安藤美姫が日本センチュリー交響楽団
Presents「氷上の名曲コンサート」に
登場!

スポーツとクラシック音楽のコラボレーションをテーマにした意欲的なコンサートが、3月4日に豊中市立文化芸術センター大ホールで行われる。
スポーツとクラシック音楽というと、すぐに思い付くのは、運動会でかかる定番の曲、オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」序曲や、サッカーの応援ソング、ヴェルディの歌劇「アイーダ」より“凱旋行進曲’ あたりだろうか。
恐らくこの2曲を知らない人はいないだろう。
しかし、クラシック音楽と切っても切れない関係のあるスポーツは他にもある。
そう、フィギュアスケートだ。
トリノオリンピックで荒川静香が華麗にイナバウアーを決めて金メダルを獲った時、バックで流れていた音楽は、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」より“誰も寝てはならぬ”だったし、浅田真央がソチオリンピックのフリーで見せた神懸った演技は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と見事にシンクロしていた。
最近では、先日の羽生結弦のショートプログラムで久し振りに耳にしたショパンの「バラード第1番」のネットでの再生回数は、現在も伸び続けているそうだ。
関西を代表するオーケストラの一つ、日本センチュリー交響楽団がお届けするフィギュアスケートとのコラボレーションコンサート「氷上の名曲コンサート」には、安藤美姫が登場する。
(c)Sunao Noto
安藤美姫といえば、女子選手として史上初の4回転ジャンプを成功させ、世界選手権で2度の金メダルに輝いた実力派選手というだけでなく、ダイナミックな演技構成とスケールの大きなスケーティングで、多くのファンを魅了した。
2010年の全日本選手権、浅田真央とのフリーでの戦いは、フィギュア史に残る女王対決と言われ、滑り終わった後に見せた会心のガッツポーズは、我々の記憶から消える事はない。
あの時、バックに流れていたのはグリーグのピアノ協奏曲だった。
彼女は一時期競技から離れ、出産を経験して臨んだ2013年のシーズンでは、ジュニア時代から一番思い入れの強いストラヴィンスキーの「火の鳥」を引っ提げ、ソチオリンピック出場を目指して関東選手権に出場。そこから東日本選手権へと勝ちあがり、見事に全日本選手権への出場権を獲得した。全日本選手権の決勝フリーの演技では失敗もあり、これが現役最後のスケーティングとなった。演技終了後に見せた涙と納得の表情に、見ている者も涙した。
(c)Sunao Noto
安藤美姫は、色々な意味で特別なフィギュアスケート選手だったように思う。
現在はプロフィギュアスケータ―として活動している彼女自身が、コンサートでは司会として登場。スクリーンにはスポーツカメラマン能登直氏撮影の思い出の写真が映し出され、現役時代に使用した名曲の数々をオーケストラが演奏するのだが、現役当時に試合で滑った2分40秒のショートプログラム、4分のフリーの箇所の音楽をまず演奏で振り返って頂き、その後全体の曲を演奏するという、2度美味しい演出となっている!
(c)Sunao Noto
曲目が発表されているが、これが凄い。不調に悩む2007年のシーズンにショートプログラムで滑ったリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」や、フリーで滑ったビゼー「カルメン」に加え、先ほども触れた彼女にとって特別な曲、グリーグのピアノ協奏曲や、ストラヴィンスキーの「火の鳥」まで、迫力のオーケストラサウンドで聴けるラッキーと言ったら…。
その時、安藤美姫は何を語るのだろうか。
ステージには彼女が現役時代に着用した衣装の数々も展示される予定だそうだ。
指揮は、若手指揮者のオリンピックのような大会、ブザンソン国際コンクールで優勝した垣内悠希が務める。
指揮者の垣内悠希 (c)Jean Philippe Raibaud.jpg
グリーグのピアノ協奏曲のソリストは、2009年に12歳でデビューした中国の天才ピアニスト・牛牛(ニュウニュウ)が成年となり、更なる深い音楽性を身に付けて務める。
ニューイングランド音楽院を経て、ジュリアード音楽院を出た牛牛は、TVアニメ「ピアノの森」で中国出身のピアニスト、パン・ウェイの演奏を担当し、日本全国リサイタルツアーを敢行し、大成功を収めた。
牛牛(ニュウ・ニュウ) (c)Christ Lee
二人とも音楽の世界選手権を勝ったような輝かしいキャリアを誇り、彼女の思い出の曲を演奏するに相応しい!
安藤美姫からメッセージが届いている。
「私の想い出がたくさん詰まった曲を、日本センチュリー交響楽団の生演奏で皆さまに聴いていただきます。現役時代から撮っていただいている写真家・能登直さんの写真もスクリーンに投影されるということですので、すごく贅沢なコンサートになりそうで、私もワクワクしています。皆さんと当日お会いできるのを楽しみにしています!」
皆様のお越しをお待ちしています! (c)Sunao Noto
安藤美姫にとっても初の試みとなるコラボレーションコンサート。
チケットはまだ余裕があるようなので、覗いてみてはいかがか。
ライブで聴く「火の鳥」や「シェエラザード」といった煌びやかなオーケストラサウンドは、貴方に新たな発見をもたらしてくれるはずだ。
日本センチュリー交響楽団 (c)s.yamamoto

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