TM西川貴教『UTAGE』でGLAY熱唱も不
安げ「僕がGLAYを歌うとネットが荒れ
ませんか?」

(参考:キスマイ舞祭組、新番組『UTAGE』でミスチル名曲カバー 衝撃の歌唱力にSMAP中居も爆笑!?)

 同番組はSMAPの中居正広AKB48渡辺麻友が司会を務め、「番組オリジナルのプロ歌手集団であるUTAGEアーティスト達が、ゲストにまつわる年のヒット曲で、現在もカラオケで歌われている楽曲を歌唱回数データを元にランキング化。1位~10位までの楽曲を紹介し、それをカバーして歌う」というコンセプトで制作されている。今回はゲストの水樹奈々がデビューした1997年のランキングを振り返り、各アーティストによる名曲群のカバーが披露された。

 冒頭、1997年の出来事について、水樹が「デビューから17年になるんです」と、当時のことを感慨深く振り返り、番組がスタートした。

 今回楽曲をカバーする”UTAGE ARTIST”として出演したのは、yu-ki(TRF)、Aya(E-girls)、今井絵理子、中村麻里子(AKB48)、柏木由紀(AKB48)、島袋寛子、TEE、T.M.RevolutionKis-My-Ft2の後列メンバーによるユニット・舞祭組、水樹奈々という面々。中居は記念すべき初回を振り返り、舞祭組に対し「前回の放送では色んな事件というか事故が巻き起こりまして。色んなところに音程が行っちゃう方が…」と、放送事故に近い音程のハズし方をしてしまった彼らに釘を刺し、番組はランキングのコーナーへ移った。

 第10位にランキングされたglobeの「FACE」をカバーしたのは、同曲を「同世代で一番声の高いKEIKOちゃんが歌っているので難しい」とコメントしたYU-KI。T.M.Revolutionこと西川貴教が「緊張しすぎて、昨日うちにすごい形相で電話掛かってきたんですよ」と、彼女が極度の緊張のあまり電話してきたことを語り、「何でそんなこと言うのよ~」と恥ずかしがった彼女だったが、同曲を見事に歌い上げた。

 続いて第9位のMr.Children「Everything (It's you) 」を歌ったのは島袋。過去にミスチルのライブを見に行ったことを明かした彼女は、「ライブを見に行って一回は聞いたことありますよね? なら大丈夫です」と、中居からプレッシャーを掛けられる。西川から「あの人に余計なこと言うからこうなるねんて」とフォローを入れられ、無事に同曲を歌い上げた。

 第8位にランクインしたLe Couple「ひだまりの詩」を歌ったのは、Ayaと柏木由紀と中村麻里子の3人。番組では2回目にして、初となるE-girlsとAKB48のコラボが実現した形となった。歌い終わった3人に対し、中居が「こんな機会ないもんね?」と尋ねると、柏木は「何だこれ!?」、Ayaは「新鮮ですね」と、それぞれ異例のコラボを終えたことに達成感を覚えていたようだった。

 第3位のKinKi Kids「硝子の少年」を歌ったのは舞祭組の4人。中居から「もう少年じゃないのに…ホント頼みますよ。ハモりはないの?」と、また音程を外すことを期待された4人は「今回はハモらないです」と返し、細心の注意を払うことを明かした。しかし、中居に「ハモらなきゃお前らじゃないでしょ!」と、通称”ハモタイム”を無理矢理作られ、不安な面持ちのままステージへ。周りが心配するなか、”ハモタイム”を何とか歌い上げた4人に対し、会場から大歓声が起こった。

 そして2位にランクインしたT.M.Revolution「WHITE BREATH」は西川本人が歌うと思いきや、同曲は歌われず、彼が歌ったのは第1位のGLAY「HOWEVER」だった。このことに対し、西川は「成り行き上こうなったんですけど、僕がGLAYを歌うとネットが荒れませんか? 良き戦友でありライバルの曲を歌うことで何か言われるんじゃないか。だからTBSは…」と番組の行方を心配した。しかし同曲を見事に歌い上げ、中居からも「鳥肌立った。聴き入っちゃったもん」と絶賛された。

 番組の最後には、西川が「これから4月中はネットを開かない様にしたい」とコメント。水樹が最新アルバム『SUPERNAL LIBERTY』から「アパッショナート」を歌い上げる様子も放送され、番組は終了した。

 2回目を迎え、徐々にそのキャラ立ちもハッキリしてきた今回の放送。次回も更なるアーティストの招聘や、異色のコラボを実現していく予定だ。(リアルサウンド編集部)

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