第7世代実験室「#playthemoment」、
舞台『たかが世界の終わり』をStrea
ming+にて配信

2020年10月24日(土)21:00より(再配信11月1日(日)20:00より)、イープラス「Streaming+」ほかを使用して、第7世代実験室の配信企画「#playthemoment」で、舞台『たかが世界の終わり』を配信する。現在、イープラスにて視聴チケット発売中だ。
第7世代実験室は、故・蜷川幸雄が作り上げた団体「さいたまネクスト・シアター」の有志メンバーによる企画ユニット。彼らの新しい試みが、「演劇ドキュメンタリー#playthemoment」だ。彩の国さいたま芸術劇場を舞台にYouTubeにて配信されている同番組は、コロナ禍でとある戯曲の上演を目指す俳優たちの日々を追った演劇ドキュメンタリーである。
『たかが世界の終わり』
この度、「#playthemoment」の企画で、舞台『たかが世界の終わり』を配信することを発表した。本作は愛すること、愛されることを求めて不器用に傷つけ合ってしまう家族の姿を描いた、フランスの劇作家ジャン=リュック・ラガルスによる戯曲。不治の病により余命僅かであることを知った34歳の青年・ルイは、長年会うことを避けてきた家族の元へ帰郷する。病を打ち明けようとするルイだが、次々に語りかける家族たちは不在だった長男との時間を埋めようとするかのように話す隙を与えない。どこまでも噛み合わずに進んでゆく彼らの会話劇は、1995年に38歳で亡くなった著者の自叙伝ともとれる。
『たかが世界の終わり』
本作の主人公・ルイを演じるのは、映画、ドラマ、舞台問わず主演作が続く藤原季節。ルイの弟アントワーヌ役に内田健司、その妻カトリーヌ役に周本絵梨香、ルイの妹シュザンヌ役に佐藤蛍。内田は舞台演出も担当する。そしてルイの母親役には、蜷川作品にも多数出演し第18回読売演劇大賞優秀女優賞受賞の銀粉蝶。その他、劇を支える“俳優たち”として髙橋英希、長尾稔彦、角健士、サカベカズミ、石原滉也らが参加する。
『たかが世界の終わり』
コロナ禍で危機に立たされた演劇界で、いま彼らが抱えている想いと、この作品がどう織り重なっていくのか。第7世代実験室公式YouTubeチャンネル「ダイナナチャンネル」では、本作の企画立ち上げから本番上演までの製作の様子を追うドキュメンタリーを毎週配信中。キャストやスタッフのインタビューから稽古風景まで、彼らの葛藤と模索の日々を見ることができる。
そして、配信するのは、一回限りの無観客上演。1台のカメラでワンシーン・ワンカット収録し配信。撮影を担当するのは、是枝裕和監督などの映画作品で知られる撮影監督山崎裕に師事し、現在はドキュメンタリーと映画の撮影をメインに活動する武井俊幸。撮り直しのできない舞台ならではの緊張感と、無観客収録でしか撮ることのできない没入感のある映像を目指し、ワンカット長回しに挑む。
『たかが世界の終わり』
収録場所は、彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO(大稽古場)。同劇場の芸術監督であった蜷川幸雄と共に俳優たちが稽古を重ね、数多くの蜷川作品を生んできたこの稽古場での本番収録は、配信中のドキュメンタリーから地続きに、リアルタイムで演劇が立ち上がるさまを観客と共に追っているかのような実験的な試みとなる。

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