「映画ドラえもん のび太の新恐竜」で、10年ぶり3度目となるアニメ映画出演

「映画ドラえもん のび太の新恐竜」で、10年ぶり3度目となるアニメ映画出演

木村拓哉、公開アフレコ初挑戦 ドラ
えもんのライブ突撃計画に「チケット
用意します」

「映画ドラえもん のび太の新恐竜」で、10年ぶり3度目となるアニメ映画出演 俳優の木村拓哉が2月3日、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」の公開アフレコを都内で行った。白亜紀という時代に存在するはずのない“猿”の姿をした謎の男・ジルを演じた木村は、公開アフレコに初挑戦。ジャイアン&スネ夫と会話を交わす場面など2シーンのアフレコを終え、「背中を向けると思っていたんですが、まさかの(報道陣の)皆さんを目の前にした形だったので、ちょっと恥ずかしかったですね(笑)。裏側を直に見られて、緊張しました」と感想を語った。
 「ドラえもん」連載開始から50年、「映画ドラえもん」40作目を迎えるメモリアルイヤーに放たれる本作は、シリーズ最高興行収入53億7000万円を記録した第38作「のび太の宝島」の監督・今井一暁、脚本・川村元気が再タッグを組んだ。第1作「のび太の恐竜」とは異なるオリジナルストーリーを紡ぎ、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会ったことから始まる大冒険を描く。木村は2004年に「ハウルの動く城」のハウル役で声優デビューを果たし、「REDLINE」(10)以来、10年ぶり3度目となるアニメ映画出演を果たした。
 木村は、「ドラえもんの世界で『恐竜』というワードは以前にも何作か存在しているんですが、『新恐竜』というタイトルがストーリーやメッセージを表現していて『なるほど』と納得しました。『相変わらずしっかり感動させてくれるんだな』と思いましたね」と語る。演じた役に関しては、「ジルは白亜紀の恐竜の研究者。自分も幼少期は、頭の中に入るだけ恐竜の名前を覚えていたので、ほんのちょっとだけ自分と重なる部分もありました」と共通点を見出したという。様々なアプローチで役づくりに取り組む中で、今井監督からは「初めてジルを見た人が『この人は絶対悪い人なんだ』と思えるように、もっと悪い印象を与えられるように演じてほしい」という演出があったと明かした。
 続いて、木村に質問したいことがあるというドラえもんが登壇。会話は初めてだという木村は、「ドラえもんのテンションに不安になるところがある(笑)。ちゃんと空気読めよ(笑)?」と、どこか不安げな面持ちを浮かべる。ドラえもんから「もし僕と1日一緒に過ごすとしたら、何がしたいですか?」と無邪気な質問が飛ぶと、「どこでもドアで、いろんなところに一緒に行ってみたいかな」とニッコリ。対するドラえもんは「僕は木村さんのライブの会場に、全て行きたいです!」と前のめりで、木村は「すごいな! どこでもドアだったら、チケットいらないもんね(笑)」とタジタジの様子だったが、最後は「ドラえもんにはちゃんとチケット用意しますよ」と優しく声をかけていた。
 「映画ドラえもん のび太の新恐竜」は、3月6日から全国東宝系で公開。

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