ヴァイオリニスト宮本笑里、4月発売
のEPでナオト・インティライミ、春畑
道哉とコラボ ジャケット写真も公開

2020年4月8日(水)ヴァイオリニストの宮本笑里が初の自作曲オリジナル楽曲中心のEP『Life』を発売する。このたびジャケット写真が公開となり、ナオト・インティライミ、ギタリストの春畑道哉(TUBE)とコラボレーションしたトラックが収録されることが明らかになった。
宮本は2007年にアルバム『smile』でデビュー。クラシックからポピュラーまで、多彩なジャンルを高いレベルで演奏できるヴァイオリストとして、8枚のオリジナル・アルバムと2枚の企画アルバム、1枚のベスト盤をリリースしてきた。
これまでのディスコグラフィでも、各アルバムに1曲程度、自ら作曲した曲を収録してきた宮本だが、今回のEPでは、13年目を迎える音楽活動で初めて、自作曲のオリジナル曲を中心とした構成で制作。タイトル『Life』(読み:ライフ)は、宮本のこれまでの人生(Life)のさまざまな気持ちが込められた収録曲が、聴いてくれるリスナー一人ひとりの人生(Life)の力になるようにとの願いを込めて付けられた。また、コラボレーション・アーティストには、いずれも宮本と親交の深いナオト・インティライミと春畑道哉を迎えている。
ナオト・インティライミと宮本は、10年ほど前の地上波音楽番組での共演をきっかけに音楽の交流が続いており、2018年のナオト・インティライミのアルバム「7」には宮本が1曲参加、そして今回のEPでは「Delight」と「Bitter Love」の2曲でナオト・インティライミが作曲(宮本との共作)とプロデュースで参加している。宮本は共演を振り返り、「ジャンル問わず、世界の音楽を常に探求し、独自の音楽性とアイデアを発信し続けていらっしゃるナオト・インティライミさんの明るくパワフルな姿勢に以前から憧れており、リスペクトしていました。『Delight』と『Bitter Love』は対照的でありながらも、どこか共通した世界観が新鮮な仕上がりとなっています。レコーディングの雰囲気作りとして、風景などの映像を見ながらイメージを高めて奏でたのは私にとってはじめての手法でもあり、枠に囚われないことの大切さを改めて学ばせていただきました。」と述べている。
宮本笑里&ナオト・インティライミ photo:竹下智也
春畑道哉と宮本は、リラクゼーション・コンピレーション「image」のコンサートツアーである2018年の『live image18』で共演したことをきっかけに音楽の交流が始まり、先日日本ゴールドディスク大賞「インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した春畑のアルバム『Continue』で初めてレコーディングで共演。その共演楽曲「Continue」のアコースティック・ヴァージョンを、春畑プロデュースの下、今回宮本のEPで収録することとなった。春畑はギター演奏でも参加している。宮本は収録を振り返り、「誰もが心奪われるメロディを生み出し、華麗なるギター・テクニックで魅了し続けていらっしゃる春畑道哉さん。あたたかいお人柄や、いつも愛情を持って楽器と接していらっしゃるからこその楽曲ひとつひとつが、どれも、とても魅力的です。今回の為にアレンジして下さいました『Continue Acoustic Version』、ふんわり包み込む優しさと、芯の強さを味わえる一曲となっています。」と述べている。
宮本笑里&春畑道哉 photo:上飯坂一
初回生産限定盤に付属のDVDには、昨年2019年の1月に行われた『classique』リサイタルツアーの様子が3曲収録され、コンサートの盛り上がりを追体験できる。
宮本は「今回のEP『Life』には、自分が辿ってきた人生や、今この瞬間を生きているからこその『音』が投影されています。尊敬するナオト・インティライミさんと春畑道哉さんのおかげで、ヴァイオリンの新たな可能性を引き出して頂けましたことに心から感謝しています。聴いていると踊りたくなるような、歌いたくなるような、そんな作品が出来ました。ヴァイオリンを通し、皆様と心繋がる事が出来たら。一緒に笑顔になれたら、しあわせです。」とメッセージを述べている。
発売後の5月からは、横浜、東京、大阪の3か所のビルボード・ツアーも予定されており、春の宮本の「Life」に注目が集まりそうだ。

SPICE

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