2020年に開発したZOOM使用のオンライン飲み会イベントの模様

2020年に開発したZOOM使用のオンライン飲み会イベントの模様

【かねやん的アニラジの作り方】第2
3回 2021年への思い

2020年に開発したZOOM使用のオンライン飲み会イベントの模様 あけましておめでとうございます。皆さん近年になく穏やかなお正月を迎えられたことと思います。僕も正月休みとして沖縄に行く予定でしたが中止になりました。ですから急に時間ができたので、いろいろ考える正月にしたいと思っています。

 なかなか終焉をむかえないコロナ禍。これまでは「ピンチはチャンス」とか「変化を楽しむ」とかいって前向きにことをとらえていた人も、いよいよ我慢の限界を迎えつつある時期ではないでしょうか。かくいう私もコロナ禍に見舞われて以降、一言でオンラインイベントと言っても全く新しいビジネスモデルを開発していくのと同じで刺激的といえば刺激的ですが、さすがに毎回これが続くと「疲れた」というのが本音です。ただ少しずつコロナ後にも残りそうなかたちが見えてきました。2021年はそのかたちを広げていく1年になります。
 そのかたちとはまず「オンラインエンターテインメントの追究」です。去年1年を通じていろいろな「オンライン」のかたちを実験してきました。そのなかで今年はライブ性の高いオンラインイベントを広げていきたいと思っています。2月には北海道出身の女性声優3人がパーソナリティを務める「なまらぶ」で極寒の北海道の寒さを体験、そこで収録した映像をオンラインイベントとして見せる「史上最低のオンラインイベント」という企画にトライします。
 昨年12月にはミリタリー通信大学の講師が戦艦三笠記念館や東京湾要塞を参加者とZOOMで会話しながら各所を解説する「ミリタリーオンラインツアー」を実施しました。まさに「双方向型ブラタモリ」です。コロナによって、新しいイベントの可能性は拡大しました。まずはそれを大きくしていきたい。
 次はまだ何もアイデアはないのですが「まったく新しいこと」を始めてみたいということです。僕は起業したといっても前職の延長線上にある「プチリタイア起業」とよく人から冷やかされるのですが、これまでは会社の基盤づくりのためその色彩が強かったのです。このコロナ禍で得たノウハウを「まったく新しいこと」に生かせないかと考えています。先日、ニコニコ生放送のスタジオとして、普段医療系や就職面接のオンライン配信をしている企業さんのスタジオをお借りしました。これまで配信というとイコール「エンタメ」のことを指しましたがコロナは「配信」を全産業に拡大させました。従業員500人の会社の社長さんが全社員にメッセージを送る。これってそこそこな規模の「オンラインイベント」ですね。
 新しい働き方もどんどん広がっています。僕が注目しているのは「地方」です。僕は普段東京に住んでいますが、もう一軒、山梨県の八ヶ岳のふもとにも家があります。もともとは休日に行く程度だったんですが、最近は平日も結構八ヶ岳のほうにもいるようになりました。今はやりのワーケーションというやつです。打ち合わせもオンラインでやることに違和感がなくなった今、かなりの仕事が東京から離れた八ヶ岳でもできるようになったことを実感します。その一方で、僕の家がある別荘地は空き家が目立ち、住んでおられる方も高齢化が目立ちます。このあたりにも商売のネタがあるように思います。冒頭で正月に沖縄行きがなくなったと書きましたが、実はまったく同じ7日間という日程で4月に沖縄に行くつもりです。まったく普通の1週間に「沖縄」に行ってどれくらい仕事と旅が両立できるのかワーケーションの実験だと思って楽しみしています。ま、こういうことを書くと「プチリタイア起業」とまた冷やかされそうですが(笑)。

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