだとしたら、その向こうにある「春」であるとか、「夜」の物語ではあるんですけども、夜が終わった後の「朝」がどう来るか、っていうようなところ。もちろん死んだ者は甦りはしないけど、死んだことがどう次の「朝」とか「春」というものと繋がるか、みたいなところは当初書いた時とは感覚として変わってきているので、その部分は演出的にもいろんなことを試しています。
いわきに行った時に、新盆を迎えた家を供養して回る「じゃんがら念仏踊り」というのがあるんですけど、それをみんなで教わって踊ったんです。死者や残された家族を慰める踊りというのかな。あと宮崎に帰ってからは、いろんな神社を回ったり。元々は「創世記」から始まったんですけど、今回はどちらかというと日本の「古事記」ですね。どうやって人が生まれたかっていうこと、そこからいろんな神様が生まれて、それに纏わる神社があったり。宮崎って本当に神話がいっぱいあって、みんなでフィールドワークに行って神社の由来を見たりとかする中で、神楽であるとか、そういうものを手掛かりにしながら。
ある種の「お祭り」と言いますか、ワイワイするお祭りでももちろんあると思うんですけど、死者の魂であるとか神様を「祀る」という行為の向こうにある、健やかさであったり、無事であったり、穏やかさを祈る、私たちの根源的な気持ちみたいなものを表現するのに盆踊りのフォーマットを使わせていただいたり、そういうことを全体の中に入れながら創っていった部分が、初演とはだいぶ変わってきているかなと思います。
── その辺りも『昏睡』というタイトルに含まれているんですね。永眠とか終わってしまうことではなくて、またいつか目覚めるかもしれないという。
そうですね。チラシの表にも書いた「こうして肉体は風になる やがて訪れる昏睡は 永い祈りになるだろう」という文言は、16年前はよくわからないまま書いていたんですけど、眠って朝を迎えるという行為、朝を待つ、というのかな。そこに対しての祈りみたいなものがあります。今の状況…もう一年以上続いている本当に「長い冬」がある中で、或いは東日本大震災から10年という節目の年にいわきへ行っていろんなものを見たりする中で、その向こうに「朝」が来て欲しいし、「春」が来て欲しい、という祈りを、劇場に足を運んでくださるお客さんたちも含めて今は共有したい、という気持ちがあるのかなと思っています。
── 今作での具体的な演出の仕方としては、これまで劇団活動で行ってきた手法と同様に、という感じですか?
何を持って同じというか、というのはあるんですけど、基本的に作品ごとにどういう方法で作品を掘り下げていくか、ということを俳優達と一緒に試行錯誤しながら創っていく、ということで言えば、今まで通りだと思います。この作品に一番適している“様式”とか“型”は何だろう? みたいなことを探りながら。今回出演する皆さん、これまでされてきたことも全く違うので、その中でどうやって共通の言葉を見つけていくか、それをどうやって作品に反映していくか、というようなことを稽古場でみんなで悩みながらやった、という意味では全く一緒かなと思います。
── 今回参加された各地の俳優の皆さんは、今まで一度は一緒にお仕事されている方なんですか?
それぞれですね。一緒に作品を創ったことのある人もいますし、知ってはいたけど一緒に作品を創るのは初めて、という方もいます。
── それもあって、本公演の前に合宿やワークインプログレス公演も行った、ということなんですね。
そうですね。今回参加している出演者にも、【時空】の時の俳優達にも言ったんですけど、私は劇団主義者なので、劇団というものが作品を創る上では一番有効な形だろう、と信じているんです。それはどういうことかというと、例えば演出家が全てをコントロールしたり、全て提案したものを俳優が形にするっていう一方向のものではなくて、お互いにいろんな経験を含めて共有していく。古臭い言い方をすると、「同じ釜の飯を食う」っていう。だから今回も三股合宿の間は、みんなでお互いに炊事当番をして、今日は誰チームがご飯を作る、みたいにしました。
── いいですね。生活を共にするのが一番絆が深まりそうですよね。
「同じ釜の飯を食う」っていう例えの言葉の本質みたいなことがわかると思うし、いわきではずっとフィールドワークをして、みんなで被災地を回ったりしたんです。そういうことを一つひとつ積み重ねていきながら、作品に向かい合う。私自身ももちろん答えを持ってるわけではなくて問いを持っているし、俳優もみんな問いを持っている。その問いをお互いに共有できるというのが私は一番、作品を創るのに向いている部分だと思っています。
なので今回もとにかく、「ひとつの劇団として作品を創ろう」ということは最初にみんなで共有しました。喋っている時間も結構長くて、いわきでは、俳優同士が初めましての方もいたので、「なんで演劇を始めたのか?」とか、「今、コロナという状況の中で何を感じているのか」みたいなことを、結局1人1時間ぐらいずつ喋るみたいな。11人いるので結構大変だったんですけど(笑)。そういう時間を共有した上で、「この作品って何だろうな?」みたいなことに一緒に取り組むことがとても大事だと思っているので、それも劇団で作品を創る時と全く変わらずやったことかなと思っています。
── そうすると、初めに皆さんに台本をあて書きされた時と、そういった時間を経て演出作業に取り組まれた時には、大きく変わった点などもあったのではないですか?
そうですね。演出が変わるっていうことだけでなくて、やっぱり俳優自身も感じ方、考え方が変わっていくし、それに合わせてこちらもどういう形にするのがこの人達を一番魅力的に見ていただけるかな、っていうことが私にとっては一番大事な仕事だと思っているんです。私が何を見せたいか、ということよりも、今そこに居る俳優さん達の存在感をどう強くそこに置くことができるか、っていうことが一番大事なポイントだと思うので、それは稽古しながら、話し合いをしながらどんどん変わっていったところではあるかなと思います。
『昏睡』宮崎公演より
── 俳優からも活発に意見が出たりとか。
はい、みんな黙っている人達じゃないので(笑)。よく車座になって喋るんです。中心は真ん中にあるけど、どこにも優劣がない並びの中でお互いの顔を見ながら話をする。その中で皆さんからいろんな言葉が出てきます。今回は〈第七劇場〉の小菅(紘史)君がいて、ウチの濱砂(崇浩)もですけど利賀の「鈴木演劇塾」に参加していたメンバーや〈SCOT〉出身の木内(里美)さんもいて、「鈴木メソッド」が共通言語として作りやすいかなっていうことがあったので、俳優陣たちだけで「鈴木メソッド」の手法を借りて稽古をする時間も作りました。なので、俳優同士でお互いの身体を見たりする時間もありました。
── 俳優だけで創っていく部分もあったんですね。
二人芝居のオムニバスなので、当然私が見られるのは1組だけだから、残りの6組はひたすら自主稽古なんです。今回、基本的にはウチの俳優は2本出ることにしているので、結果として3人組が出来るわけですよ。だから2人の稽古なんですけど、もう一人に見ていてもらったり、そこで意見を言ったり、っていうことが起きていたらしいです。それもとてもいい時間だったのかなと思うし、その3人組でさっき言ったご飯当番もやってもらいました。
── 永山さんがその組の稽古をご覧になる度に、それぞれ変化が?
1組1時間ずつ稽古しても7時間掛かるので。7時間経ってもう1回やると、また違うものになっていたり、っていうのがあったので、私もとても楽しかったです。
── そういう創り方だと双方に刺激があって面白いですね。
ある種ワークショップ的な感じのことも行われていたし、一方でみんなでやるシーンもあるので一緒に稽古する時間もあったり。「これからどう演劇をやっていこうか」とか、今の厳しい状況について話す時間があったり、純粋にみんなでバカ騒ぎしてる時間もあったり、振り返ってみると、本当にいろんな意味で濃密な時間だったなと。ひとつの作品を創るには長いとは言えない時間でしたけど、すごく濃度のある時間だったかなとは思っています。
── 今後もまた、こういう方法で作品を創ってみたい、という思いも?
いやぁ~お金がね、大変です(笑)。でも、本当にやれたらいいな、っていうのはあるんです。それは私がっていうことではなくて、この日本という国の中で、こういう試みがもっとあってもいいんじゃないかな、とは思うんですよね。今回、ある種のオールジャパンみたいな形でチームを組んでやったところがあって、それが終わって、またそれぞれの場所に戻っていく、ということがいいなと。今は全県から集まるのは難しいかもしれないけど、それぞれの地域に実績や高い質のある劇団であったり、俳優さん達がいらっしゃるので、こういうオールジャパン的なチームで作品を創っていくようなことが今後もっと拡がっていくといいな、と思います。
── ひとつのシステムとして構築されると良さそうな企画ですね。
逆にそういうところにウチの俳優が参加してくれたら嬉しいですし、この『昏睡』が、そのある種のモデルケースであったり、問いかけにもなるといいかな、とは思ってはいます。
── 既にいわきでのワークインプログレス公演や、宮崎で本公演を終えられていますが、観客の反応や手応えなどはどうでしたか?
どうなんですかね(笑)。決してポップとか、わかりやすい作品でもないし、どう映ってるんだろう?と。客席が一色になるとか、みんなで盛り上がるとか、みんなで笑うとか、みんなで泣くみたいなことは、たぶんあまり起きていなくて。でも一人一人聞くと、すごくみんな深い感想を語ってくれたんです。だから客席は意外に静かで、人によると思います。「ワケわからなかった」と言って帰られる方もたぶんいらっしゃると思うし、逆に「なんだかわかんないけど、最初から最後まで涙が止まらなかった」と仰る方もいらっしゃって、「なんだかわからないけど」っていうところが私はとても素敵だな、と思ってます。私たちの日常の、地続きの風景ではないようなシーンも多いものですから、それを皆さんがどう捉えるのかな?と思いつつ。でも、いわきも三股もカーテンコールは全部ダブルで、お客さんが帰らず最後まで拍手してくださっていたので、何かは伝わったのかな、とは思います。
── 久しぶりの三重公演については?
三重のお客さんは熱いので、どうなるか楽しみです(笑)。三股公演の後、俳優はみんな一旦地元に帰ったので、一ヶ月の間にそれぞれ人生の中で変化があると思うんですよね。それは別に大事件があるっていうことだけではなくて、今日美味しいものを食べたとか、帰りの夕焼けの雲が綺麗だったとか、友達と喧嘩したとか、そういうことの積み重ねの中に皆さん生きていらっしゃるから、それぞれ経験したことを持ってまた三重に集まる。その中で今まで創ってきたものがどう変化して、熟成していくか。そのまま、生きているまま皆さんが集まってくれて、同じ場所と時間を共有することで生まれてくるものがそこにあるっていう。こういう状況の中なので、同じ時間と場所を共有するっていうことだけでも喜びだということを、改めてみんな感じています。
取材・文=望月勝美

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