デビュー45周年の川中美幸、情念系の
新曲「恋情歌」発売

今年デビュー45周年を迎える川中美幸の新曲「恋情歌」が2月3日に発売された。

1977年に現在の芸名である川中美幸と改名し再デビューしてから45年目となるが、当時を振り返り「87年を超えるテイチクの歴史の中で、素晴らしい先輩の方々から頂いた言葉を今でも大事にしています。三波春夫先生からは“ヒット曲は大衆の中にある”と教えていただき、ディック・ミネさんからは“テイチクの4番バッターになれ!”と背中を押され、田端義夫さんからは(親指を立てるポーズで)“男に気いつけや~”って(笑)」と、数々の大スターとのエピソードを披露。

1980年に『ふたり酒』がヒットした翌年のパーティで初めて石原裕次郎に会った際、「とにかく足が長くてカッコよかったのを今でも思い出します。テレビで見ていた『太陽にほえろ!』のボスだ!って感動しました(笑)」と、当時を懐かしんだ。

また、45年の歌手生活で、「これだけ長い期間コンサートを行うことや、歌うことが出来ないということは経験したことがなかった」というほどのコロナ禍で気持ちが落ち込んだこともあったが、ファンの方からの手紙やメッセージが励みとなり、「とにかく自分の気持ちが上がることを探そう」と決意。YouTubeでの動画配信や、特技の裁縫を活かしてマスクを手作りするなど、歌うことが出来なかったステイホーム中も持ち前の明るさで乗り切った。

今回、2月3日に発売された新曲「恋情歌」(こいじょうか)は、自身の歌手生活45周年を記念した曲で、『ふたり酒』や『二輪草』といったヒット曲に代表される“しあわせ演歌”の対極に位置する“情念系”ともいうべき作品。『あなたに戻れる小船があるのなら 海が荒れても恐れず越える』という歌い出しで始まる新曲に対して「どの作品もそうですが歌の世界に入ることを考えています。まさに“全集中”でイメージや情景を膨らませてレコーディングしました」とコメント。

カラオケで歌う際には、「イントロから曲の世界にどっぷり浸って“女優”になりましょう!」とアドバイス。まだまだ大変な日々が続いていく中で、「ステイホーム中に色々な方のコンサート映像を見て、私自身の心が豊かになったように、音楽や歌は絶対に必要なものだと思っています。今はまだ大変な状況が続きますが、また皆さんとお会いで出来る日を楽しみにしています」と、メッセージを送った。

川中美幸 ニューシングル『恋情歌』

2021年2月3日発売
CD:TECA-21005 / 1,227円+税 
 
CD+DVD:TECA-21006 / 1,409円+税
[ 収録楽曲 ]
1. 恋情歌
 作詞 麻こよみ / 作曲 弦 哲也 / 編曲 南郷達也
2. 二度目の春
 作詞 麻こよみ / 作曲 弦 哲也 / 編曲 南郷達也
3. 恋情歌(オリジナル・カラオケ)
4. 恋情歌(メロ入りカラオケ)
5. 二度目の春(オリジナル・カラオケ)

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