小沢健二、26年ぶり3ヶ月連続シング
ル・リリース 第1弾は「ウルトラマ
ン・ゼンブ」

小沢健二が2019年より企画していた日本武道館アリーナ・ライブについて、新型コロナの感染拡大状況を受けて中止を決定。その代わりとして2021年3月9日(火)より3ヶ月連続シングル・リリースを行うことを発表した。なお、小沢健二が3ヶ月連続でシングルをリリースするのは、1995年1月〜3月の『カローラIIにのって』『強い気持ち・強い愛』『ドアをノックするのは誰だ?』のヒット・チューン以来、実に16年ぶりのこととなる。

シングル第1弾は『ウルトラマン・ゼンブ』。この「ウルトラマン・ゼンブ」とは、小沢健二の次男(歳)による「すべてのウルトラマンの美徳や必殺技を“ゼンブ”兼ね備えた歴代最強最高のウルトラマン」という意味の造語だという。今回、円谷プロからの協力を得て、曲のタイトルに正式決定したとのこと。
小沢健二

アップ・テンポの同楽曲は、幼い子どもの無敵の万能感、何かを得て何かを失いながら成長していく時間、大人になり味わう焦燥感、限界を知った上で乗り越える疾走感、3分間で終わらない変身、そんな“ゼンブ”が詰まった、ホットな楽曲だという。<カラータイマーが点滅してからが勝負の時だ>の歌詞で始まる、ひとつの完成された小説のような一曲とのこと。

コロナ禍の中で書かれた新しい曲をファンの前で演奏し、その瞬間に初めて世に出して共有したいというのが小沢健二本人の強い希望だったというが、ファンやスタッフの健康リスクにさらしてまでそれは“行わない”という判断を下したいま、届けたいものを届けたい相手に届けるための方法が今回の3ヶ月連続リリースだという。なお、第1弾リリース日となる3月9日(火)は、武道館公演の予定日だった日となる。

【小沢健二 コメント】

3、4、5月と、3ヶ月連続でシングルをリリースします。

どの新音源も、アリーナ公演中止の無念さを叩きこんで、アツアツに仕上げます。

状況に合わせて、その時々の創作をするしかないです。

3月9日、無念ですが武道館ではなく、それぞれの場所で、『ウルトラマン・ゼンブ』を爆音で聴きたいです。そして4月も、5月も。

困難の中、一瞬でも、Tower of Good! (絵文字の「いいね」が積み上がっているような、「良いの塔」。「ウルトラマン・ゼンブ」と同じく、次男4歳の造語です)な時間を。


【リリース情報】

小沢健二 『ウルトラマン・ゼンブ』

Release Date:2021.03.09 (Tue.)

■ 小沢健二 オフィシャル・サイト(http://www.hihumiyo.net/)

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