少人数限定のプレミアムなバレエ公演
「SHIVER2020夏」が横浜・戸隠(長野
)・京都で開催

“ワールドクラスのバレエダンサー・アーティストを至近距離で見られる全席SS席のパフォーマンス“を謳うバレエ公演「SHIVER2020夏」が、2020年7月31日(金)~8月18日(火)、横浜・戸隠(長野)・京都で行われる。
英語で“震える”という意味を持つ「SHIVER」を始めたのは、「横浜バレエフェスティバル」(本年度は新型コロナウイルスの影響により中止)のプロデューサーである吉田智大。少数の観客がワールドクラスの一流ダンサーの演技を間近で堪能できるプレミアムな機会は、昨年パリ、東京でショーイングを実施済みで、この夏、いよいよ本格的に始まる。
昨年(2019年)に東京で行われたショーイングの様子
普段の劇場での公演とは異なり衣裳や照明はシンプル。だけど、手の届きそうな距離で時にダイナミックに、時に繊細な表情を浮かべて踊るダンサーたちを余すことなく目に焼き付けることができる。客席は各回100席程度と限られており、なんとも贅沢な時間を過ごせそうである。
二山治雄
出演は日替わりで、二山治雄(パリ・オペラ座契約団員)、米沢唯(新国立劇場バレエ団プリンシパル)、小池ミモザ (モナコ公国モンテカルロ・バレエ団プリンシパル)、東真帆(パリ・オペラ座契約団員)、高瀬譜希子(元カンパニー・ウェイン・マクレガー)、佐藤健作 (和太鼓奏者)、木下嘉人(新国立劇場バレエ団ソリスト)、柳本雅寛 (振付家・ダンサー 、+81主宰)、遠藤康行(元フランス国立マルセイユ・バレエ団ソリスト・ジュンヌバレエYOKOHAMA振付指導)、飯島望未(ヒューストンバレエ プリンシパル)、中島映理子(元パリ・オペラ座契約団員、現クイーンズランド・バレエ)、ジュンヌバレエYOKOHAMA(7月31日)とトップスターからフレッシュな若手まで多彩で目が離せない。
The Hall Yokohama(横浜)
各日の出演者が公演ごとに1~2作品を踊り、昼夜2公演の日および2日間連続で同会場にて公演をする場合でも、最低2作品は違う演目を上演。二山と東はそれぞれのヴァリエーション(ソロ)のほか、『グラン・パ・クラシック』よりグラン・パ・ド・ドゥ、『眠れる森の美女』第三幕よりグラン・パ・ド・ドゥを準備。二山は柳本と組んで『二山&柳本のダンス解体新書』なるデュオも発表するという。高瀬は佐藤の『Measuring the Heavens』(「横浜バレエフェスティバル2016」上演作品)、今回の「SHIVER」のための新作(作品名未定)などを踊る。小池も佐藤とコラボレーションして新作を発表。米沢・木下は京都(8月17日、18日)のみに出演し木下が振付する『Contact』を披露。飯島、中島はそれぞれヴァリエーションを踊る予定だ。
ロームシアター・ノースホール(京都)
まるで舞台上にいるかのような“ラグジュアリーステージ!“が売りで、ダンサーたちがただ踊るだけでなくお楽しみタイムも設けられているという。上質で親しみやすい舞台において、ダンサーの個性・魅力を存分に味わえる。貴重な機会に注目したい。
文=高橋森彦

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