内田雄馬

内田雄馬

【内田雄馬 インタビュー】
限界を超えて
挑戦し続ける姿を見せていく

自身が花園百春役で出演するアニメ『あひるの空』のEDテーマと、バスケをテーマにしたカップリング曲を収録し、新たなテイストのロックやラップなどの挑戦が詰まった5thシングル「Over」。チャレンジ精神に満ちあふれた内田雄馬の2020年を象徴する一枚となっている。

一緒に努力したいと
思ってくれる人の力になりたい

「Over」がEDテーマとなっているTVアニメ『あひるの空』はバスケ部の物語で、アニメの展開的にはチーム感が増してきているところでもあるのですが、それに即して歌詞からも“ひとりじゃないんだ”というのが伝わってきますね。

『あひるの空』のバスケ部のみんなは根幹に同じものを持っていて、それはバスケが好きだという気持ちなんですね。でも、頑張り方が、みんなで手をつなぐものというよりは、それぞれが自分のやるべきことに向かって突き進み、“お前はどうするんだ?”と投げ掛けるようなものなんです。それが『あひるの空』らしいというか。

聴いてくれる人もこの曲を聴いて何かを感じて、自分も頑張ろうと思ってくれたら嬉しいですね。

そうですね。僕自身もこの曲ではたくさんのチャレンジをしました。もともと僕の音楽活動のテーマが“チャレンジし続ける”というものなので、挑戦している自分の姿を見せることで、それが誰かの挑戦する時の力になってほしいと思っています。とはいえ、僕が挑戦し続けるための力はみなさんからもらっているものなので、お互いの頑張りが良いかたちで循環して、ともにいいチャレンジを続けていけたらと思っています。

努力したり頑張ったりする姿を見せるのは、カッコ悪いと言う人もいますが。

僕もそういう時期がありました。でも、この仕事を始めてから未経験だったダンスを練習して、やらせてもらっているから、そうやって自分が努力をすることで“あの人が努力しているから私も頑張ろう”って…少なくともひとりで努力しているのではなくて、一緒に努力しているんだと思ってくれたら嬉しいですね。努力をしないのもその人の選択だけど、僕は一緒に努力したいと思ってくれる人の力になりたいです。

「Over」はロックサウンドで、歌も爽快だし、それこそみんなを引っ張って行ってくれそうな雰囲気のある曲だなと。

もともとR&Bを好んで聴いていた僕がロックに初挑戦したのが1stシングルの「NEW WORLD」(2018年5月発表)だったんです。今回5枚目という区切りで、またロックで、それも「NEW WORLD」と同じSHOWさんとMitsu. Jさんに作っていただけたので、気持ち的にも原点に戻ることができました。ただ、今回の「Over」はEDMとロックのサウンドコラージュだった「NEW WORLD」とは違って、ゴリゴリのバンドサウンドなんです。演奏も己の感じるものを全て出し切るようなイメージで、いろいろなところでいろいろな楽器が暴れているけど、全員が真っ直ぐ同じ方向にぶち抜けているからこそバランスの良いかたちになる…まさしく『あひるの空』の九頭龍高校みたいですね。インストバージョンを聴くだけでもすごくカッコ良いし、ぜひカラオケで歌ってほしいですね。ただ、レコーディングはかなり苦労しました。

どういうところで苦労しました?

キーが高くて、息継ぎをする場所があまりないんです。ギリギリ出るかどうかの高い音程でしたが、“Over”というタイトルの通りに限界を超えたいという想いで挑戦しました。それでもすごく大変で、収録後はヘロヘロになりました(笑)。

サビの頭のニュアンスは、がむしゃら感があっていいですね。

今回はロックなので、音を前にぶつけるようなイメージで歌いました。だから、今までの僕の歌の表現とは違ったものになっています。「Speechless」(2019年5月発表の3rdシングル)の時もロックでしたけど、それも広い空間を意識していて難しかったのですが、「Over」ではそれを前に放つような感じでしたね。そういう表現はやったことがなかったので、それもチャレンジになりました。

ちなみに『あひるの空』で内田さんが演じている花園百春は金髪のリーゼントというキャラクターですが、自分と通じるものを感じることはありますか?

オーディションを受けた時、リーゼントではないけど、ちょうど髪をブリーチして色を明るくしていたんです。僕らは声だけで演じるので見た目は関係ないんですが、気持ちの問題というか、そういうのはあると思っています。そのキャラクターを意識することで、少しでも近付けるんじゃないかって。百春はよくスカジャンを着ていて、自分では気付かなかったんですけど、現場で“毎回スカジャンを着てるね”って言われたことがあって。もともとスカジャンは好きですけど、無意識で選んで着ていたのかもしれないです。
内田雄馬
内田雄馬
シングル「Over」【期間限定盤(DVD付)】
シングル「Over」【通常盤】

OKMusic編集部

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