AKB48歌唱力No1決定戦 小田えりな 予
選&本番も尾崎豊の名曲を披露
第3組に登場して尾崎豊の「I LOVE YOU」を熱唱したのがAKB48チーム8神奈川県代表の小田えりな。歌い終えるとMCから「どんな想いで歌いましたか?」と振られると、小田は「予選でも尾崎豊さんの曲を歌い、本番でも歌いました。昨年も出場しましたが、昨年も『I LOVE YOU』を歌おうか迷ったのですが、歌いませんでした。今年は『I LOVE YOU』を歌おう!と決めてやってきましたので、歌えて嬉しいです」と裏話も語っていた。小田は予選でも尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」を披露していた。
尾崎豊の楽曲は誰もが知っていて受け継がれている名曲。今でも老若男女の多くのアーティストがカバーしており、誰もが口ずさんだことがある曲ばかりだろう。「I LOVE YOU」は日本人アーティストだけでなく英語圏、中国、韓国でもカバーされている。
幻冬舎の代表取締役社長の見城徹氏の著作『読書という荒野』(幻冬舎)で尾崎豊について以下のように書かれていた。
「自己救済が『表現』の初発ならば、尾崎豊ほどオーソドックスな表現者はいなかったと断言できる。30年近くたった今も、尾崎豊の曲が人生のとば口にいる多くの若者を引きつけるのは、誰もが1回は世界を信じられない絶望的な自分を経験するからだろう。 1回はどうしようもない自分の暗黒を通らなければ、人は善く生きることなどできないはずだ。尾崎豊が問いかけたものは、『お前は楽をして生きているのではないか?』という永遠の問いなのだ。」
また審査員席の井上ヨシマサ氏から「友達のおだえり」と言われた時のステージ上の小田の嬉しそうな笑顔も印象的だった。