下舘夏希

下舘夏希

【下舘夏希 インタビュー】
誰かを動かすには強いパワーで
自分が動かないといけない

クラファンするならみんなも
ハッピーになれることで使いたい

下舘さんを軸に輪が広がっていけばいいというのも素敵ですね。また、THEだいじょぶズのヴォ―カルを務める松野浩介さんと一緒に『元気リンリンツアー2021』という企画も実施されていて、都内のごみ拾いやライヴなどを混ぜ込んだツアーをしていますが、これは『ダテシモの挑戦』の一環ですか?

このツアーは『ダテシモの挑戦』とは別ですが、これはコロナ禍の中で元気がない人に元気を届けたいという趣旨で松野さんが提案してくれたので、一緒に頑張ろうと思って実施しています! ごみ拾いが多く、ライヴの方が少ないツアーなんですけど(笑)。音楽に興味がないけど、ごみ拾いなどに興味がある人が参加して音楽にも興味を持ってもらえるきっかけにもなるし、小さいライヴハウスだと特にアンダーグラウンドなイメージがある場所の興味をもっと持ってもらいたいという気持ちもあるんです。結局、この活動はライヴハウスの応援をしたいと気持ちが根本にあるし、コロナ禍で元気がなくなってしまっている人に元気を与えたいというとおこがましいですが、その想いも込めています。

だから、自由参加だし、間にはしゃべり場を開催する予定になっているんですね。では、『ダテシモの挑戦』で今後チャレンジしたいことは決まっていますか?

『ダテシモの挑戦』はシングル1,500枚完売をしてアルバムを作るというのが目標のひとつだったんですよ。だけど、コロナ禍の前にそれを考えていたので、シングル1,500枚の売上でアルバムを作るではなく、何か違うことも考えなきゃと思っています。自分がこの挑戦に向けて借金をすることもあるので、今のところ決まっていないのが現状ですね。1,500枚売り上げるのと、ライヴをする以外は未定なんです。

なるほど。アルバムを作るという目標が変わるかもしれないとおっしゃられましたが、借金ではなくクラウドファンディングを活用するという考えにはならなかったのですか?

クラウドファンディングは人生で一回しか使えないと思いませんか? 人のお金を何回もお願いして集めるのは私の中で少し違うんです。クラファンするならみんなもハッピーになれることで使いたいと思っていて。アルバム制作は自分が借金すればどうにでもなることじゃないですか。自分が借金をして作ったアルバムを頑張って売ればいいだけだし。だから、クラファンを使うとしたら、例えばロックンロールのフェスを企画して、そこにクラファンでお金を投資してくれる方が呼びたい好きなアーティストの中から投票が多いアーティストを呼ぶとか、みんなハッピーになれる使い方が良くて。そうしたいから、クラファンは取っておいています。

自分とファン、周りのバンドも一緒になれる企画じゃないと実施したくないと。ファンの方が応援の一環で下舘さんが活躍できることに投資するとしてもそれは違う気がするという考えは、下舘さんの人柄がそのまま出ていると感じました。だから、『ダテシモの挑戦』はファンの方の意見も取り入れながら組み立てていくんですね。

そうなんです。毎日のニュースでやり方が変わってくると思うから、自分が2019年に決めた時よりもさらに難しくなってきていると感じています。目標を立てて走っていきたい人ではありますが、柔軟に対応しないといけないなとはコロナ禍で思い知らされていますね。

発表してしまった宣言なので、どうなっていくのか私も過程を追っていきたいと思います。この記事で『ダテシモの挑戦』を知ってくれる方が増えたらいいですよね。でも、下舘さんは音楽が好きで活動を続けてこられましたが、辛さを感じて辞めたくなったことはなかったんですか?

まったくなかったですね! 記事としては面白くないかもしれませんが(笑)、私の一部に音楽がずっとあるんですよ。生まれて物心がついた時から歌手になりたいと思ってたので。幼稚園の頃の卒業文集とかに書いた夢は、花屋さんだったりしたかもしれませんが(笑)、ずっと音楽の道を進もうと決めて、そこから一回もぶれたことがないです。未だに“なれるわけがない”とか言われても、“今に見てろよ!”としか思わないし、むしろ逆境に立たされれば立たされるほど“やってやる!”という気持ちになるんですよね。そのエネルギーだけできている気もします(笑)。

そのエネルギーを保てることがすごいですよ!

誰かを動かすには自分がめちゃめちゃ強いパワーを持って動いていないと引き留められないと思うので、私はバカなくらい大きな夢しか見ていないけど、音楽を一度も辞めようとは思わなかったです。

2022年の渋谷CLUB QUATTRO弾き語りワンマンが近い目標ですが、“日本武道館2days”という言葉もTwitterで見ました。『ダテシモの挑戦』以降のビジョンがありましたら教えてください。

武道館2デイズが目標です! そもそも渋谷CLUB QUATTRO公演というのは、私の人生において武道館公演を考えた時に“今、CLUB QUATTRO公演をやってないと武道館は間に合わないじゃん!”と思って決めたので(笑)。みんなライヴを決めづらい世の中だと思いますが、どうすればやれるかを考えた上で“決めちゃえ!”っと思ったし、そこは決めたもん勝ちだと思ってて。人間は“やる”か“やらない”かですからね。CDの1,500枚完売と渋谷CLUB QUATTROで500人収容が目標で達成しないとカッコ悪いですけど、挑戦しないほうがカッコ悪い。もちろん決めた目標を達成しないと次に何もできないからこそ、頑張って挑戦しています。

取材:岩田知大

シングル「アーカイブルー」2019年5月22日発売 ※自主制作CD
    • ¥1,000(税込)
    • ※限定1,000枚
    • ※ネット販売時は送料全国一律500円別途頂いております。
    • ※購入に関しては、オフィシャルHPをチェック
シングル「ぐるぐるまわって」2018年8月29日発売 ※自主制作CD
    • ¥1,000(税込)
    • ※限定1,000枚
    • ※ネット販売時は送料全国一律500円別途頂いております。
    • ※購入に関しては、オフィシャルHPをチェック
シングル「ダイアライブ / パッションピンク」2016年12月23日発売 ※自主制作CD
    • ¥1,000(税込)
    • ※限定1,000枚
    • ※ネット販売時は送料全国一律500円別途頂いております。
    • ※購入に関しては、オフィシャルHPをチェック

ライヴ情報

『ゲンキナフタリズム〜元気リンリンツアー〜』
1/24(日) 東京・下北沢ろくでもない夜【昼公演】
2/26(金) 東京・神田THE SHOJIMARU
3/19(金) 東京・高円寺U-hA
※詳細はオフィシャルHPをチェック

『下舘夏希 弾き語りワンマン(仮)』
[2022]
1月 東京・渋谷CLUB QUATTRO
※詳細はオフィシャルHPをチェック

下舘夏希 プロフィール

シモダテナツキ:1988年、北海道出身のシンガーソングライター。幼少期から歌手を目指し、15歳にはライヴや芸能活動をスタートさせる。14年に自主制作でシングルを発売。15年に芸能事務所に所属し、TV番組『幸せ!ボンビーガール』など、バラエティー番組等に出演しながらも4年連続でワンマンライヴと自主企画ライヴを定期的に開催した。19年までに自主制作シングルを5枚発表(※廃盤あり)。20年7月に事務所を退所しフリーとして活動をスタートさせた。21年1月に『ダテシモの挑戦』と銘打ち、22年1月の渋谷CLUB QUATTROでの弾き語りワンマン公演の開催とCD累計1,500枚完売を目標とした企画を本格始動。コロナ禍の中、企画成功へ向けて日々奮闘している。下舘夏希 オフィシャルHP
下舘夏希 オフィシャルTwitter

「アーカイブルー / 201」
レコーディング&音源視聴動画

「ぐるぐるまわって」MV

「ダイアライブ」LIVE

OKMusic編集部

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