Chapman、"東京の今"を奏でる初シン
グル「Bypass」をリリース

コロナ禍の今年4月に1st EP『CREDO』をリリースし、予定されていたライブ等が全て中止となるなど苦難の門出となったChapmanが、初のシングル「Bypass」を9月30日にリリースした。
コロナ禍で制作された本作「Bypass」は、コロナウィルスの波及によって自由で希望に満ち溢れた東京を奪われたことに対する、人々の行き場のない怒りや悲しみを歌っている。その一方で楽曲の終盤では、これまで東京に抱いていた漠然とした理想を見つめ直し、これからは少しずつ小さな幸せを見つけていこうという、バンドの前向きな想いも込められている。
『CREDO』ではソウル、ファンクをベースに多彩な音楽性を展開したが、新作となる本作「Bypass」は、80sのファンク、AORを現代的なアプローチで昇華したダンスナンバーとなっていて、移ろう季節にぴったりなクールな楽曲に仕上がっている。またコーラスにはMimeのボーカル、ひかりが参加している。
前作に引き続き、レコーディングを藤城真人、ミックス・マスタリングをyasu2000(big turtle STUDIOS)が担当。origami PRODUCTIONのエンジニアである両者が担当することでオールドな要素とモダンな質感を携えた音像が実現。Chapmanの世界観が更に色濃くでる作品となった。
また、同日には「Bypass」のミュージックビデオも公開される。同ビデオは、歌詞の要素を切り出したストーリーベースの作品となっており、東京に夢をみた男の葛藤が描かれている。主演は、俳優の小野翔平が務めている。

■MV監督 神宮 司 コメント
曲に対して感じたことをストレートに映像にしました。自分の人生、何をしても誰も責めないけど、自分が納得できる生き方ができているか。
そもそも納得できる生き方が自分にとって最善の生き方なのか。僕自身も年取るたびに考えるこの葛藤がこの曲からグワッときたので、是非感じてもらえたらいいなと思います。

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