東京03【インタビュー】最高傑作、第
22回単独公演『ヤな塩梅』配信中 「
どんな状況になったとしても、この3
人でコントライブを」

東京03(豊本明長・飯塚悟志・角田晃広)が、2020年9月に実施した第22回東京03単独公演『ヤな塩梅』の見逃し配信が、11月30日(月)23時59分まで発売中だ(※視聴は12月3日(木)23時59分まで可能)。今週11月27日(金)~11月29日(日)の3日間、東京・日本青年館ホールにて開催される『ヤな塩梅』追加公演のチケットは、当然ながら完売。いま彼らの最新単独ライブを、会場と同じフル尺で視聴できるのは、この見逃し配信のみとなっている。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、3月からぽっかりと空いてしまった空白期間に「“趣味で”ネタを書いていた」という飯塚。その後も、話題となったリモート単独公演『隔たってるね。』やYouTubeチャンネルでのネタの配信など、できることを積極的に楽しんできた東京03の3人に、改めて配信にかける想い・いま3人でコントをやる意味を聞いてみた。
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◆世の中そんなにあまくない。でも、やるしかない
飯塚悟志
――今回、有料のライブ配信に踏み切った理由をお聞かせください。
飯塚:ほかに手立てがなかったというのが一番の理由です。もともと例年通り全国ツアーをやる予定で会場もスタッフさんも抑えていたのですが、それが新型コロナウイルス感染拡大によって全部中止になってしまって。こんなこと言うのもあれですが、大赤字なんです倭。それをなんとか補填しなければとなって、生配信することにしました。サザンオールスターズさんや星野源さんのライブが、生配信ですごい数の人に観られていたので、東京03なら「このくらいはいくかな」と想定していた数字があったんですが、びっくりするくらいその数字に全然届かなくて。まだ赤字です(笑)。
――5月には、YouTubeチャンネルで東京03リモート単独公演『隔たってるね。』を公開。確実にステップを踏まれている印象でしたが……?
飯塚:そのはずだったんですけどね(笑)。『隔たってるね。』のコメント欄に、「お金を払わせてください!」って感想がたくさんあったから、有料配信してみたのに!
豊本:話が違ったね(笑)。
飯塚:世の中そんなにあまくはないですね。
東京03(豊本明長・飯塚悟志・角田晃広)
――(笑)。 『隔たってるね。』はトレンド入りするなど、大きな話題になってましたよね。そもそもリモートに特化したネタを作ることになったきっかけは?
飯塚:あのネタは、外出自粛期間中に仕事がとんで本当にやることがなかったので、空いた時間に趣味で書いていたものだったんです。あくまでも趣味だったので、いつどこで披露するかもまったく考えずに書き始めたら、面白いものができて。せっかくなので角田と豊本にグループLINEで送ってみたんです。そしたらふたりの反応もよかったので、じゃあ一度形にしてみようと思って、ZOOMの録画機能を使ってやってみました。そこで手ごたえがあったので、次は作家のオークラに見せたところ、「単独公演を配信しましょう」ってなったんです。しかも一週間後に!
―― 一週間後!? スピード感がものすごいですね。
飯塚:ええ。決まるまでは、ただ自分たちが楽しいからという理由だけでやってました。ほかにやることもなかったし、誰に見せるわけでもなかったので、プレッシャーも一切ないし。でも一週間後にやりますと決まってからは、ただの仕事になりました(笑)。
角田晃広
――おふたりは、『隔たってるね。』のネタが送られてきた際、どう思われましたか?
角田:まず、ただの趣味で書いたネタが送られてきたことにびっくりしましたよね(笑)。でも確かにやることがなかったので、ありがたかったす。リモートではありましたけど、久々にネタ合わせできたのも楽しかったし。さらにそこから単独公演をやることになったときは、さすがに度肝を抜かれましたね(笑)。でもオークラさんと飯塚さんが動き出してくれたおかげで、コロナ禍でも充実した時間をおくることができました。
豊本:僕もまったく同じです。3人でただ撮ってみたときは、面白いものができたからYouTubeにでもあげればいいかな? くらいの気持ちでした、単独公演となるとハードルが一気にあがりました。構成も、オークラがいつもの単独公演のようにちゃんとしたものを作ってくれることになったので、すごいことになったなと。
――ちょうど家で楽しめるコンテンツの注目度が高かったタイミングというのもありますが、なによりも東京03の皆さんがとにかく楽しみながら作られてるのが伝わってきました。
角田:楽しかったですね。
東京03リモート単独公演「隔たってるね。」

◆「ミスにも種類かあるからさ」
――『ヤな塩梅』のネタのなかでは、ロリータ戦士で腹抱えて笑いました。リモートワークを早くもネタにされているのがすごいなと。ああいったものは東京03さんの真骨頂だと思うんです。すごくリアルな話から始まって、ちょっとずつズレていく感じといいますか。
飯塚:ありがとうございます。しっかり楽しんでくださって、いいお客さんだなあ。
――テスト配信用にも、新たにネタを作られてますよね。配信に対するサービス精神と意識の高さがすごいなと。
角田:飯塚さんが、テスト配信用にもネタを書いてきたことにびっくりしましたよね。
飯塚:ちょっとでも何かしら引きになるものがあった方がいいかなと思ったんです。あとは単純に、フラストレーションが溜まってて。コロナ禍で思うように仕事ができなくなってしまったことに対する、いろいろなものが溜まってたんだと思います。それをアウトプットできる場所が、ネタ作りしかなかった。なので、ネタ作りも仕事という意識はなくて、単なる趣味として書いていました。思えば、学生時代もそうだったんです。内向的な性格だったので、学園祭や文化祭で披露するわけでもなく、ただただ家でネタを書いてたんです。その頃のことを思い出しましたね。
東京03(豊本明長・飯塚悟志・角田晃広)
――『ヤな塩梅』はステージで披露したコントをライブ配信する形ですが、なにかいつもと違った意識はありましたか?
飯塚:そこは、いままでさんざんライブビューイングをやってきたので、あまり意識せずできました。
角田:そうだね。昔、初めてライブビューイングをやったときは、カメラがあることをものすごく意識しましたけど。で、失敗するっていう。カメラの赤いランプが目に入ると、途端に緊張しちゃうんです(笑)。でも最近のカメラはあの赤いランプがないことが多いので、カメラが入ってることを意識せずにできてます。
飯塚:ただ、ミスってはいましたよね。まるで何も問題なかったみたいに言ってますけど。
角田:まあまあまあ……。
一同:(笑)。
飯塚:夜公演で、わけの分からない日本語しゃべってるでしょ。
角田:それは、配信する・しない関係なく、ただミスってるだけだから。カメラを意識したことによるミスではなかったから。
飯塚:結局ミスってるんだから、ミスってない体でしゃべるのやめてくれる?
豊本:ミスはミスなんじゃないの?(笑)
飯塚:こっちからしたら、同じミスだよ!
角田:全然違います。ミスにも種類かあるからさ。

◆目の前にお客さんがいるのといないのとじゃ、全然違う
――(笑)。そして11月には追加公演が開催されることに。
飯塚:このご時世なので、前のめりな気持ちで単独公演がやりたいというわけではないんです。やっぱりお客さんのなかに感染者が出てしまうのも、自分達が感染するのも怖いですから。でもやらないといけない状況だった。
――その恐怖心は、どうしようもないですよね。
飯塚:「クラスターを出してしまったらどうしよう」っていう不安はあるので、いつも通りのテンションではないです。9月にやった時もそう。なんとか乗り切ったなっていう感じでした。お客さんの笑い声を聞きながらネタができたのはうれしかったけど、もしこれで明日クラスターが出たらどうしようっていく気持ちは、公演中もずっとあって。だから、とにかく何事もなく無事に公演が終わることだけを祈ってました。本番中も、ふとしたときに最前列のお客さんがフェイスシールドしてるのが見えたりすると、「ああ……コロナ禍だなあ」と思わずにはいられなくて。
――でもそんな状況でも、今はやるしかないと。
飯塚:やるしかないんです。それに、そんななかでも観にきてくださるお客さんがいらっしゃるなら、おもいっきり楽しんでいただきたいなと思うんです。
豊本明長
――YouTubeにもネタを上げられていますが、コントライブを生で見る醍醐味や魅力はどんなところにあると思いますか?
飯塚:やってる側としては、目の前にお客さんがいるのといないのとじゃ、全然違うんです。お客さんが笑ってくるからこっちも乗ってくるし、アドリブもできる。逆にお客さんのリアクションがないと、アドリブなんて出せないんです。お客さんが盛り上がって喜んでくれてるから、アドリブを足したり引っ張ったりしてるのに、それがないと「ここをひっぱっていい」っていう根拠がないじゃないですか。そうすると、稽古どおりのきっちりとしたコントにしかならないんです。お客さんがいて笑い声が生まれて、それで初めてネタは完成するものなので、配信と生はまったくの別モノですよね。
角田:僕はその“間”とか感覚までは分からないタイプ(笑)。それでもやっぱり、お客さんがいるほうが断然楽しいですね。
豊本:見る側としても、生だと迫力や圧を感じることができると思います。あと、生だったらステージ全体を見ることができるのも大きいですよね。配信カメラの場合は、ディレクターさんがスイッチングを切り替えて、配信でも楽しめる映像にしてくれているので、どっちも見てもらえるとうれしいです。
――配信があるからこそ、生だけのときよりも「こうしよう」みたいなものはありますか?
飯塚:それに関しては、ないんです。むしろ、どれだけこの3人で乗ってやれるかが大きい。そこにお客さんの声が入ってくることが大事。稽古場でどんなに固めても、お客さんの前でやると変わってくるのが面白いんです。角田さんは一切変わんないですけど。
角田:その辺はちょっとよくわからないですね(笑)。
東京03(豊本明長・飯塚悟志・角田晃広)
飯塚:お客さんのリアクションを受けて変わる俺たちと、一切変わらない角ちゃんっていうのが逆に面白いんです。その分、角ちゃんをいじれますから。
角田:お客さんによって“間”が変わるとか……よく分かんないんです(笑)。
飯塚:その分からなさがいいんですよ。なんで分かんないんだよって思いながらつっこむのが楽しい。いつまでも完成しない感じがいいんです。
角田:いつまでも完成しないって、それはダメじゃないか(笑)?
飯塚:そこが角田さんの面白さだから。

◆いつでも東京03を辞めていい
――ぽっかり空いてしまった2020年。改めてお互いや東京03について考えたことはありましたか?
飯塚:リモート公演が終わって、9月の『ヤな塩梅』に向けてやっと直接ふたりと会って稽古できた時は、やっぱりおもしろい奴らだなと思いました。3月に稽古ができなくなってから、再開できたのが7月。約5か月も稽古ができないなんて、いままで一度もなかったですから。
――東京03を続けていくことについて、どのように感じていますか?
飯塚:俺は、この3人で死ぬまでずっとやっていきたいと思ってるんです。それだけ、この3人で楽しく仲良く続けていくことはすごいことだから。今年は角田さんがドラマの撮影が忙しくて、ネタの稽古ができないなんてこともありましたが。それでも毎年新ネタを作ってコントライブを続けていくことが、どれだけすごいことか。でも、ネタのことになるとどうしても僕がイニシアチブをとることが多くなってしまっているから、ふたりがそれを窮屈に感じるなら、別に縛り付けたいとは思わないんです。俺の理想は、3人で毎年コントライブを続けること。そのためにはレベルアップしたいから、ついつい稽古で口うるさくなっちゃうんですよね。もしふたりがそれを嫌になったら、いつでも東京03を辞めていいよっていうスタンスではあるんです。
飯塚悟志
角田:僕は、3人でコントをするのが楽しいからずっとやってきたので、これからも東京03としてコントライブをやり続けていきたいです。続けるためにレベルアップも必要だと思うので、がんばっていかなきゃと思ってますよ。
飯塚:昔は、角田さんに自由にやってほしかったので、細かいことは言わなかったんです。やっぱりボケだし。でも同じことを何十回も全国ツアーでやり続けると、細かいところがどんどん気になっちゃって。それを少しずつ直していったら、どんどん良くなっていったので、さらに口をだすようになっちゃったんです。それである日、「角ちゃんは楽しいのかな?」って思うようになって。
角田:確かにどんどん細かい演出が入るようになりましたが、それは飯塚さんが、東京03をいいものにしようとしてるからこそ。ちゃんと受け止めて本番に臨むようにしています。まあ、結果、できないことの方が多いですけど(笑)。でも本番は楽しくやれてるので、できなかったものはしょうがないなと。ごめんね、飯塚さんっていうしかない。
飯塚:苦笑。いや、これが東京公演だけだったら、それでいいんです。でも地方公演も続くとストレスになる。「コイツ、また同じところミスったな」って(笑)。
角田:そこが分かってないんですね。分かってないから治らない。我ながら申し訳ないですね。
飯塚:たまにできたりするのに、次の日はまた戻ってたりするよね。
角田:きっとまぐれだったんですね(笑)。
豊本:(笑)。僕も、飯塚さんが細かく言ってくれてるのは面白くするためっていうのが大前提だと思ってます。それに、ちゃんとできればお客さんが笑ってくれるので、特に苦痛ではないですね。笑ってもらえたらこっちも楽しいですし。
東京03(豊本明長・飯塚悟志・角田晃広)

◆「気づいた人が負け」だけど……
――こうしてお話していると、真面目な豊本さんと、自由な角田さんというおふたりの両極端さが、飯塚さんのネタにすごく反映されているのがわかりますね。
飯塚:そうですね。完全にこの3人の関係性でネタを作ってます。あえてまるっきり変えて書くことはないかな。そうしたとしても、どこかに角ちゃんの屑な部分が残ると思います。
角田:そんなはっきり「屑」って言わないでよ(笑)。あと、漢字はキツイからせめてカタカナにしてよ。
一同:(笑)。
飯塚:めったにないですけど、ネタ合わせしてみてしっくりこなければ、配役を変えることもあるんです。それぞれが演じることで、その人らしさが出てくるんでしょうね。
――豊本さんも、稽古でそういうのを感じることはありますか?
豊本:僕は自分でいっぱいいっぱいです(笑)。
飯塚:でもしっくりくるときは3人とも納得できるよね。僕らは天才じゃないから、楽しく仲良くやるしかないんです。納得いくものができるまで、いっぱい話し合って作るしかない。話し合わないと気持ちなんてどんどんずれていくので、とにかく話し合いはたくさんしています。ネタに関してはまったく話し合わないんですけどね。主に人間性の話ばっかりしてます。
豊本明長
――人間性……?
飯塚:長くやっていくためには、人にちゃんと感謝しなさい、とかですね(笑)。飯塚さんからはよくそういうお言葉をいただいてます。
豊本:いただいてますねえ。
――(笑)。逆におふたりから飯塚さんに要望を出すことはないんですか?
角田:ないですね。
豊本:ないです。
飯塚:ふたりとも、まったく他人に興味がないんです。
角田:あははは。3人中2人が他人に興味がない人間なので、飯塚さんには負担をかけてるだろうなと思います。
飯塚:だから、「気づいた人が負け」なんですよ。2人がこういう人間なので、俺が最初にいろんなことに気づいちゃうし、気づいたら言うしかないんです。それは人間性に限らずなんでもそう。ライブが近いから稽古場を押さえなきゃとか、そういう事務的なことも最初に気づくのが俺なんです。なんで全部俺がやらなきゃいけないんだよと思ったこともありますが、それを誰かに振る時間ももったいなくて、自分でやっちゃう。気づいた人が負けなんです(笑)。でもこのふたりが楽しくやれてるなら、それでいいかなと。
東京03(豊本明長・飯塚悟志・角田晃広)
――なるほど。改めて『ヤな塩梅』の見どころを教えてください。
飯塚:毎年新作のネタを6本、オークラが1本作って公演をやってるんですが、今回も面白いものができたと思います。今回のライブは特にすっごく好きなネタが多いんですよね。最高傑作になってるんで、ぜひ配信を見てください。
角田:配信を見るためのテスト動画まで、飯塚さんが作ってます。まさか新しくネタを書いてくるなんて誰も思っていなかったので、軽く合わせてすぐ撮った映像になってます。だからこそぜひ観てほしいですね。
飯塚:テスト配信用の動画は、一回撮った翌日に、俺と角ちゃんの役を入れ替えて撮り直してるんです。それも踏まえて見てもらえると。
角田:あの状態のものを見てもらうことはなかなかないので、オススメですね。
豊本:生でコントライブを観に来たことがない方でも、配信だったら気軽に見られると思います。興味がある方は、ぜひこの機会に見ていただきたいですね。周りのお友達と一緒に見るのも楽しいと思います。配信だったら、手軽にオススメできるんじゃないかと。
第22回東京03単独公演『ヤな塩梅』初日公演開幕ステージカット
飯塚:あと、配信されている夜公演で、角田さんがミスってるのを確認していただきたいですね。
角田:あのね、どこをミスってるかハッキリわかります。だって日本語がおかしいもん。
飯塚:まず昼公演を見てから、夜公演を見ていただくと、わかりやすくて楽しいですよ。
角田:昼が正解です(笑)。

◆「それを想えば、まあ誰にでも希望はありますよね」
――追加公演が終わればもう12月。2020年は皆さんにとってどんな一年でしたか?
飯塚:こんなに大変な状況のなか、角田さんがブレイクしやがったんですよ!
一同:爆笑。
角田:いやいやいやいや~。
飯塚:『半沢直樹』の出演によって、新たにCMが3本も決まったんです。ブレイクしやがったんです!!
角田:ラッキーでしたねぇ。
ブレイクした角田晃広
――“しやがった”なんですね(笑)。
飯塚:コロナ禍でブレイクしやがった……。
豊本:みんながヒィヒィ言ってるなかでね。
角田:僕も「いい年でした」とは言いにくいですよね。本音では「いい年だったな」って思ってますけど。
一同:(笑)。
飯塚:この人は“持ってる”なと思います。よりによって今年ブレイクするんだ!? って。
角田:『半沢直樹』に出させていただけたことが、やっぱり大きかったですね。おかげで……ブレイクしましたから!(笑)
――じゃあ角田さん的には「2020年はいい年」だったと(笑)。
飯塚:妬まれるぞ~!(笑)
◆「コントライブだけは毎年絶対にやっていく」
――そして2021年に向けての想いをお聞かせください。
飯塚:元に戻って、いままでどおり生で全国のお客さんに見ていただくことが一番ですが、こればっかりはどうなるか全く分からないですよね。でもどういう形であっても、コントライブだけは毎年絶対にやっていくと思います。例えどんなに小さい劇場でも、やる。生配信なのか、満席でお客さんに入っていただけるのかは分かりませんが、どういう状況になったとしても、この3人でコントライブをやるっていうことだけは確かですね。
角田:そうですね。
豊本:うん。
――いつか元どおりになったとして、新たな手段のひとつとして配信を続けていきたいというお気持ちはありますか?
飯塚:僕らももうこの歳なので、50歳60歳となったら、体力的に全国を回るのがきつくなってくると思うんです。それでもコントライブはやり続けたいとなったときに、生配信があれば、地方の方にも見てもらえるなとは思います。
東京03(豊本明長・飯塚悟志・角田晃広)
――ありがとうございました。最後に、伝えておきたいことはありますか?
飯塚:こんな大変ななか、角田さんは今年ブレイクしやがりました(笑)。それを想えば、まあ誰にでも希望はありますよね。
角田:ブレイクするにしても、今年じゃなくてもよかったのでは? とは思ってますよ、一応(笑)。
豊本:あはは。
取材=加東岳史 取材・構成=実川瑞穂  撮影=中田智章

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