【この2.5次元がすごい】笑顔になれ
るライブパートも魅力 「ツキステ。
」第10幕を振り返る

 新型コロナウイルスの影響で2月半ばから舞台など公演が次々と中止や延期になりました。世界的に感染が広がっている新型コロナウイルス。そのため、仕方がないと思っていても、楽しみにしていた公演がなくなるとやっぱり気持ちが沈んでしまいますよね。そんな時に元気をくれるのもまた大好きな推したち。中でもアイドルのようなパフォーマンスをみせてくれるステージは見ているだけで元気になれます。
 そこで、今回あらためて振り返るのは1月末から上演されていた「ツキステ。」こと、「2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージ 第10幕『月歌奇譚 太極伝奇』」。お芝居のパートとダンスライブのパート分かれている「ツキステ。」ですが、そのダンスライブパートがたっぷりとそれだけでも満喫できるボリュームなのが特徴のひとつです。
 最近元気がある男性アイドルグループ。テレビや雑誌でもオーディションから登場した「JO1(ジェイオーワン)」の活躍をよく目にしますよね。また、舞台が好きな人にとっては今まで役者としての姿をよくみてきた人たちのアイドルとしての姿を見る機会も増えたのではないでしょうか。舞台とアイドル活動どちらも活躍の場を広げているのが、この「ツキステ。」にも出演しているTAKAさんです。Procellarumのリーダー・霜月隼を演じるTAKAさんですが、TAKAさんといえば、最近は特にアイドルグループCUBERSとしての活動も注目されています。ツキステ第10幕でもそのパフォーマンスをしっかりと堪能することができました!
キャラクターを存分に味わえる舞台とダンスライブそれぞれの魅力
 「ツキステ。」10幕は2016年に「アニメイトガールズフェスティバル(AGF)」で発表された「月歌奇譚 太極伝奇」が原作になっています。人間と最強種族である獄族との物語。登場人物はそれぞれの種族に分かれていて、そのキャラクター性はそのままに、関係性が作り上げられていきました。中華風の衣装がとてもかわいく、アクションシーンも多めでワクワクとした気持ちで観劇することができました。
 そして、第2部はダンスライブのスタートです。こういった舞台においてのライブパートの難しさは、キャラクターとしてパフォーマンスをしていかなくていけないということではないでしょうか。キャストの皆さんにとっては役作りをしたうえで、パフォーマンスを高めていかなくてはいけないパートですが、私たちにとってはパフォーマンスを通してキャラクターの魅力を感じることができるので応援にも力が入ってしまいます。
 いつも華やかなステージをみせてくれる「ツキステ。」ですが、今回の衣装チェンジは中華風のシンプルなコスチューム。シンプルながらも、刺繍や髪飾りなど細部までこだわりが感じられる衣装はキャラクターの魅力をぐんと引き出してくれるよう。私もキャストのみなさんの流れるような動きやパシッと止まるキメにすっかり夢中になってしまいました。アイドルものを原作にした舞台ではライブパートがあるものや、劇中にパフォーマンスがしっかりと盛り込まれたものもありますが、その中でも「ツキステ。」は曲数も多く第2部でしっかりとパフォーマンスをみせてくれる作品です。劇中とは違い、観客席に向けて笑顔を向けてくれる様子は一度体験すると忘れられませんよね。舞台とパフォーマンス、どちらもメインなのが「ツキステ。」の大きな魅力です。
 いつでも元気をくれるアイドルたち。楽しいことが減ってしまい気持ちが塞ぎがちなこんな時期だからこそ、アイドルのキラキラとした笑顔に癒されたいですよね。「ツキステ。」は7月に第11幕となる「月花神楽~黒と白の物語~」の上演を予定しています。また笑顔の彼らに会えるように元気で過ごしていきたいと思う今日この頃です。

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