「モザイクロール」はDECO*27のGUMI曲で一番の名曲!キミとは誰のことなのか?

「モザイクロール」はDECO*27のGUMI曲で一番の名曲!キミとは誰のことなのか?

「モザイクロール」はDECO*27のGUMI
曲で一番の名曲!キミとは誰のことな
のか?

「君」と「キミ」の違いとは?
モザイクロール 歌詞 「GUMI」
https://utaten.com/lyric/iz16082439
「言葉が突き刺さって流れる液=涙」ではないでしょうか。
「君」にひどいことを言って泣かせてしまったことを「愛と形容してみた」と、どこか他人事のようです。
この冷静さから推測するに、泣かせたことはさほど気にしていないようです。

モザイクロール 歌詞 「GUMI」
https://utaten.com/lyric/iz16082439
思いやりもなく、形だけ行われる情事には愛も何もないと、「君」と「アタシ」の無意味な関係を指摘しているのでしょうか。
「君」からしたら愛のある行為だった、というのは、後の「それでも好き…」からわかります。
しかし、「アタシ」からしたら「君」は恋愛感情を抱くほどの相手でもないようです。
「キミ」と「アタシ」も、思いやりも愛も無い関係のようですが、「キミ」と「君」のように表記が違うことから、別の人だと考えられるでしょう。
「それでも好き…」と言ったのは恐らく「君」の方でしょうから、登場人物は3人のようですね。
では、腐れ縁の「キミ」とは一体、誰なのでしょうか?
そのヒントは、MVにあるようです。
DECO*27 - モザイクロール feat. GUMI
MVでは、普通のGUMIと黒いGUMIが戦っています。
この黒いGUMIが心の中のもう1人の「アタシ」
ずっと一緒にいる「アタシ」の中の、相反した自分=「キミ」なのではないでしょうか。
愛に苦しみ「キミ」と自問自答する「アタシ」
モザイクロール 歌詞 「GUMI」
https://utaten.com/lyric/iz16082439
ひどいことを言っても、「アタシ」のことを嫌いにならない「君」との関係に苦しむ「アタシ」
それを「キミ」は理解できませんでした。
同一人物なのに別々の考えを持つ「キミ」は、「アタシ」のことを嫌っています。
「アタシ」なりの愛に気付いたものの、「キミ」はその愛の形を認められません。
「キミ」になら殺されてもいいや、と殺されることで、綺麗とはいい難いこの恋を終わらせようとします。
しかし「キミ」もまた「アタシ」の愛に気付いたのか、結局「アタシ」を殺せずにいました。
「アタシ」の結論と「キミ」の最後
モザイクロール 歌詞 「GUMI」
https://utaten.com/lyric/iz16082439
愛に苦しむ「アタシ」でしたが、こんなに苦しくても愛し続けたいのなら、愛していいじゃないかと結論づけます。
束縛してしまうかもしれないけれど、それも愛の形だと考えた「アタシ」を、「キミ」は受け入れたのでしょう。
愛は初めからあったのだと「キミ」は消えさり、「アタシ」の中の相反していた感情は消えていったのです。
コミカライズもされた『モザイクロール』。
コミックを読むことで、予想外の世界観の広がりと解釈に、新たな発見があるかもしれませんよ。

TEXT Noah

UtaTen

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