100byKSR Directory No.20 – 24 ア
ーティスト支援企画『100byKSR』特集
第5弾。バラエティに富んだ5組のプロ
ファイルを掲載!
レーベル/プロダクション〈KSR〉によるアーティスト支援プロジェクト、 『100byKSR』(https://100byksr.com/) の第5弾リリースが7月3日(金)に行われた。
AwichやkZmなど〈YENTOWN〉関連の作品やJP THE WAVY、YOSA & TAARなど、多岐に渡るアルバムなどの作品リリースを手がけている〈KSR〉。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、音楽活動の場所や機会が奪われているアーティストへの生活支援を目的として立ち上げられた本プロジェクトでは、アーティストから楽曲を募集・選考の後、採用された楽曲に対して制作費15万円を支給。合計100曲の楽曲の採用とリリースを行う。
AwichやkZmなど〈YENTOWN〉関連の作品やJP THE WAVY、YOSA & TAARなど、多岐に渡るアルバムなどの作品リリースを手がけている〈KSR〉。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、音楽活動の場所や機会が奪われているアーティストへの生活支援を目的として立ち上げられた本プロジェクトでは、アーティストから楽曲を募集・選考の後、採用された楽曲に対して制作費15万円を支給。合計100曲の楽曲の採用とリリースを行う。
Spincoasterでは本プロジェクトに採用されたアーティストたちに簡易的なインタビューを敢行。ジャンルもキャリアも形式も問わない本プロジェクトに選出されたアーティストのルーツやバックグラウンドを紐解く。第5回目となる今回は、高橋飛夢、Mat Jr.、XakiMichele、MONO a.k.a.キレテル乞食、Aisho Nakajimaらバラエティに富んだ5組が登場。オーガニックなポップ・ミュージックからラップ、エレクトロニック、オルタナティブR&Bまで、本プロジェクトの幅の広さを改めて感じさせるラインナップとなった。
Text by Takazumi Hosaka
高橋飛夢
Text by Takazumi Hosaka
高橋飛夢
[ WEB(https://tomtakahashi.wixsite.com/home) / Twitter(https://twitter.com/taka_hashi_tom) / Instagram(https://www.instagram.com/tom_takahashi/) / SoundCloud(https://soundcloud.com/takahashi-tom) ]
(1)簡単な自己紹介をお願いします。
東京都出身SSW兼ベーシスト。高校を出てベースの仕事につき、その経験を経てSSWとして活動しています。近年ではEVISBEATS作品に参加、ベーシストとして渡辺俊美&THE ZOOT16のサポートも務めています。2016年に個人名義、高橋飛夢でインディーズ・デビューしました。
(2)音楽活動を始めたきっかけは?
ギタリストだった父親の影響が一番大きいと思いますが、小さい頃に見た1969年の『Woodstock Festival』の映像、家にあったレコード、Eric Clapton(Cream)、Mike Bloomfield、Jimi Hendrixなどがとても刺激的で、ギタリストに憧れました。最初はギターを始めたのですが、すぐに挫折、ベースだったらとチャレンジしてみたら長続きしました。初めて組んだバンドは小学校5年生のクラス仲間と。水曜日5時間目、学活の時間に初ライブを体育館でさせてもらいました。一丁前にオリジナル曲も披露したりして、そこからライブの魅力にハマり出したようです。
(3)今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。
先にも上げました、Eric Clapton、Mike Bloomfield、Jimi Hendrixも当然影響はあると思いますが、個人の作品を作る上では、日本のクラブ・シーンに影響を受けたと思います。〈POPGROUP Recordings〉主催の『KAIKOO』や『RAW LIFE』というイベントが大好きでした。そこに出ていたアーティストが本当にカッコよかった。
ここ数年はまた変わって、PJ Morton『Gumbo』、Ghost-Note「Ja-Make-Ya Dance」、Bruno Majorなど聴きまくっているので影響を受けそうです。
ここ数年はまた変わって、PJ Morton『Gumbo』、Ghost-Note「Ja-Make-Ya Dance」、Bruno Majorなど聴きまくっているので影響を受けそうです。
(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?
『100byKSR』の情報を友人から聞き、それから制作しました。ライブ現場での仕事がメインだったので全く動きが取れなくなってしまった今、とてもありがたい企画でした。今作は全て自分で、そして自宅で完結できる作品にしようと思い制作を開始。とにかくライブ活動ができずに堪え続けてている今を歌詞にしましたが、その先に続くように前向きになれるといいなと思いながら。
(5)今後の展望は?
ライブ活動をしたいのはもちろんですが、自身のアルバム制作、色々な方面への楽曲提供などもどんどんやっていきたいなと思っています。そして、多くの人に聞いてもらって、知ってもらいたい。歳を重ねるごとに欲が増していきます、笑。長期的な目標としては、昨年の台湾でのライブがとても刺激だったので、国外でも活動できるようにも準備をしていきたいと思っています。
(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?
自粛期間人に会う機会も減り自身と向き合う時間が増え色々と考えながら作りました。
(5)今後の展望は?
※未回答
(2)音楽活動を始めたきっかけは?
夜猫族を立ち上げたnomaというラッパーに誘われて曲を作り始めました。一応高校生の時もフリー・スタイルやったり、イベントのオーガナイザーをやったりしていて、進学を機に全部辞めてしまったんですけど、2018年の夏ぐらいから今の形で活動を開始しました。
(3)今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。
スタイルに影響を与えたアーティストって言われると難しいですね。。。自分は他のアーティストの客演ではタイプ・ビートを使ったりしてはいるんですけど、自分名義でタイプ・ビートを使ったことがなくて、それはただ単にビート探すのがめんどくさいから使っていなかったんですよね。最初から誰かが作ったビートで曲を作っていたので、誰々に影響を受けたからこういう曲を作りたいってよりかは、今あるビートがこういうビートだからこういう曲作ろうみたいな感覚で曲を作っていました。なので、その時に持っていたビートと自分の力量が今のスタイルになったって感じです。
ただ、曲を作っていく中でJin Doggさんだったり、kZmさんだったり、その他にもたくさんいますけど、活躍してる人ってやっぱりすごいな〜って改めて思いました。スタイルとか関係なく1番衝撃を受けたのはTHA BLUE HERBです。
ただ、曲を作っていく中でJin Doggさんだったり、kZmさんだったり、その他にもたくさんいますけど、活躍してる人ってやっぱりすごいな〜って改めて思いました。スタイルとか関係なく1番衝撃を受けたのはTHA BLUE HERBです。
(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?
Twitterでエゴサしてたら、自分のことツイートしてくれているトラックメイカー(KUROMAKU)がいて、プロフィールにSoundCloudのリンクが貼ってあったのでトラック聴いてみたんです。そしたら、すごいトラックがあって、それを使わせていただいてできた曲です。
(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?
2013年、成田山新勝寺の断食道場で、3日間の断食をして、帰ってきたその瞬間にRECした曲です。当時、メンタルがフィジカルに及ぼす作用、特に声、発声がどうなるのか、肉体的に筋肉が落ち、メンタルだけは研ぎ澄まされた状態で、声がどう変化するのかを知りたくて、録ったテイクですね。イメージでいうと、『HUNTER×HUNTER』のネテロ会長が、アリの王と戦う前に、1ヶ月とか1人で籠るじゃないですか。あんな感じ。血沸く血沸く♪
(5)今後の展望は?
2020年冬、アルバム先行配信スタート、2021年春、1stアルバム発表予定。
(3)今の音楽スタイルに影響を与えたアーティスト、作品などを教えて下さい。
たくさんいますが、その時その時の自分の思想や感じていることによって影響を受けるアーティストや作品は様々です。今ハマっているアーティストというならば、Rina Sawayamaさんです。
(4)今回リリースされる作品はどのようにして生まれたのでしょうか?
今一緒に制作をしているMIMI DFTがすでに作っていたトラックにぜひメロディーを乗せてみたいと思い、トラックが持っていたヴァイブから自分のイメージを膨らませ、「Fuck U Tonight」ができ上がりました。
(5)今後の展望は?
もっと世界中のたくさんに人たちに曲を聴いてもらいグローバルなアーティストへと成長していきたいです!
アーティスト
Spincoaster
『心が震える音楽との出逢いを』独自に厳選した国内外の新鋭MUSICを紹介。音楽ニュース、ここでしか読めないミュージシャンの音楽的ルーツやインタビュー、イベントのレポートも掲載。