CRZKNY、コロナ禍をテーマにした新曲
「CGW-20」MV公開 「club GOODWEAT
HER」の営業再開も

CRZKNYが新曲「CGW-20」のMVを公開した。
本作はCRZKNY自身が所属するDJ/コレクティブ集団〈GOODWEATHER〉が今年愛知・名古屋にてオープンしたヴェニュー「club GOODWEATHER」を舞台にした新曲。自身初監督作となるMVは、コロナ渦におけるクラブの再定義と本来のあるべきクラブの形の間で蠢く情動をテーマとしており、深夜に無人のクラブで開かれる“記憶と妄想の一夜の記録”として製作された。なお、撮影は全編「clubGOODWEATHER」にて行われている。MVはストロボを直写して撮られたシーンが多いため、視聴の際には注意を。

また、4月より愛知県からの営業時間短縮及び公演営業の自粛要請を受け変則的な営業を続けていた「club GOODWEATHER」だが、7月23日(木・祝日)より本格的な公演営業を開始する。記念すべき初日を飾るのは、“ミニマル・テクノとしてのフットワーク”を提唱し、2016年に『fin』をリリースした後、惜しまれながらも活動を休止した日本を代表するフットワーク/ジューク・プロデューサーのD.J.FulltonoとCRZKNYのユニット、Theater 1。彼らが実に4年ぶりに本格的な活動を再開し、ライブ公演を行う。また、CRZKNYのソロ・ライブ、D.J.Fulltonoによるスペシャルな内容のDJプレイも披露予定とのこと。

さらに、翌日7月24日(金)にはharuru犬love dog天使、翌々日の25日(土)にはHARUKA(Protection / Future Terror)と、『GOODWEATHER presents VIRTUE』としての3日間を予定している。

新型コロナウイルス対策のステイトメントに沿い、入場者数50名の限定チケットはCGWの オフィシャル・ストア(https://goodweather.shop) にて電子チケットが販売される。なお、 公式LINEアカウント(https://lin.ee/VVKTuLC) をフォローすることでいち早く情報をゲットすることも可能な上、入場時の記帳をせずに確認のみで入場することができる。

【CRZKNY コメント】

この作品は、世界で同時に起こった事象によって強制的に変革を迫られた世界の片隅で、しかし確実に存在する「クラブ」という場所に関わる人々の残留思念や情念を、極私的に切り取ったものとして残したい、という思いからスタートしました。
また、自らが監督をするという経緯に関しては、映像やテーマに関しての全責任をアーティストとして負うという思いで、務めさせていただきました。

出来上がった作品は、
今も、そしてこれからも続くこの状況下の『クラブ』という場所で生まれては消えていく、人々の焦燥感と諦念と少しの希望を、俺の脳内で燃え上がる妄想のクラブの中でシャイニングの舞踏会とエンターザボイドの浮遊感に乗せてソナチネのラストのマズルフラッシュの照り返しで映像に焼き付けた悪夢版のメトロポリタンミュージアム (みんなの歌)、という、とてもわかりやすいものに仕上がったかと思います。

全編刺激の強い映像になっているため、小さいお子様がいる場合にはご一緒でのご視聴はお控えいただければと思います。また、ポ●モンフラッシュに近い効果が全編続くため、体調の優れない方は部屋を明るくして画面から離れて視聴してください。それ以外の方は部屋を暗闇にして音量MAXで、どうぞ。


【イベント情報】

『GOODWEATHER presents VIRTUE DAY1』

日時:2020年7月23日(木・祝)
会場:愛知・名古屋
出演:club GOODWEATHER
Theater 1(D.J.Fulltono & CRZKNY)

……and more!

■ CRZKNY オフィシャル・サイト(https://www.crzkny.org/)

■ club GOODWEATHER オフィシャル・サイト(http://www.goodweather.org)

アーティスト

Spincoaster

『心が震える音楽との出逢いを』独自に厳選した国内外の新鋭MUSICを紹介。音楽ニュース、ここでしか読めないミュージシャンの音楽的ルーツやインタビュー、イベントのレポートも掲載。

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