Flower「白雪姫」童話の様な世界観は切なくもロマンチック

Flower「白雪姫」童話の様な世界観は切なくもロマンチック

Flower「白雪姫」童話の様な世界観は
切なくもロマンチック

童話の様に美しいMVも見どころ

▲Flower 『白雪姫』
『Flower』は元々、ダンススクールEXPGに在籍していた水野絵梨奈、藤井萩花、重留真波、中島美央の4名からなるパフォーマンスユニットでした。
彼女達は10代という若さで、EXILEのライブツアーにバックダンサーとして参加。
加えて、女優やモデルとしても活動していました。
そこへ、2011年2月に開催された「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 3 ~For Girls~」の合格者である鷲尾伶菜、武藤千春、市來杏香、坂東希、佐藤晴美が加入。
メンバー9人による新生『Flower』は「キュートさと、美しさを放つビジュアル」をキャッチコピーに、2011年の秋に華々しくデビューしました。
そんな『Flower』は、EXILEのDNAを色濃く引いた実力派グループで、ダンスや歌唱力などのパフォーマンスは抜群です。
MVで披露するハイクオリティなダンスや演技は素晴らしく、公開されるたびに話題となりました。
今回紹介する『白雪姫』のMVも、冬の森にいる白雪姫を彷彿させる、美しい衣装を纏ったメンバー達の切なくも美しい演技と世界観が注目を集めたのです。
童話の世界のような静けさに、彼女達のシャープなダンスがアクセントとなって、とても完成度が高い動画となっています。
描かれているのは切ない片思い
白雪姫 歌詞 「Flower」
https://utaten.com/lyric/jb81312009
歌詞の始まりは、切ない片思いの告白から始まります。
愛する人がいる人を愛してしまったという、どうしようもない恋心を「赤い」色で表現していますね。
そして寒空に降る「白い」雪を、汚れの無い純粋な存在として描いています。
片思いの切なくくすぶる感情と純粋な白雪の様な冷静さを、それぞれ色で巧みに表現しており、しっかりとしたコントラストを感じますね。
またMVでも、ダンスシーンの衣装は赤、森に静かに佇むシーンの衣装は白、と色分けされています。
歌詞に合わせて静と動が印象的に使い分けられている、美しい内容の映像となっていますよ。
シャープなダンスシーンは、片思いする相手への切なくも熱い気持ちが表現されているのかもしれませんね。

白雪姫 歌詞 「Flower」
https://utaten.com/lyric/jb81312009
続く歌詞では、主人公の願望が描かれています。
雪の中に咲く花という特別な存在になって片思いの相手を待ち続けたい、そんな諦めがつかない本音が感じられますね。
サビを締めくくる「鮮やかに 私だけ ああ 咲けるからよ」のフレーズは、本当は愛する人の唯一の存在になりたい、という主人公の悲しい胸の叫びのようです。
望み薄とわかっていても揺れる心
白雪姫 歌詞 「Flower」
https://utaten.com/lyric/jb81312009
望みの無い片思いだとわかっているのに、心のどこかで期待し続けてしまう。
そんな主人公の揺れる恋心が後半の歌詞では描かれます。

白雪姫 歌詞 「Flower」
https://utaten.com/lyric/jb81312009
くすぶる心を汚れのない純白の雪で覆い尽くしてしまいたい、そんな主人公の辛い心情が伝わってきます。
燃える恋心を白い雪で冷ますような、彼女の理性が表現されていますね。
諦めてしまいたい気持ちと、相手が振り向いてくれるのを信じ続けていたいという深い愛が、主人公の心には同時に存在しています。

白雪姫 歌詞 「Flower」
https://utaten.com/lyric/jb81312009
続く歌詞は、まさに「白雪姫」を彷彿させるフレーズが印象的です。
誰よりも自分が一番愛しているのではないか?
そんな主人公の切ない疑問が描かれています。
自分の愛の大きさに相手が気付いて、いつの日か迎えに来てほしいという主人公の願望が伝わってきますね。

白雪姫 歌詞 「Flower」
https://utaten.com/lyric/jb81312009
サビの「いつまでも」「永遠に」という御伽噺のような存在感のあるフレーズが印象的です。
最後の「白雪姫は キスされて 悲しみの眠りから そう 目覚めたのよ」のフレーズからは片思い相手が迎えに来てくれると信じ、待ち続けることにした主人公の決意が感じられます。
しかし楽曲は、主人公が淡い希望を抱き、片思いの相手を待ち続けたままいたまま終わっていくのでした。
忘れたくても忘れられない、そんな切ない片思いをしたことがある方に深く刺さる歌詞ではないでしょうか。

TEXT 宮本采佳

UtaTen

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