前回のアルバムから約1年半の時を経て、tsukuyomi(ツクヨミ)の3rd Full Album『At the Next Corner』が2020年6月24日(水)にリリースされる。
今回も、tsukuyomiリーダー「庸蔵さん」をインタビューしました。※インタビュー記事は後半に
新作アルバムのことは勿論、昨年から生活の拠点を東京から山梨へ移したことによる心境の変化なども聞こうと思います。
前回のインタビュー:上京当初はロックスター!?(https://music-log.com/2018/12/11/yozo-tsukuyomi/)

先行公開ミュージックビデオMusicVide
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「Sweetest After-Dark」6/10から先行公開してたミュージックビデオ。


このミュージックビデオを聴いた時、ポッピングシャワーが頭に浮かびました!そう、あのサーティワンアイスクリームの1番人気フレーバー。食べたこと無い人は、食べながら聴いてみてください。
ラテンのパッションに華やかさ、繊細さが加わったtsukuyomiらしい人気フレーバー「ポッピングシャワー」ではなく「Sweetest After-Dark」。大好物。

3rdAlbum『At the Next Corner』アルバ
ム情報New Release

At the Next Corner《次の角で会いましょう》再会を願う希望を込めた言葉を冠した 3rd アルバム。「日常にそっと寄り添って心を少しフワッと心地よくしてくれる、そんな音楽でありたい」という願いが込もった楽曲は、美しく洗練された旋律を描き、ふっと世界に色がつく瞬間を生み出す。疾走感溢れるバッキングに情熱的かつ華のあるメロディが映えるリード曲(8)Sweetest After-Dark、庸蔵 のサックスが伸びやかに謳い、ヴァイオリンの華麗な弓裁きが目に浮かぶダンスナンバー(4)Coup de Coeur、タイトル通り風を感じる爽やかでアーバンな(1)Only a Weathercock、優雅かつ憂いのある旋律が 耳に残るタイトル曲(3)At the Next Corner、軽快なメロディーと歯切れ良いリズムが力強く背中を押して くれるスカナンバー(10)Rock,Paper & Scissors など粒揃いの楽曲が並ぶ。 巡り廻る日常をほんのりと色鮮やかに染めてくれる、tsukuyomi の織り成す物語をじっくりと味わっていただきたい。

曲目Set List

M1. Only a Weathercock
M2. Witching Hour
M3. At the Next Corner
M4. Coup de Coeur
M5. Between Stars and Moons
M6. Once in a Red Moon
M7. Hydrangea
M8. Sweetest After-Dark
M9. 星降る夜に revisited
M10. Rock,Paper & Scissors

All songs composed by 庸蔵

メンバーMember

庸蔵 yo_zo_(sax,leader)
大岩沙彩 Saya Oiwa(vln)
木村イオリ Iori Kimura (pf, bohemianvoodoo / PRIMITIVE ART ORCHESTRA)
丸山力巨 Chikao Maruyama (gt, Soothe / MORE THE MAN)
梅田誠志 Masashi Umeda (ba, The Soul Klaxon / MORE THE MAN)
只熊良介 Ryosuke Tadakuma (ds, chocolatre / MORE THE MAN)

予約・購入はコチラからOnline Shop

それぞれのオンラインショップによって「特典内容」が違うので、気になる特典の方を購入しよう。または、両方から購入もあり。
[オンライン]TOWER RECORD(https://tower.jp/item/5048010/At-the-Next-Corner)
[オンライン]diskunion(https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008094245)


前作との違いについて

――前作のアルバム「Parallel Tripper」との1番の違いは?
全体を通して曲としての難易度は上がっているのに力が抜けていて、聴く側にとってはさらに耳馴染みが良い作品に仕上がったんじゃないかな、と思います。良質な普段使いのシャツのような「毎日着たくなるような音楽」になると嬉しいです。自分としては最高傑作と言って良いと思います。
――メンバー間の掛け合いが前作より密で、より洗練された印象を受けました。そのあたりは?
前作(2018年)での大岩沙彩(バイオリン)はライブもなくいきなりレコーディングでした。今作は前回のレコーディングに加え何度もライブも重ねてからのレコーディングだったので、今回のバイオリンの暴れっぷり(笑)歌いっぷりなんて最高だと思います(笑)

生活拠点を東京から山梨に移してみて

――山梨の生活はどうですか?慣れましたか?
はい、もう何年も住んでるかのように言われます(笑)。田舎暮らしが性に合っているんでしょうね。生活リズムも東京に住んでいた時は、昼夜逆転の生活でしたが、今は自然と夜寝て朝起きる生活になりました。朝なんて鳥の鳴き声で起きますから(笑)。
――移住は楽曲制作に何か影響与えましたか?
今、とても自然体でゆったりとした時間の中で生活できているので、それが今回の『よりリラックスして聴ける楽曲』に仕上がった要因だと思います。

新型コロナの影響について

――今、ライブが中々出来ない状況で不安に思うことは?
本当はリリース直後にライブが入っていました。やはり生でお客さんの反応が見られないのは残念なので、ネット上でも感想などたくさん呟いてくれると嬉しいですね。
――オンライン上で、ライブ配信などは考えてますか?
ライブはLIVEでしか補えないと思っています。なので今のところ考えていません。生ライブならではの人間の感覚を刺激する場所が整わないうちは、無理に抗わず自然に身を委ねて来るべきタイミングをじっくり待とうかと。
まさに、At the Next Corner《次の角で会いましょう》ということですね。

取材まとめ

今回は、オンラインにてインタビューをさせて頂きました。前回のインタビューの時に感じた物腰やわらかな雰囲気はそのままで、より仙人感が出てきました。本日印象に残った「自然体」というフレーズ。
着実に、そして確実に庸蔵さん自身の自然体で居られる環境を作れていることがとても魅力的で音楽との向き合い方のみならず、人生のとの向き合い方の参考にもなりました。
インタビュー後に改めて聴いた『At the Next Corner』では節々に綺麗な夜空や小川等の情景が頭の中で浮かぶのは、私だけではないはず!是非、時間に追われて生活している人のデイリーミュージックとしてストックしてほしい。

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