伊香保温泉

伊香保温泉

伊香保 温泉旅館 ホテル天坊は2種の
温泉楽しめる極上の宿 群馬上州の素
材の食も楽しめる!

万葉集の和歌にその名を残し、武田勝頼が真田昌幸に命じて湯治場を整備。明治時代には、この地を舞台に「不如帰」を書いた徳冨蘆花をはじめ竹久夢二・夏目漱石・萩原朔太郎ら文人たちが訪れるなど、日本の歴史に名を残す名湯・伊香保温泉。
伊香保温泉には二種類のお湯があるのはご存知ですか? 武士たちからも戦いで受けた刀傷を癒やすと、古来から愛されてきた茶褐色の「黄金の湯」。そして1996年に誕生した、病後の回復や疲労回復に効く透明の「白銀の湯」があります。このふたつのお湯を楽しめるこの地で、四季の彩りに抱かれながら、温泉の効能を芯から堪能できるおすすめの宿が「ホテル天坊」です。
約58軒ある伊香保温泉の宿の中でも、「黄金の湯」「白銀の湯」両方を楽しめるのはわずか5軒。そのうちのひとつがホテル天坊ということで、期待は高なるばかり。最高のリラックス体験を叶える一泊体験をレポートします!
JR渋川駅から30分弱バスで揺られて到着したホテル天坊、高い天井が印象的な広々としたフロントと、その先にティーラウンジ、さらに日本庭園とホテルに一歩踏み入れただけで、それまでの浮世の垢が落ちるような高揚感! ティーラウンジでウェルカムドリンクをいただいてひと息しながら眺めた日本庭園には、なんと足湯もあるのがさすが温泉地ならでは。
もちろん昨今のコロナウイルス禍に対応して、入場時にはもれなく消毒と体温チェックも。心から安らぎたいひとときに入り込む不安を極力なくして、思う存分楽しめるようにきちんと対策されているところが嬉しいですね。
チェックイン後、まずはお部屋に通されるわけですが、ここはさっそくお待ちかねのお風呂を紹介しましょう!
まず「黄金の湯」「白銀の湯」ふたつの湯どちらも楽しめるのが、天坊自慢の「天晴大浴場」。男湯女湯ともに浴場に入って、まず最初に目の前に広がるのが内湯の「しろがねの湯」。体を芯から温め、疲労回復に効くという澄んだお湯につかれば、日々の疲れもいきなりリセット! 頭も体も今日はリゾート満喫するぞ、という気持ちに切り替えてくれます。
続いては源泉かけ流しの「こがねの湯」。屋根の下の内湯でありながら外気を感じる場所にあり、榛名山の優しい空気を感じながら、数百年に渡って武将や文人たちの体を洗い流してきた黄金の湯の力を感じてください。
さらに奥には岩に囲まれた「だんだんの湯」(男湯)、「かくれんぼの湯」(女湯)、トルマリンの効果で肌をより美しく輝かせる「つるりんの湯」、石づくりの寝湯が心地いい「ねたろうの湯」(男湯)に陶器の湯船に「壺入り娘の湯」(女湯)と多種多様なお風呂を堪能出来ます。
そして本館地下にある、もうひとつの浴場が「岩風呂」。この林に囲まれたマイナスイオンたっぷりな風情ある露天風呂を作りあげている岩に秘密があります。この岩の正体は「三波石」。江戸時代から庭園を彩る名石として知られており、この石が採れる群馬県神川町の渓谷「三波石峡」と三波石は、いずれも天然記念物に指定されています。
しかも、この岩風呂を作るために使われた三波石はなんと600トン! 足元からゴツゴツとした岩肌を足裏、さらに体で感じつつ入る露天風呂は野趣に満ちて、まさに伊香保の歴史を肌身で感じさせます。また最近人気高まる一方のサウナと水風呂もあるので、最高の外気浴も体験出来ます。
それ以外にも貸し切りの家族風呂や露天風呂もあり、他のお客様の目を気にせずに伊香保の湯を満足行くまで味わうこともできます。ほっと息を抜く個人旅行からカップルや仲間友人とのリゾート、そしてファミリー揃っての温泉旅行と、お風呂ひとつとってもさまざまな楽しみ方を実現できます。
今回宿泊したのは11.5畳の和室。定員6人と、ファミリーでもゆったり使える広々とした部屋は、部屋に入るやいなや、荷物を放りだして畳に寝転がって寝転がりたくなる空間。また段差がなく扉が大きく開くトイレ、軽く汗を流す用のシャワーなど、設備の細かい気遣いが嬉しいですね。
ホテル天坊では和室だけで8種類、全183室の客室は、ベッドで過ごしたいという方のための洋室あり、露天風呂付客室、さらに特別なお客様のための貴賓室など、家族旅行や海外からのお客様など用途別のお部屋を選べます。一度泊まると「次はどの部屋に泊まろうかな……」と思わされる充実感!
部屋で休んで、温泉をたっぷり堪能したら、あと満たされたいのはもちろんお腹! 特にファミリーでの食事でおすすめなのは、食座「旬の坊」でのバイキング料理です。群馬上州の素材を使ったメニューが特に好評で、目の前で料理人が焼き上げる牛ステーキ、日本名水百選に選ばれた箱島湧水で育った地魚の塩焼き、郷土料理の絹うどんにつみっこ汁など、群馬の美食がたっぷり詰まってます。しかもバイキングですからもちろん食べ放題です。
さらに自社創作コンテストで天坊のスタッフたちが腕によりをかけて作り上げたメニューの数々、またデザートではケーキやアイスの他に伊香保温泉名物の湯の花まんじゅうもありと、高齢者から子供まで好みの幅が広い家族連れはもちろん、お酒のつまみにいろいろ小鉢をチョイスして堪能するもよし、それぞれの最高の伊香保の夜を作り上げてくれること間違いなしです。
翌朝、早起きして温泉を堪能するもよし、人の少ない石段街から伊香保神社までを散策するもよし。朝食バイキングをたっぷり味わって、チェックアウトする頃にはエナジー満点! 榛名山の最高のもてなしを受けて全身がすっかり整っているのを帰りには実感するはず。
ふりかえってみると温泉や食事の満足感に加えて、すれ違うスタッフの挨拶の心地よさや、ティーラウンジなどひと息つけるスポットの充実といった、サービスの細やかさが一泊とは思えない満足度を与えてくれたのに気づかされます。仲間との息抜きの旅、ファミリーの行楽、どんな目的の旅にもおすすめの宿、それがホテル天坊です。

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