松下洸平、生駒里奈、ファーストサマ
ーウイカ、岡本健一ら出演で、KERA
CROSS第三弾『カメレオンズ・リップ
』を上演 演出は河原雅彦

2021年4月2日(金)〜4月4日(日)北千住・シアター1010、4月14日(水)〜4月26日(月)日比谷・シアタークリエ(5月中旬まで大阪・名古屋ほか各地公演あり)にて、KERA CROSS第三弾『カメレオンズ・リップ』が上演されることが決定した。
近年、演劇界での名だたる賞を立て続けに受賞し、2018年秋紫綬褒章受章、2019年第26回 読売演劇大賞 最優秀作品賞・優秀演出家賞を受賞するなど、活躍し続ける劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)。30年以上の執筆活動の中で、ナンセンス・コメディをベースにしながらも、一つの作風に留まらず鮮やかに変遷し、一人の作家が産み出したとは思えない多様な作品を世に送り出して来た。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)
2019年、その数々の戯曲の中から、選りすぐりの名作を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創り上げる、シアタークリエ連続上演シリーズ「KERA CROSS」がスタートした。

2019年に第一弾『フローズン・ビーチ』(演出:鈴木裕美)、2020年に第二弾『グッドバイ』(原作:太宰治 演出:生瀬勝久)を行い、この度、第三弾として『カメレオンズ・リップ』を河原雅彦演出で2021年に上演する。
本作は、2004年に堤真一、深津絵里などのキャストでBunkamura シアターコクーンにて初演し、話題となった。物語は20世紀初頭あたり、ヨーロッパの古びた山の邸宅を舞台に、謎の死を遂げた姉に瓜二つの使用人と暮らす男、そこに集ってくる亡き姉の夫、元使用人、医師、姉の友人など、様々な人々がそれぞれに嘘をつき、騙し合い、事態を混乱させ、破綻してゆく……という、予測不可能のクライム・コメディだ。
河原雅彦
その予測不能の物語に、華やかさと毒を含み、心情に刺さるエンターテインメントを生み出す演出家である河原雅彦が挑む。さらに、音楽は、東京事変the HIATUSのメンバーとして活躍する作曲家・キーボーディストの伊澤一葉が務め、KERA脚本、河原演出との刺激的なコラボレーションを行う。
キャストには、舞台・映像・音楽など様々なフィールドで活躍し、ドラマ「スカーレット」「#リモラブ〜普通の恋は邪道〜」等でも話題の松下洸平、乃木坂46出身で数々の舞台作品に出演し、『すべての犬は天国へ行く』に続き、KERA戯曲への出演となる生駒里奈、女優として、音楽アーティストとしてキャリアを重ね、バラエティ番組でも八面六臂で活躍中のファーストサマーウイカ、そして、華やかさと卓越した演技力で多くの舞台作品に出演する岡本健一、といった話題のキャストを始め、多彩な実力派のキャストが一堂に会した。
計算で割り切れない騙し合いの先に、何が待っているのか。客席で翻弄されたいと思う、楽しみなスタッフ・キャストとなっている。
演出:河原雅彦 コメント
KERAさんの舞台はもちろん何本も拝見させてもらっていて、その都度たくさんの刺激を全身に浴びて参りましたが、KERA さんと僕って、これまで作ってきた作品のタイプ、真逆だと思うんですよね。そんな僕が KERA さんにクロスさせてもらうわけですから、せっかくなので先が見えない感じを楽しんでみようかと。
で、『カメレオンズ・リップ』。
一筋縄ではいかない登場人物たちによる騙し騙されの応酬を軸にした、いわゆる“コンゲームもの”かと思いきや、いつしか怪しいケムに巻かれ、ジワジワ得たいの知れない沼に引きずり込まれるような、そんな『先が見えない』作品です。
集まっていただけた俳優陣も、それぞれ余りある魅力を有しながら、ヴァラエティに富過ぎていて、いろんな意味で先が見えないっていうね。
やー、どうなるんでしょう??? 先が見えなさすぎて今からワクワクしております。
どうぞ皆々様、なんとも言えないケムに巻かれにこぞって劇場に足をお運び下さいませ。
松下洸平 コメント
KERA CROSS『カメレオンズ・リップ』に出演させて頂きます。
お話を頂いてからすぐに戯曲と初演のDVDを拝見し、いくつもの言葉の中に散りばめられた嘘と本当に、その傍観者である僕は飲み込まれました。
グルグルと回るストーリーを楽しんで頂けるよう、精一杯ルーファスを演じさせて頂きます。
KERAさんの脚本、そして演出の河原さん、共演者の皆様と新しい『カメレオンズ・リップ』を作れるように精進して挑みます。
生駒里奈 コメント
この度エレンデイラ/ドナ役としてこの作品に参加させて頂きます、生駒里奈です。
KERAさんの作品は『すべての犬は天国へ行く』と言う作品を演じて以来二度目となります。
その際、KERAさんご本人が観に来てくださったのですが、「もう少し稽古の時間があればよかったね」という言葉を頂いたのを覚えています。
その言葉がずっと私の中にあり、その時の気持ちをプラスに出来る日を待ちわびていました。
今回お話しを頂き、初演を拝見し、以前同じ役を演じられたのが深津絵里さんと知り、色々な意味でプレッシャーを感じましたが、この作品をやる事が私にとって大きな力になると確信しました。
お客様に素敵な時間をお届けできるように精一杯努めます!!

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