映画「ベイマックス」に君も心を癒される!キュートで優しい僕らのヒーロー

映画「ベイマックス」に君も心を癒される!キュートで優しい僕らのヒーロー

映画「ベイマックス」に君も心を癒さ
れる!キュートで優しい僕らのヒーロ

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「ベイマックス」は絆×感動×アクション作品
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雪だるまのようなふわふわボディ、丁寧な言葉遣いと時折魅せるユルさが最高に癒されるロボット、ベイマックス。
 
映画『ベイマックス』は、最愛の兄を失い心に傷を負った天才少年ヒロと、兄が発明したケア・ロボット、ベイマックスとの心の絆を描いた作品です。
『アナと雪の女王』でも有名なウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが制作しました。
2014年に公開され、日本では観客動員数720万人、興行収入91.8億円を記録し、第87回アカデミー賞ではアニメーション映画賞を受賞しました。
公開前の予告では、ほのぼのハートフルストーリーとして宣伝された『ベイマックス』ですが、物語中盤からロボットアクション作品にシフトチェンジ、終盤では涙があふれる展開まで盛り込まれた、目まぐるしい展開が話題になりました。
ヒロを中心に結成された新ヒーロー達の活躍と、ヒロとベイマックスの深い友情に魅了される、感動スペクタクル映画です。
最愛の兄の死の先に待ち受けるのは?
▲映画『ベイマックス』予告編
主人公のヒロ・ハマダは幼くして両親を失い、優しい兄のタダシと面倒見の良い叔母のキャスとともに暮らしていました。
ヒロは、14歳にして高校を飛び級で卒業した天才的な頭脳の持ち主。
しかし大学には進学せず、非合法の賭博ロボットファイトに没頭する毎日を送ります。
見かねたタダシは、自分が在籍するサンフランソウキョウ工科大学にヒロを連れて行くことにしました。
そこでタダシが見せた自信作こそが、ケア・ロボット(心と体を癒してくれる医療用ロボット)ベイマックス。
最先端のロボット工学に心躍ったヒロは、サンフランソウキョウ工科大学入学を決意します。
研究発表会でのプレゼンを成功させて入学許可証を手にしたヒロですが、なんと会場で火事が発生してしまいます。
兄のタダシは残されたキャラハン教授を助け出そうと炎の中へ、そのまま帰らぬ人になってしまったのです。
優しい兄を失ったヒロは、大学の入学手続きをせず部屋に引き篭もってしまいました。 
落ち込むヒロの元にベイマックスが現れ、ヒロはベイマックスと兄の死の謎を探ることに。
ふたりは怪しい建物にたどり着きましたが、ヒロの発明したマイクロボットを操縦する謎の仮面の男に襲われてしまいます。
果たして仮面の男の正体とは?彼の狙いとは?
逃げることしかできないヒロ達に、勝ち目はあるのでしょうか?
「ベイマックス」は本当の正義と優しさを教えてくれる
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原作は『スパイダーマン』『アイアンマン』で有名なMARVELから刊行された、ヒーロー漫画『BIG HERO6』です。
アニメは、科学の進んだ近未来、サンフランシスコと日本文化が織り交ぜられた「サンフランソウキョウ」が舞台です。
科学が好きな若者達5人がヒーローになって活躍する、映画の続編ストーリーになっています。
映画ベイマックスでも、ロケットパンチや巨大なウイングと『マジンガーZ』のようなスーパーロボットに大変身。
ヒロを背中に乗せて空をダイナミックに飛行するシーンは、ワクワクものです。
  
低空飛行しながら見える都会の街並みは、まるで日本の大都会。
一気に上昇したり下降したり、ダイナミックな動きに風を感じ、リアルなスピード感を存分に味わうことができます。
SFとリアリティが融合した、ワクワク満載のアクションシーンは必見です。
▲映画『ベイマックス』フライトシーン映像
また、ベイマックスは人を傷つけないという信念を持っており、たとえ悪人であっても命は奪いません。
試作実験中の兄の動画を見せて、自分が人を助けるためのロボットであり、復讐の道具ではないことをヒロに気づかせるなど、その信念はゆるぎません。
悪事を挫き、助けを求める人の命を助ける、ヒーローの理想を形にしたロボット・ベイマックス。
ベイマックスと一緒に、優しいヒーローへと成長していくヒロにも注目してご覧ください。
包み込むような温かさを持ったベイマックスに心を鷲掴みにされるでしょう。
最後まで見たら、一家に一台ほしいと思うはずですよ。
存在感あふれる演技とキャラクターの魅力に迫る!
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アニメ『ベイマックス』は、吹き替え版のキャストが豪華です。
プロの声優と実力派俳優を織り交ぜて、リアルな存在感のあるキャラクター達に仕上げています。
ベイマックスを演じるのは、声優・川島得愛
現在は、NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』のガラピコ役でも活躍する実力派声優です。
ベイマックスは、話し方も丁寧で、優しく、安心させてくれる癒し系。
いつもヒロの体調を気遣う献身的なところが魅力的です。
渋さの中に温かみを感じる彼の紳士的な声は、まさにベイマックスにぴったりですね。 
ヒロを演じるのは、声優・本城雄太郎。
エウレカセブンAO』のフカイ・アオや、韓国でリメイクされた『獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ』のブレイブキョウリュウレッド役の吹き替えも担当した、若手の実力派です。
ヒロはまさに主人公ボイス、14歳の男の子らしい声質や、感情の起伏をリアルに表現する演技に引き込まれます。
兄のタダシは、俳優・小泉孝太郎が演じています。
温かくて落ち着きのある声が、優しく仲間から慕われているタダシにはまっています。
ふたりの叔母・キャスを演じる女優・菅野美穂も、しっかりした性格、テンション高めなところが本人のイメージぴったり。
アフレコが初めてだとは思えないほどの演技力に圧巻ですよ。 
▲癒し系ロボットベイマックスが大活躍!映画『ベイマックス』本予告編
他のヒーロー達も個性が強くて見ていて楽しいです。
クールで頼りになる姉御肌・ゴーゴートマゴ(CV.浅野真澄
真面目で几帳面なワサビ(CV.武田幸史)
超楽観的なハニー・レモン(CV.山根舞)。
怪獣、アメコミが大好きなフレッド(CV.新田英人)
個性を全面に押し出した演技から感情がストレートに伝わってきて、彼らを自然と応援したくなりますよ。
英語版は感動がパワーアップ!AI「Story English Version」
Story (English Version) 歌詞 「AI」
https://utaten.com/lyric/nm20052101
映画『ベイマックス』の主題歌は、AIが歌う『Story~English Version』です。
2005年にリリースされた『Story』は、AIの楽曲のなかでも知名度No.1を誇る代表曲。
自身も「多くの人が私のことを知ってくれるきっかけとなった曲」と話しています。
「1人じゃないから 私がキミを守るから あなたの笑う顔が見たいと想うから」と歌うこの曲は、まるでベイマックスがヒロに語りかけているようですよね。
この曲を聴いたディズニー側の要望で、エンディング主題歌に抜擢されたそうです。
 
歌詞には「どんな時も君は一人じゃない」という強いメッセージが込められていて、映画のストーリーと見事なまでにリンクしています。
映画の感動をより一層強く印象づけ、大反響を呼びました。
この曲の英語バージョンは原曲よりもゴスペル色が強く、AIのソウルフルでエモーショナルな歌声がより感動を演出しています。
Story 歌詞 「AI」
https://utaten.com/lyric/ja00012100
▲AI -Story(English Version)
特にサビの歌詞は、和訳を見るだけで心揺さぶられます。
「キミがくれた希望で強くなれた」「もう何も怖くない 今はキミが近くに感じるから」「涙をぬぐってあげる そして陽の光もきっと包み込んでくれる」
聴いているだけで励まされて、元気になりますよね。
ベイマックスとヒロの絶対に切れない友情、絆、支えようとする愛情が歌詞全体にちりばめられていて、気持ちのこもったボーカルの美しさに思わず涙が溢れるでしょう。
かけがえのない人の大切さ、愛情・友情の美しさに気付かせてくれる素敵な楽曲です。
ぼくたちの絆は不滅!最高にクールな挿入歌
▲Fall Out Boy - Immortals (Official Music Video) (From "Big Hero 6")
Immortals 歌詞 「Fall Out Boy」
https://utaten.com/lyric/nm20052102
映画『ベイマックス』は、挿入歌もかっこいいですよ。
挿入歌にしてアメリカ版主題歌『Immortals』を歌うのは、アメリカの4人組ポップパンクバンド・Fall Out Boy。
アメリカ最大の音楽賞であるグラミー賞にノミネートされるなど、確かな実力と人気を誇るバンドです。
「不死の人たち」という意味を持つ『Immortals』は、力強いメロディーがかっこいい近未来的な楽曲です。
僕と君は不滅なんだというメッセージは、ヒロとベイマックスの強い友情を表しているようですね。
映画では、ヒロとハニー・レモン達5人がヒーローのアイテムを開発するシーンや、完成品の性能を試すシーンで使われました。
映画内では、ぶつけると凍結、凝固などの状態変化を引き起こすボールを始め、科学を駆使したユニークな武器たちを魅力的に描いていて、近未来的サウンドとの相性はばっちり。
ワクワクするようなクールな世界観にひたれますよ。
ヒーロー作品『BIG HERO6』の格好良さ、ベイマックスとヒロの誰にも壊されない強い絆を強くアピールしてくれる楽曲です。
まだまだ続くよ「ベイマックス」ワールド
▲「ベイマックス/帰ってきたベイマックス」予告編
ヒーローロボット作品であり、感動作品でもある『ベイマックス』。
孤独になったヒロに寄り添うベイマックスの可愛らしさに癒されたり、アクションに心躍ったり、映画の中で様々な感情を味わえます。
しかも、映画だけでは終わりません。
続編アニメーション『ベイマックス/帰ってきたベイマックス』や『ベイマックス・ザ・シリーズ』がディズニーDXにて配信中。
ギャグにスリリングなヒーローアクションと見応え抜群です。
キャストも映画のままなので、続けてどっぷりとハマれますよ。
さらに、東京ディズニーランドでは、ベイマックスのライドアトラクション『ベイマックスのハッピーライド』がオープン予定。
アップテンポな音楽に合わせてケア・ロボットたちが予測不能な動きでライドを引っ張り、ゲストはダイナミックに振り回されるという絶叫系アトラクションです。
東京ディズニーランドで安心して遊べるようになった際は、ぜひワクワクとスリル満載のライドを楽しんでください。
それまでは、映画とアニメでじっくり『ベイマックス』の世界を堪能してくださいね。
たくさんのドキドキ、ワクワクと感動に出会えますよ。

TEXT Asakura Mika

UtaTen

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