CS衛星劇場にて「坂東玉三郎特集」が
決定　姉妹チャンネルでは『シネマ歌
舞伎』のレギュラー放送がスタート

CS放送局「衛星劇場」にて、2021年1月に「坂東玉三郎特集」と題して、テレビ初放送となる＜グランドシネマ＞『日本橋』のほか、『羽衣』（2007年10月・歌舞伎座）、『阿国歌舞伎夢華』（2004年12月・歌舞伎座）の3作品が放送されることが決定した。

＜グランドシネマ＞『日本橋』は、玉三郎が手掛けた、完売御礼の人気公演『日本橋』の映画化作品。姉の俤（おもかげ）を追う男と、二人の芸者の物語。『日本橋』は昭和の文豪・泉鏡花が大正三年に小説として発表し、のちに自ら戯曲化するほど鏡花自身が愛していた作品。坂東玉三郎が齋藤雅文と共に新たな演出を考案、そして実に二十五年ぶりにお孝役に臨んだ。映画化にあたっては、玉三郎自ら映像制作に参加し、隅々までこだわりぬいた作品に仕上がっている。

『羽衣』（C)松竹株式会社

『阿国歌舞伎夢華』（C)松竹株式会社

また、姉妹チャンネル CS 放送局「ホームドラマチャンネル」では、1月からシネマ歌舞伎のレギュラー放送がスタート。記念すべき第 1 回目の放送では、衛星劇場の坂東玉三郎特集にあわせ、坂東玉三郎・尾上菊之助出演の『京鹿子娘二人道成寺』 が放送される。

＜シネマ歌舞伎＞『京鹿子娘二人道成寺』