TikTok発、共感率抜群の
シンガーソングライター・ひらめを
解き明かすインタビューを公開!
女の子に共感してもらえる曲を
今後も投稿していきたい
ひらめ
ひらめさんの曲は恋愛で感じるもどかしい距離感、手が届きそうで届かない切ない片想い目線をうまく拾い上げて代弁してくれる感じがして、どの曲も共感率がすごく高いのが印象的でした。作詞はどのようにされているんですか?
ひらめ
歌詞は実体験でもないし、少女漫画を見たりアニメを見たりするわけでもないんですよ。テーマを決めてから想像して作るってことが多くて、「ショートヘア」は“好きな人のために髪型を変える女の子”をテーマで作りました。ストーリー性のある曲を作るのが好きで、ぜんぶ想像で歌詞を書いていて、あまり他のアーティストに影響されることもないですね。
そうだったんですね。リアルなので実体験も入っているのかな?って想像していました。共感性っていうのはTikTok発のアーティストの共通項としてあるような気もあります。
ひらめ
そうですね。中高生の女の子のファンが“共感しました”ってダイレクトメッセージを送ってくれるのはやっぱりモチベーションに繋がります。女の子に共感してもらえる曲を今後も投稿していきたいと思っています。
TikTokに投稿しているコメントシリーズは、投稿についたコメントを歌詞にして歌うスタイルの動画で、すごく斬新で面白いなと思いました。コメントシリーズをはじめた経緯も教えていただけますか?
ひらめ
TikTokの初投稿が3月15日で、その最初の投稿についたコメントを自身で歌にしました。歩いてる時に思い浮かんだんですけど、一度投稿してからは、コメントシリーズの歌詞に使われるのをわかってみんなが送ってくれるので、わりとテーマに合ったコメントがもらえています。リレー形式でシリーズとしてもだいぶ投稿が増えました。
このアイデアはいつ生まれたんですか?
ひらめ
「ポケットからキュンです!」も本当にふとした瞬間にパッと出てきた言葉なんですけど、コメントシリーズも同じでしたね。TikTokをはじめてからは特に考えたりせずに直感的に日常の中でアイデアは思いつきます。歩いてたり、それこそご飯を食べてる時に思い浮かぶので、すぐに携帯にメモったりしてますね。
先日はTikTok発の若手シンガーが集結した『TikTok Sessions vol.1』にも出演し、ひらめ初のライブも経験しましたね。
ひらめ
シンガー・ひらめとしてのライブは初めてだったので、めちゃ緊張しました。でも、1曲目を歌ってからは緊張が解けて良かったです。
緊張してる感じは伝わってこなかったけど(笑)。
ひらめ
本当ですか!? ありがとうございます。ライブ中はコメントとかは見れなかったけど、インスタのダイレクトメッセージでライブ写真を集めたスクショの写真を送ってくれたり反響は良かったですね。
まだ活動をはじめたばかりですが、今後はどんなアーティストになりたいですか?
ひらめ
投稿を通してもっといろんな女の子の方に共感してもらえるような曲を作っていける人になりたいですね。女性目線を歌うアーティストとして、ひらめを知っていただけたらなって思います。
photo by 石丸敦章
text by 後藤千尋