L→R SHOYA、KAZUKI

L→R SHOYA、KAZUKI

【ANFiNY インタビュー】
いろいろな曲があって、
いろいろなメッセージが揃っている

毎日の路上ライヴで力をつけ、全国ツアーも開催してきたヴォーカルデュオ・ANFiNY。満を持してミニアルバム『僕らの夢』でメジャーデビューを果たすSHOYAとKAZUKIに、出会いから路上ライヴの思い出、デビュー作に対する想いを語ってもらった。

“ANFiNY”という名前をつけて、
全部自分たちでやると決めたのが転機

三重県出身のSHOYAさんと大分県出身のKAZUKIさん、おふたりはどうやって出会ったのでしょうか?

SHOYA
僕は“いつかグループやユニットを組んで活動したい!”と思って19歳で上京しました。3年ほどレッスンを受けて、ある程度人前に立つ準備ができたかなというタイミングで音楽プロデューサーにスカウトしてもらったんです。で、“一緒にやりたい人はいる?”と訊かれてメンバーを探していた時に、SNSでKAZUKIを見つけたんです。“この人と一緒にやってみたい”と思って共通の知人を介して出会い、一緒に組むことになりました。

SNSとは?

KAZUKI
Twitterです。
SHOYA
歌っている動画を観て一緒にやってみたいと思ったのがきっかけで、KAZUKI以外には声をかけてませんでした。

現代的な出会い方ですね。

KAZUKI
SNSがなかったら出会うことはなかったよね。その当時、僕は福岡にいて、ひとりで路上ライヴをやっていたので、その様子をTwitterに上げていました。

Twitterにアップして、ご自身でこういう展開になると予想できていましたか?

KAZUKI
思っていました。ひとりでやっていたんですけど、僕もグループでやりたいという気持ちがあって…人の目に触れてもらう方法ってSNSで自分の歌っているところを紹介するしかなかったんです。でも、“誰かが絶対に見てくれる! 絶対に声がかかる!”と思ってやっていましたし、実際に何人かから声をかけてもらっていて。で、その中でSHOYAとやることを選んだんです。

お互いに最初に直接会った時の印象はいかがでしたか?

SHOYA
よく訊かれるんですけど、お互いに思っていた通りで…画面越しに見ていたままでした(笑)。
KAZUKI
SHOYAは僕のことを“男っぽい”と思っていたようで、逆に僕は彼を“都会っぽい”と思っていましたね。

ちなみにふたりの音楽のルーツは?

SHOYA
僕は完全にJ-POPですね。SMAPさんが大好きで、男女ともにアイドルソングで育ってきました。キャッチーなものしか聴かないみたいな人でしたね(笑)。
KAZUKI
僕は母がフィリピン人なので、小さい頃から洋楽もたくさん聴いていたこともあり、洋楽から音楽が好きになったんです。そこから邦楽ではEXILEさんといった方たちの曲を聴くようになって。逆にアイドルとかはテレビで耳にするぐらいで、わざわざCDを買って聴くというところまではいかなかったですね。

そんなおふたりにとって当時の活動の場が路上ライヴで。365日、雨の日以外はやると決められていたそうですね。なぜ路上ライヴをしようと決めたのでしょうか?

KAZUKI
それしか選択肢がなかったんです。路上ライヴをやって、SNSで拡散してもらいながら続ける。最初はお客さんが0人から始まって、少しずつ増えていった感じです。

初めての時はいかがでしたか?

SHOYA
KAZUKIは福岡でやっていたんですけれども、僕は初めての経験だったから目はめっちゃ泳ぐし、どこを見ていいか分からないし…みたいな感じでした(笑)。確か4年くらい前に、池袋でやったのが初めてだったと思います。最初のほうはKAZUKIが引っ張ってくれていて、彼がやったことをよく見つつも同じことをやっても面白くないから、“自分はこうやってみよう”といろいろ試行錯誤してましたね。今はもう目の位置は定まりました(笑)。
KAZUKI
初日の昼間はほぼ0人だったけど、夜は多かったよね。
SHOYA
夜は30人くらいかな? なぜかその時だけ集まったんです。まぁ、最初というのもあって、僕の友達とかが観に来てくれんですけど、その後は徐々に減っていって(苦笑)。
KAZUKI
オリジナル曲とかをやり出した時ね。
SHOYA
カバー曲をやると結構立ち止まってもらえたんですれど、途中からオリジナル曲しかやらなくなったら、人がまったく止まらなくなった(苦笑)。アーティストとしての意地じゃないけれど、“オリジナルを聴いてもらってなんぼでしょ”というのがあったんで…苦しかったですね(苦笑)。

そこをどう乗り越えていったのでしょうか?

SHOYA
実は以前は違うグループでやっていたんです。大きな転機はフリーになって、自分たちで“ANFiNY”という名前をつけて、全部自分たちでやると決めてからですね。路上ライヴをふたりでやる中で、カバー曲をメインにするようになったり。でも、普通にカバーするだけではなくて、自分たちの色が出るような工夫をして…KAZUKIだったら原曲とは違う歌い回しをしたり、僕はハモりを原曲とは違うラインでとったりとか。そういうことをやり始めてから、すごく変わりましたね。2カ月後くらいには観てくれる人が100人くらいになっていました。

やはりフリーになったのが大きかった?

SHOYA
そうですね。“自分たちの感覚を信じる”ということをやったのを覚えています。
KAZUKI
それまでは与えられるままにやっていたというか、自ら何かを生み出すということをしていなかったんですよね。ある時、SHOYAから電話がかかってきて、“明日から毎日路上しよう”と言われて、“その言葉を待っていた!”と思いましたね。
SHOYA
友達と旅行に行った帰りの新幹線の中で、仲の良い友達がメジャーデビューするというニュースリリースを見たんです。その時に“なんで俺は友達と旅行に行って遊んでいるんだ! 今やらなきゃ、もう俺はダメだ!”と思って、その場でKAZUKIに電話しました(笑)。そこから雨の日以外は…なんなら雨の日も毎日路上ライヴをしたのを覚えています。
KAZUKI
僕はその頃、グループとは別にひとりでも路上ライヴをやっていたんですよ。だから、熱量に違いがあって。でも、そこでやっとふたりの方向が合致したと思います。

それぞれから見て、お互いの声の魅力は?

SHOYA
一番は引き出しが多いところですね。曲にあったチョイスをたくさん持っているので。あと、いろいろな曲を聴いているから、曲について詳しいんですよ。勉強という感覚で聴いてないと思うんですけど、ちゃんと吸収して自分の中に落とし込んでいるのは、日々隣で見ていて感じますね。
KAZUKI
こういうことを言うのは恥ずかしいな(笑)。シンプルにSHOYAは声がいいと思いますね。僕は結構ハイトーンのほうなんですけど、彼は低音で喉を鳴らすような声だし、変に癖がないんですよ。うまく歌おうとして、みんないろいろやりたがるじゃないですか。でも、彼はずっとフラットなんです。
SHOYA
僕は彼と真逆で曲を聴かないので引き出しが増えないんですけどね(笑)。
KAZUKI
その分、いい意味で迷いがないから、レコーディングの時もだいたい2回くらい歌うだけで終わるんです。でも、僕は長くて…“もうちょっとこうしたいんです”というのが多いんですよね。
L→R SHOYA、KAZUKI
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OKMusic編集部

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