『京都大作戦 2020』

『京都大作戦 2020』

10-FEET主催『京都大作戦』、
開催中止を発表

京都在住の3ピースロックバンド、10-FEETが主催する『京都大作戦2020〜それぞれの一番 目指しな祭〜』の開催中止が発表された。

7月4日(土)、5日(日)に京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージで開催予定だった本イベント。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止する決断となった。

この発表に伴い、主催者からのステイトメントとメンバーからのコメントが到着している。また、チケットの払戻方法については詳細が決まり次第、『京都大作戦』チケットサイトで登録されたメールアドレスに案内が送られる。

【主催者 ステイトメント】

いつも京都大作戦、並びに10-FEETを応援頂きまして、誠にありがとうございます。

国内外でのコロナウイルス(COVID-19)が拡大している状況を受け、お客様の健康と安全面を第一に考慮した結果、2020年の京都大作戦の中止を決断致しました。

政府や京都府から発信される情報を元に、10-FEETメンバーとスタッフで協議を重ねてまいりました。中止の決断をするにはまだ時期尚早ではないか、、、とも考えたのですが、
・緊急事態宣言がいつ解除になるかわからないこと
・全国各地の今後の拡大状況が未知であること
・全国各地からお客様がお越しになること
・お子様から親御さんまで幅広い年齢のお客様がお越しになること
・開催できたとしてもあらゆる制限が生じ、100%の本来のかたちでお客様に楽しんでもらえない可能性が高いということ
・2017年の雷雨での中断のように不測の事態に対応できないこと
上記を踏まえ、中止という決断に至りました。

京都大作戦に限らず、野外でのフェス開催にはものすごく準備に時間がかかります。直前で開催可能となっても、準備が間に合いません。また、疫病での中止は興行中止保険の適用外のため、万全の準備を整えての中止は、今後の開催に影響します。何よりも、不安と隣り合わせの状況で真の感動は得られるのか? 出演アーティストは本来の全力のパフォーマンスができるのか?
今は我慢、、、「我慢すること」=「来年以降の全力開催の京都大作戦への準備」と考えました。

今年の中止に関しては興行中止保険での補填がない為、第2次事前通販に関しては引き続き受付させて頂きます。第1次事前通販で受付けた商品も予定通りお客様にお届けさせて頂く予定です。来年以降の継続開催に向けて、ご支援頂ければ幸いです。オフィシャルTシャツにはもちろん出演者名が入ります。なので、今年の京都大作戦に出演予定だったアーティストの皆様をここで一斉にお知らせさせて頂きます。

アーティストはライブハウスがあるから活動ができます。そのライブハウスが現在、存続の危機です。京都大作戦だけでは全国のライブハウスを救済することはできません。でも、何もせずにはいられません。そのため、京都大作戦の牛若ノ舞台を支えて頂いている一番身近な京都のライブハウス・クラブ(KYOTO MUSE / GATTACA / GROWLY / Octave)への支援を考えました「チャリティー・ワッペンバッジ」はその支援に充てさせて頂きます。

皆様に早く笑顔で会える日を、、、コロナ禍の1日も早い収束、そして終息を願っております。開催を楽しみにされていたお客様には大変申し訳ございませんが、ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

10-FEET/京都大作戦スタッフ一同

【10-FEET メンバーコメント】

■TAKUMA(Vo&Gu)
「新型コロナウィルスの感染拡大を懸念して2020年の京都大作戦を見送る事を決断しました。楽しみに待っていてくれた皆さん。本当にごめんなさい。音楽、ライヴ以外のイベントも含め色んな所から情報を集めたり、そしてまた、なんとか開催する手立ては無いか知恵を出し合って何度も協議しましたが、感染拡大を防ぎながら開催する方法が見つかりませんでした。みんなの笑顔が見たくて、みんなに楽しんで貰いたくて、あの場所で幸せになって貰いたくて京都大作戦をやっていますが、新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない中、世界中で重症化する人や死者も出ている中で今はまだ開催してもみんなに本当の笑顔、幸せを届けれる京都大作戦には出来ないという判断です。本当に悔しいです。そしてまだ現時点では収束する気配はありません。だけど必ずまた京都大作戦をみんなで開催出来る日はやってくると信じています。それまで今は耐えてみんなで一緒に乗り越えて行きたいと強く強く思ってます。それまでどうかみんな安全に、健康でいて欲しいです。生きてさえいればまた必ず会えます。来年こそは京都大作戦で、太陽ヶ丘で再会しましょう」

■NAOKI(Ba&Vo)
「今回の決断に至るまでにメンバー、スタッフと何度も話し合いました。当然開催する方向で話し合っていたのですが、会場に遊びに来てくれるみんなの安全が一番大事。今までもそうだったしこれからもそうです。京都大作戦も全国のフェスもライブハウスもクラブもみんなで協力してコロナウイルスの問題をこの世から消し去らなければいけない。そのためにも今は耐えなければいけない。京都大作戦を楽しみにしてくれていたみんなの為にも必ず開催したかった。一年に一度のご褒美を奪われて悔しい気持ちだけど来年こそは必ず笑って開催しよう。その時まで宜しくお願いします」

■KOUICHI(Dr&Cho)
「生きてりゃまた来年会えるやん。その為にも今は我慢をモチベーションに変えて生きぬくしかないやん。そして来年は純粋に100%楽しめる京都大作戦を開催出来きますように」
『京都大作戦 2020』

OKMusic編集部

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