セカイイチ&とけた電球 in インディ
ーの聖地下北沢!

LIVE BEATER!! 3rd match、ファイッ!

1月28日(火)、下北沢のmona recordsで「ローチケpresents LIVE BEATER!! 3rd match」が開催されました。2nd matchから少し間が空いて、文字通り今回が3回目のLIVE BEATER!!です。3回目にして早くも指折り数えるぐらい、個人的な楽しみになってしまいました。ライブハウスはやはり素晴らしい場所ですよ。距離感も雰囲気も、この体験はここにしかない。VRやARが襲来してきても、5G時代が到来しようとも、ライブハウスは残ると思います。根拠はないです。残ってくれ。

このライブイベント、初回は渋谷のLa.mama、2回目は同じく渋谷のeggmanで開催されたのですが、いずれの回もよく覚えてます。よかったら、そちらの記事も読んでみてください。
今回はセカイイチとけた電球の2組に加え、shannonsがオープニング・アクトとして登場。世代を超えて、ひとつの物語を作るような趣がありました。フェスのタイムテーブルを眺めていると、「あ、多分こことここは繋がってるんだろうな」とか、運営の意図を勘繰る瞬間がありませんか? オーガナイザーの価値観やパッションがブッキングに現れる時、なんだかとても嬉しくなるのです。今回はそんなライブだったのでは。ライブだけでなく、待ちのBGMにもそれは言えます。Fujii Kazeの「何なんw」、hyukohの「Comes And Goes」に加えて、これまでLIVE BEATER!!に出演したバンドの曲を絡めてくる。カーネーションの「夜の煙突」や、初恋モーテルの「ビスケットアイス」がスピーカーから聴こえてきて、勝手にストーリーを感じてしまうのでした。

ライブ以外にもいくらでも書くことはあるのですが、このままだとレポートにたどり着く前に読者に見限られそうなので、そろそろ本題に入ります。今回のオープニング・アクトは、元ウルトラタワーの大濱健悟を中心に結成されたshannons。

shannonsが鳴らす黄金時代のインディー
・ロック

「黄金時代がいつか?」なんて、どの時代に青春を送ったかによって大きく変動する話でしょうが、20代中盤~30代前半の下北沢インディー全盛期を知る我々にとっては、やはり2000年代は特別であります。BUMP OF CHICKENといえば『jupiter』か『ユグドラシル』か、はたまた『orbital period』か。shannonsが鳴らすのは、この時のBUMPのバイブスに近いものがあります。もっと言えば、ウルトラタワーの頃からそれはあったのですが、shannonsではより顕著。1曲目の『深海』からして刺さりまくる。さすがにBUMPがリファレンスにあるとグッときてしまう……。実際『ガラスのブルース』をカバーしているので、本人たちもルーツに自覚的なのだと思います。
念のため申し上げておきたいのですが、当然ながら今のBUMPもカッコイイですよ。ただ、ここが下北沢、更にはバンドの下敷きにあるのがシモキタ黄金期のBUMPとあっては、言及しないわけにはいかんのです。ライブを通してルーツが透けて見えるアーティストは強いです。特に、すべての情報がほとんどフラットに並んでしまった現在においては。オープニング・アクトとあって彼らのライブはショートタイム構成でしたが、そういう強さは十分に見せられたのではないでしょうか。

shannons 公式サイト

2013年の閃光ライオットから8000倍は凄
くなってた、とけた電球

前回のLIVE BEATER!!におけるヨイズの再会しかり、音楽界隈でしぶとくやっていると巡り巡って“また会いましたね”的な素敵モーメントに出くわします。とけた電球はまさにそのパターン。2013年の閃光ライオットを覚えていますか? ファイナリストには緑黄色社会やthe quite room、WOMCADOLEIvy to Fraudulent Game……。今振り返ると錚々たるメンツですが、この中にとけた電球もいたわけです。激戦を勝ち抜いてファイナリストになったわけですから、もちろん当時から図抜けた才能があったわけです。とけた電球はその原石をダイヤモンドにしてしまいました。「Welcome」や「ロードムービー」のようなアップテンポなダンスナンバーに加えて、「覚えてないや」のようなミドルテンポもお手の物。6年半もあれば色々やれることはあるでしょうけども、それにしても成長スピードが加速度的過ぎやしませんかね…。
3月4日に2nd EP『WONDER by WONDER』がリリースされることが知らされて、最後の2曲はここから演奏されました。この文章を書いている途中、同EPのリードトラック「トライアングル」がラジオから聴こえてきましたが、この日披露された「DRAMA」や「恋の美学」も素晴らしい内容です。めちゃ踊れる。2013年に日比谷野外音楽堂で観たティーンエイジャーたちは、予想をはるかに超える才能でした。こういう発見と再会がある時のライブは世界一楽しい。

とけた電球 公式サイト
とけた電球 チケット情報
ということで、はい、次はいよいよセカイイチが登場します。

セカイイチ&とけた電球 in インディーの聖地下北沢!はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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